昨日は仕事で和泉テクノステージ付近に行ってきた、子供の頃この辺
りは山の中だったなぁ~・・てな事を考えながら外環状から関空方面
へ車を走らせていたら右手に古い街並みが見えた。岸和田市阿間河滝
(あまがたき)付近だった。・・・そういえば何やらそば屋が出来たと
か?て聞いていたので行ってみた。それは旧家を借りた店舗、店名は
摂河泉!店主曰く以前は狭山市で10年ほどやっていたと。店が立退き
にあい、縁あってこの岸和田の山奥に移転してきたらしい。で味は!
食べにくい粗挽き蕎麦を細く綺麗に切り揃え、味わいの深いそばに仕
上げられている。粗挽きゆえに好き嫌いがはっきり出るだろうが本当
の蕎麦の美味しさを味わいたい人は良いかもね・・・。
ざるそば1,300円、おろしそば1,500円以上2品のみ、こだわり好きそ
うなお店でした。
・・・で私は蕎麦の味よりも、この旧家のほうが興味があった。江戸
時代は庄屋だったという。現在は家主は住んでいない、現当主は近く
で病院経営らしい。入り口には天然記念物のムクの大樹があり門を
くぐるとそれは立派な母屋が迎えてくれる。その昔はおそらくこの地
で隆盛を極めたお家だろう。・・・ただ寂しい事に現状の屋敷はこの
ままじゃ近々倒壊するだろう、立派な前栽も荒れ放題・・・(;;)
そりゃこれだけの大屋敷、維持管理は大変だろう。予ほどの資本家か
公的機関で無いともたないな・・・!栄枯盛衰は世の習い!てな事を
思い岸和田を後にした。
天然記念物のムクの大樹!
門をくぐるとドシッと母屋が。
庭は残念ながら荒れていた。
店内から外
玄関から外
ところでこの阿間河滝地区は「大阪まちなみ百景」にも選ばれている
程旧家が並んでいる。岸和田市のホームページにも紹介されている。
古き良き景観・・・!いつまでも残ってもらいたいものだ。
岸和田市HP
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/3/100sen-79amagatakinoienami.html