ウチの伊万里は五寸サイズまでの小皿が圧倒的多数を占めますが、これは経済的な理由が大きいと言わざるを得ませんが
世の中には小皿や豆皿の専門コレクターも居るようですし、小皿・豆皿を中心に扱う有名業者さんもあります。
という訳で、ウチにある小皿・豆皿の図録を紹介したいと思います。
一冊目は2002年に刊行された「小皿・豆皿・小鉢 1000」です。
監修しているのは、鑑定団でもお馴染みの中島由美さんで、文様の種類ごとに整理されており、なかなか良い図録です
1000も掲載されている割にはウチにある品は2つしか掲載されておらず
鍋島の竹笹文皿
そして、帆立貝形皿だけでした
この他では、別冊太陽にも「小皿豆皿1000」という図録があり、こちらは1995年の刊行です
伊万里以外の品も掲載されていますが、こちらは大橋康二氏が「小皿に見る伊万里の変遷」というコラムを書いており
これがとても参考になります。
柴コレの図録もそうですが、こういった多数の古伊万里が掲載された図録を見ると、古伊万里蒐集という道の果てしなさを実感します。