今日の酒田は朝から小雨模様で、11時過ぎに晴れ間を見てお墓の掃除に出かけました
子供のころからもう50年以上、お盆には毎年墓掃除に行っているんですが、今年は珍しくクロアゲハがウチのお墓の周りを飛んでいました。
国有林(万里の松原の一部)にある墓地ですので、クロアゲハが飛んでいても当たり前なんですが
ワタシが墓掃除している時にクロアゲハ飛んできたのは初めてです。
しかも、このクロアゲハはウチのお墓の前に止まり、近づいても逃げませんでした
さらに一度飛び立っても、すぐにウチのお墓の方へ舞い戻り、しばらくお墓の周りをひらひらと飛んでいました。
しばらくすると、このクロアゲハはどこかへ飛び去ってしまいましたが、単なる偶然といえばそれまでですが、何か感じるものがあるのも事実です。
ちなみこのクロアゲハは後翅の上の方に黄白色の部分がありましたので、オスだったようです。
どうも今年はワタシにとってクロアゲハの当たり年のようで、永泉寺へ行った時も見かけましたし
先日「熊野神社の大スギ」を見に行った時も、近くへ飛んできました。
クロアゲハ自体は珍しい訳ではありませんので、偶然なのは確かですが、個人的にはちょっと不思議だったりします。
ちなみにウチにはクロアゲハの標本がないので、かわりに「タカネクジャクアゲハ」の画像を貼ってみました。
酒田の人さんに親近感をもっているのかもしれません(^.^)
そこらで見かけるのが普通ですよね~
とは言え、なんでこのタイミングのこの場所で飛んでいるか
このあたりは何もないのかも知れませんが、妙に思い込みのある部分です。
酒田あたりでは昔はアオスジアゲハは少なかったんですが
酒田大火以降、タブの木がさかんに植えられたことで増えたようです。
ただ、私には、雄なのか雌なのかは分かりませんが。
昔から、蝶には霊的なものが絡んで言われますよね。
今年は、酒田の人さんのお母様が亡くなりましたので、ついつい、それと関連付けて考えてしまいますよね。
きっと、お母様が守りに来てくれているのでしょう(^-^*)
そういった意味では、考えすぎや思い込みというのが現実だと思います。
クロアゲハの場合はメスの方がオスよりも大型ですが
自然の中で雌雄を同時に見ることはまずないんで
後翅上部の黄白色で見分けるか、翅を閉じた状態であれば
後翅の外側に赤い文様が目立つのがメスという感じでしょうか。