古伊万里に興味を持ってから20数年、いつのまにか収集するようになって20年ほどが経ちました
田舎の貧乏サラリーマンが買える古伊万里は知れたもので、傷物や半端なな品が多いのは現実です。
これらの古伊万里は先月で終了したHP、さらには年内終了予定のブログでも紹介しており
今更何を、という状況ですが、自分の古伊万里の歴史を振り返る意味で、あえてこの新ブログでも再度掲載しようと思います。
第一回目に選んだのは、江戸中期の染付七寸皿でHPでは「花の図七寸皿」として紹介していました。
濃い発色の染付が印象的な恐らくは元禄あたりの品ですが、この品は全面甘手で、ま~傷物と言えます
しかし、甘手であるが故にこのような味のある深い発色になったことも確かで、そういった意味では
完品とは違った魅力があるというのは、極めて好意的な見方でありましょうか。
裏は特に特徴はありませんが、一般的な中期古伊万里よりは薄い成形となっており、意外に延宝に近い時代の品という
可能性もあるんでありましょうか。
田舎の貧乏サラリーマンが買える古伊万里は知れたもので、傷物や半端なな品が多いのは現実です。
これらの古伊万里は先月で終了したHP、さらには年内終了予定のブログでも紹介しており
今更何を、という状況ですが、自分の古伊万里の歴史を振り返る意味で、あえてこの新ブログでも再度掲載しようと思います。
第一回目に選んだのは、江戸中期の染付七寸皿でHPでは「花の図七寸皿」として紹介していました。
濃い発色の染付が印象的な恐らくは元禄あたりの品ですが、この品は全面甘手で、ま~傷物と言えます
しかし、甘手であるが故にこのような味のある深い発色になったことも確かで、そういった意味では
完品とは違った魅力があるというのは、極めて好意的な見方でありましょうか。
裏は特に特徴はありませんが、一般的な中期古伊万里よりは薄い成形となっており、意外に延宝に近い時代の品という
可能性もあるんでありましょうか。
魅力的ですね(^-^;
私は、甘手は疵物ではないと思っているんです。
疵物なら、商品としては出さないんではないかと思っているんです。
伊万里でも、わざわざ、「ヒビ焼」というようなものも作っているくらいですものね。
私も、HPを止めましたので、これからは、既にHPで紹介済みの古伊万里も、おいおいと、紹介の形を変えて、再度紹介しようと思っています。
かなり微妙なグラデーションで技を
感じる品ですね。
丸の輪のデザインと花の配置が絶妙で
この時代ならではですね。
参考になりました。
全くもって出がらし状態なんですが、画像も新しいものにしてみると、何か新たな発見がありそうで、始めてみた次第です。
甘手は傷物ではないと書いている専門書もありますが、特殊な品以外は安く買えるのは魅力なんですよね~。
この品の場合、甘手であったことがグラデーションをより強調する結果になったのかも知れません。
この発色は魅力的だとワタシは感じます。
伊万里に縁遠い私など、疵物ばかりが集まってます。参考にするための参考品(笑)。大体、小疵一つで、半分~10分の1になる価格設定がおかしいのでは。
甘手についてですが、染付の発色が良くなるのは焼成温度の関係でしょうか。
伊万里の場合、評価の高い品ほど、完品との値段の落差が大きいように感じますが、ウチにはブチ割れをくっつけた品もありますが
昔はそれでももっともらしい値段がしておりました。
染付の発色の件ですが、ワタシも詳しくはありませんが、甘手の品は概ね濃い目の発色をしていますので
やはり焼成温度が低いといった要素が関係しているんでしょうか。