たくさんの著作がある赤江 瀑氏ですが、いちばん最初の本となると……おそらくこの本が最初だと思います。
『詩世紀詩集1955年版』 限定300部 あかね書房刊 右はジャケット
その奥付。
定価350円とあります。本名:長谷川敬(はせがわ・たかし)名で発表した詩3編が収録されています。
この本には「特製版」があり、その奥付には「定価 350円」の脇に「特製版 定価 700円」と並記されています。限定部数については、どちらも上部に300部とあるだけです。
限定版も特製版も300部ずつ作られたのか(そんなにたくさん作るわけはないとは思います)、限定300部のうち、わずかな部数、特製版が作られたのか(ふつうに考えたら、そうでしょう)……古書店で入手した特製版の写真をアップなさっている方にお尋ねしたら、店主は「特製版には函があったようだ」と言っていたと。
赤江瀑氏は「詩世紀」の同人だったので、同人誌にも詩が掲載されていますが、その全容は明らかになっていません。数日前から探しているのですが、手元に数冊あるはずの、その旧号が見つかりません…(^_^;)
ご存知の方は、ぜひご教示ください。
2014年4月 追記しました。→ こちら
こちらで紹介されておりますコレクションの数々、いつも
楽しく拝見させていただいております。
長谷川敬(赤江瀑)についてひとつ質問させていただきます。
長谷川敬「骨の順序」
という詩は『詩世紀』のなかに収められておりますでしょうか?
ご存じの範囲で構いませんので回答いただけたらと思います。
コメントをいただくことがほとんどないものですから、気づかずに失礼しました。
本書に収録の長谷川敬作品は以下の3篇です。
・悪魔執着
・日ざかりのうえをしたを
・古典のうづ