聖パオロ大聖堂で歌わせていただきました!

広さに圧倒され、自分の声が響かないもどかしさは正直ありましたが、とりあえずマイクなく、最後まで歌いきれましたし、衣装はとにかく誉めていただき、たくさんの観客のかたに写真を求めていただき、バチカンの大使ご夫妻にもごあいさつできたので、十分幸せです。
更に念願の枢機卿とのインタビューもかないました。インタビューや撮影は最初「枢機卿に許可いただいても、バチカンの広報の正式な許可がないと撮影できませんよ❗」と、ガードマンさんに差し止められ、実は大騒ぎ。前夜からインターネットで、取材申請もしましたが、うまくログインできなくて、書面の発行がされていなかったのです。もう夕方六時を過ぎていたのでオフィスはしまっているだろうと半分諦めながら相談しましたら、現地コーディネーターの中川裕子さんが、40年近いキャリアと人脈で、直接教皇庁に許可申請してくださり、神業のように一時間で書面を出していただきました。それでこのコンサートとインタビューの撮影が叶ったんです。中川さん、本当にありがとうございます。頑張って撮影や集音セッティングをしてくれた、Sylvain Guitz さん、Pierre Dachery さんもありがとう!また、広島でわたしを介助してくれたBrunoさん、Norisさんにも再開できてよかった‼️
今朝メールボックスをみたら、わたしが正式なバチカンのジャーナリストの一人として登録された許可証もとどき、枢機卿からも「お疲れさま。望むなら洗礼を喜んでしますよ」と、愛あるメールがとどいていて、本当に泣いていましました。
こんな経験をさせてくれた榛葉昌寛先生、ありがとうございます。今回は目が見えないなか真剣に声楽を学んでいる、佐藤ひらりさんのAmazing Grace が特に心に響きました。わたしもでしたが、障害を抱えたぶん、神様は褒美をくださるんだなと。そのあとに続くベートーベンの第九がまた素晴らしく、クライマックスでは鳥肌が立ちました。
歌はまだまだですが、平和への祈り、震災被害者への慰霊、拉致問題の解決や、このうたのタイトル「はな」へのインスピレーションをくれた千葉はなさんのこと、何人かの闘病中の友人のことを思いながら、精一杯いのりました。それができただけで十分幸せです。ありがとう。
最後に
着付けをして、絵まで運んでくれた高山佐千子さん、作曲・遠藤征志さん、オーケストラ編曲・三枝成彰先生に、心から御礼もうしあげます












