静かな一日

写真、亀石利光
いろんな出版物が出揃って、嵐のようだったスケジュールが゛おちついて、今日はちょっと静かな一日でした。銀行にいって、前に引越ししたときにお父さんに借りたお金をちょうど返せるくらいの印税がふりこまれたので、送金して。
いくつかのたまったメールやださなくてはならない郵便物を片付けて。
自分の描いた本読み返したりしちゃいました(笑)
やっとかけたなあって、ちょっと感慨深く。川島なお美さんも『よんだよ、未明ちゃんの魂。よかったよ」ってメールくれて。嬉しかった。そうそう、なぞの虚業家、康芳夫さんが新刊を送ってくれました。なつかしかった。不思議なおじ様なんですよ。またあいたいなあ。ちょうど10年前、細井サンと初めてあった評論家さんの出版パーティーで康さんとも始めてあったんだ。なんかいろんなことが一回りしたかんじです。
本当に一回区切りができたなあって思って。そしたらこの次はどこにいこうかつて、そんなことを考えました。またテンションためて、次のステージに表現をたかめなくちゃって。写真もまた、新しい未明を亀石さんや本田さんにとってもらいたいなあ。マネージャーに相談しなくっちゃ。ジャズのcdもまたつくるので、その曲もきめないとね。なんだか沢山はじめなきゃいけないことがあるのです。
やっと私のこと評価してくれる仲間が集まってきてくれたんだから、真面目に、やりたかった表現つなげなくちゃって。
雨の静かな部屋のなかで、静かに闘志溜めてました。今抱えてる漫画のネームや取材も。真面目にしっかりやりたいなあって。担当編集者がとっても真面目に『取材しましょう!!」って言ってくれるの。昼間は紫野ちゃんとあっちゃんが来てくれてたんだけど、次の仕事がまだ決まってないから『少ししばらく仕事空いちゃうね』っていったのだけど、『どこにもいきませんから、いいネーム作って、納得いく漫画やらなきゃ駄目ですよ』つて言ってくれて。すごい幸せなことだなあ、とおもうの。こんな素敵なアシスタントちゃんがいてくれて。絶対手放したくない私のアシスタントちゃん。お給料はらえてないからあっちゃんかくらせなくなつたらせ、ウチに引っ越してきてもらうんだ。そのくらい大切な私のアシスタントちゃん。何とか早く仕事をものにしなくちゃね。
一度わりとメディアでめぐまれたこととかみんな忘れて、ゼロになつてやり直すときなのかなあって、今日なんとなく思いました。今日は手が割りといたくて赤く、かゆかったりもしていたので薬和沢山ぬりました。この手が謂うこと利いてくれるあいだに、しっかり作品かかないとね!!
おうちにあるいろんなものも、もう少し捨てて身奇麗にして、いちから出直すときは収入もへるから、さらにシンプルライフにして漫画の準備期間に備えないとなって。部屋を見回しながら思って。ものがなくなれば、部屋も散らかりようがないし。
でも昔はほしいものだらけで、いくらお金かせいでもかせい゛てもたりなくて、いつも着物やさんや洋服やサンに借金ばかりだつたのだけど、最近はそういうのも少しおちついてきました。それよりも作品作りにおかねかけたいなつて。フルカラーのコピーマシンも新調したのですよ。最初にコピーをかった24歳のときは清水の舞台を飛び降りる気分だつたなあ。今回は仕事減ってるのにそうでもなくて、コピーマシンも三代目です。しかもフルカラーだし。準備期間にはいったとはいえ、バージョンあっぷはしているはず。相談に乗ってくれる編集さんもいるしね!!
三月にはもしかしたらパリに行くかもしれないし。今までと違ったみめいを、みんな楽しみにしていてね!!゛手もゆっくりゆっくり、歩は亀のようにのろまだとおもいます。ものづくりは、どうしても時間がかかるのです
