我・愛・ 泉州 信太の森 【信太山丘陵】

~恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉~
★★森羅万象・自然・人生 ★ 凡人の散歩絵日記★★

立冬!・・・中国船密漁

2014-11-07 07:22:02 | 日記
※写真:柿の木も一気に紅葉です。  
・・・本日7日は立冬です。暦の上では早くも冬に入りましたね~!”
淀川Mから5日ぶりに朝ランに出ました。ちょっと寝坊で5時半出発
です。立冬!の割には今日は生暖かい感じでした。約5キロ程ですが
流れる汗は十分、すっきりと爽快な気分で一日が始まります。今朝
は曇り空ですが丘陵の木々の紅葉が進んで来ましたね。もう少しで
黄色や真っ赤な紅葉が見れるでしょう。・・・真っ赤!といえば今
問題になっている珊瑚!ですね~。中国船の密漁!難儀な事です。
台風で助けるか助けないか?てな論争もありましたが私的には論外
ですね~・・・。今朝の日経コラムにも出てました。転記します。


日経・春秋
宝石商の仲間うちでは、淡いピンク色の品を「ぼけ」と呼ぶそうだ。
宝石のサンゴには純白から深紅まで無数の色彩がある。なかでも少
し透き通ったピンクは、欧州で「天使の肌」にも例えられて珍重さ
れる。それなのに「ぼけ」などと、奇妙な名前がついてしまった。
▼極東のはずれの島国で極上のサンゴが採れるという噂を聞きつけ
て、イタリアの商人が大挙して土佐を訪れたのは明治の初めだった。
地中海で採り尽くし血眼になって世界中を探し回っていたのだろう。
できるだけ安く入手して、高く売るために、地元の漁師に「色がぼ
けている」と難癖をつけては値切っていたらしい。
▼優しいピンクも魅力的だけれど、血の滴を思わせる真っ赤なサン
ゴには、胸を突き刺すようなすごみがある。暗く深い海の底で、厳
しい潮流に耐えた証しに違いない。元から死んでいる鉱物の宝石と
は何かが違う。生き物だからこその、ぬくもり。そして孤独……。
その物言わぬサンゴが、中国船に不法にあさられている。
▼明治維新と貿易自由化で、日本はサンゴの輸出国となった「ぼけ」
の名を残したイタリア商人は、日本との取引で巨万の富を築いた。
その商魂のたくましさは見事と呼ぶべきだろう。彼らは巧みに商売
をしただけで、盗みを働いたわけではない。当たり前のルールを守
れない者に、大人の宝石サンゴを愛(め)でる資格はない。




コメント
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