親のこと
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000562-san-hlth
私だけでなく、たくさんの方が親との関係で悩んでいると告白されていると知り 楽になりました。
子供が親を、特に母親を非難するような発言をすることは憚られるようなところがありますが、愛情が絡んでいるからこそ深刻な呪縛になり、母親も子も苦しんで互いの人生を呪縛しあいます。
愛情から発していることなのにそれがいきすぎて人生を歪めてしまうのはもったいないこと。
タブーにせず話せる時代になったのは良いことだと思います。
私も悩んだ末に「まさか発達障害だったなんて」を出版しましたが、真剣な思いをご理解いただき、お陰さまで6刷りです。
ぜひとも、もっと多くのかたに読んでいただきたいです。
私はこの本を出した頃はまだ親への思いが整理されておらず、実家のことを思い出すだけで吐いてしまうくらいでした。
今はだいぶん楽になり、「私も辛かったけど母親も辛かったんだろうな」 と思います。
親子でも愛が伝わらなかったり、愛せないこともあります。
親子だからわかるばず、愛があって当然、と自分を呪縛せず、互いに独立した人間としての人生と価値観、喜びを手に入れるべきだと思います。
私の家庭の場合は、医師が両親と面談や検査をしていないので断言はできませんが、親も発達障害を抱えている可能性があります。
その場合、早く発見され家族が自覚したら、関係を改善したり子供にあった教育や職業ガイダンスもできます。
目を背けず、感情や思い込みに縛られず、解決の糸口を探してください。
でもこじれるのはやはり血を分けた家族だから。血は水より濃く、家族の縁は深いとつくづく思います。
私も50年間悩んだ末、主人との幸せな結婚に救われました。
家族が仲良く過ごせるにこしたことはありません。