前回このカテゴリーでコロナに打ち勝つべく、染付の龍文皿を取り上げましたが
なんとブログに掲載した途端に山形県内でコロナウィルスの感染者が続発、今日現在で13人を数えてしまいました。
なんとか状況を打破するべく、今回は色絵の龍文皿を出してきました。
「柿右衛門様式龍に宝珠五寸皿」です
元禄あたりの柿右衛門様式の小皿ですが、赤と青、そして緑の色絵と金彩が使われ、中央部の圏線は染付です
赤が多用された柿右衛門様式としては珍しいタイプの品ですが、筆致の細かさはさすがに盛期の柿右衛門といえるものがあります
↓が龍文の拡大です。
五寸皿ですので、少ないスペースにこれだけ細かく絵付けするのは大変な技術が必要なのは確かですね(ワタシには絶対ムリ)
見込み中央にはお馴染みの鳳凰文が絵付けされており、宝珠に龍、そして鳳凰が揃い踏みしています
極めて薄く成型されており、上り発色とも申し分ない出来栄えの品で、お約束通りの裏白です
同じ文様の品でも七寸サイズになるとワタシには絶対に手の出ない値段になりますので、このあたりが限界といえます
さて、コロナウィルスの感染拡大に力を発揮してくれるでしょうか・・・
なんとブログに掲載した途端に山形県内でコロナウィルスの感染者が続発、今日現在で13人を数えてしまいました。
なんとか状況を打破するべく、今回は色絵の龍文皿を出してきました。
「柿右衛門様式龍に宝珠五寸皿」です
元禄あたりの柿右衛門様式の小皿ですが、赤と青、そして緑の色絵と金彩が使われ、中央部の圏線は染付です
赤が多用された柿右衛門様式としては珍しいタイプの品ですが、筆致の細かさはさすがに盛期の柿右衛門といえるものがあります
↓が龍文の拡大です。
五寸皿ですので、少ないスペースにこれだけ細かく絵付けするのは大変な技術が必要なのは確かですね(ワタシには絶対ムリ)
見込み中央にはお馴染みの鳳凰文が絵付けされており、宝珠に龍、そして鳳凰が揃い踏みしています
極めて薄く成型されており、上り発色とも申し分ない出来栄えの品で、お約束通りの裏白です
同じ文様の品でも七寸サイズになるとワタシには絶対に手の出ない値段になりますので、このあたりが限界といえます
さて、コロナウィルスの感染拡大に力を発揮してくれるでしょうか・・・
中央は、やはり赤絵の鳳凰ですね。
どちらも、麒麟と同じく、中国の空想の動物。世の中に幸せをもたらしてくれるといわれています。
特に、鳳凰と龍は、陰陽で最強の組み合わせ、必ずやコロナを退治してくれるでしょう。
元禄期の典型的な柿右衛門様式の皿ですね。
「柿右衛門の針描き」と言われる、繊細な絵付けがよく出ていますね。
こんな繊細緻密な宝珠、龍、鳳凰にバリアを張られたら、コロナウィルスも入り込めないことでしょう(^^;
やはり元禄という、ある意味派手な時代の空気が取り入れられているんでしょうか。
>鳳凰と龍は、陰陽で最強の組み合わせ
それは知りませんでした、とても勉強になります
酒田では未だ感染者は出ていませんが、何せ隣の鶴岡市で2名出ているので、かなり厳しい状況になりつつあります。
やはり技術力の高さを再認識しました。
やはり柿右衛門は別格なんですね
龍、宝珠、鳳凰を丸い画面にうまく配置していますし、中央部の二重圏線が全体を引き締めているようにも感じます。
コロナウィルスですが、山形県の主な感染源は、神奈川から免許合宿にきた女性、法事のために東京から帰省した男性
さらにはクラスターが発生した仙台のパブへ行った男性といった感じです。
今日の段階で19人ということで、かなりヤバい状況になってきました。