「女性解放区」と、「神様は、いじわる」
今回の本は、くらたまちゃんと彩さんの協力がなければできなかったのだけど、二人が優しいから実現して。特に彩さんが、本当に優しく企画を受けてくれて、協力してくれて。彩さんには、私じつはだいぶ前から病気のこといっていたの。それも含めて彩さん応援してくれて。私のへっぽこライブにもきてくれて。だから゛どれだけ感謝したらいいか、言葉ではかたりきれない
それからcdの発売に併せて自伝も出そうということになつて、文藝春秋の細井さんに昔からそれは書こうといわれていたのだけど、何度かいてもうまくいかなくて、ほかの編集さんにも相談してもうまくいかなくて。中々、本になれなかった本なの。もう10年近く、多分千枚以上、原稿をかいて没ばつかりで。
それで結局今回やっぱり細井さんのところに戻って、発売日決めてからかきはじめました。10日しかなかつたけど、もう夢中で300枚以上描きました。こんな働きかた、もう出来ないと思う
この本は、病気にならなかったら書けなかったと、改めて思います。ふしぎだけど、急いでかいたのに、昔より全然いい原稿になっていると。細井さんからオッケーもらつて。締め切りが決まっていなくても、これならだしましたよつて。この歌もだけど、この本も私の命なの。
私の小さいころから、父がお酒を飲んでは母を撲るということが、私の家庭では日常で、そういう中で私は書き手になりたいなとおもったのだけど。
それが中々かけなかったのです。やっぱりね自分の中の一番つらかったことだから。それが、今回、もう、かける時間自体が長くないかもと思ったことで、ようやく書き出すことができました。悲しみもだけど、病気で体に限界感じたことが、私の何かを変えてくれたみたい。いつてみれば感謝を学んだってことかな。もううらんでいてもシカタないやって。すごく内面がかわれたから、かけたんだと思う。そのくらい、この本は私にとって特別な本のなの。どうぞ、みなさん、読んでくださいね。