Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

新着古伊万里(宝花唐草文分銅形皿)

2024-12-25 20:29:10 | 古伊万里
久々に古伊万里を購入しました
「宝花唐草文分銅形皿」
柴コレⅥ-337と同手の品で、横16cm程の寛文期によく見られる分銅形のお皿です
この品の現物を初めて見たのは20年近く前の骨董ジャンボリーで、京都の業者さんが五客揃いで売っておられました
当時は手の出るような値段ではなかったので、「いつか欲しいものだ」と思い続け20年が経ちました。

花唐草はこの時代らしく墨弾きで描かれています

伊万里では良く見られる宝尽くし文ですね

落款はなく、側面には染付の帯の中に梵字のようなものが描かれています
昔から比較的上手の品として値段が高かったように記憶していますが
今回の購入価格は送料を入れても渋沢栄一さん2枚にオツリがくるというものでした。
昔はこの手の品が五万円以下で買えることはなかったことを思うと、とりあえず素直に喜びたいと思います。