さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

第5回卑弥呼の里誌上川柳大会

2017-04-05 | 誌上大会
卑弥呼の里川柳会の「第5回卑弥呼の里誌上川柳大会」
に参加させていただきました。

参加者は北海道から沖縄まで、590名だそうです。

「真」「線」「粒」「息」「影」のお題で、各2句ずつ投句。

選者の先生はすべて女性で5名。敬称略で失礼いたします。

(森中 恵美子・大西 泰世・木本 朱夏・樋口 由紀子・赤松 ますみ)



「影」

 断ち切れぬ影もわたしの一部です (赤松 ますみ 選)



入選できたのは、かろうじてこの1句。

伊万里焼のお湯吞みがほしいなどという、
よこしまな潜在意識がいけないのかしら…

ではなくて。

自分にはつくれない、みなさんのすばらしい句の数々に圧倒されつつ
楽しく読ませていただきました。
ことばの表現には、無限の可能性があるようで
すばらしいですね。




   
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豊橋番傘 平成29年4月号・掲載句

2017-04-05 | 豊橋番傘

<好句往来> (2月号から・新家 完司 選)

 笑わせてなんぼの意地で生きてゆく



   この句、ほんとうは 笑わせてなんぼの「意気で」…と書いて出しましたが、
   近詠句で上記のように掲載されたものです。
   「意地で」のほうが思いがつよく伝わりますが、
   そこまでの度胸を持っていないわたしには、実は「意地で」という表現はできずに
   「意気で」としたのでした。
   「意気で」なら選ばれなかったかな~。
   でも、とりあげていただいて、素直にうれしかったです。

   いつの日か、新家 完司さんとゆっくりお酒をのんでみたいです。
   歌をご一緒していただくのも、ひそかな夢。
   ここで書いたら、ひそかな夢になりませんね…
   読まれたかたは、オフレコで♪


<推せん句> (2月号近詠より・鈴木 順子 選)

 あたらしい風を迎える窓を拭く

 
<近詠>

 ゲームなら押してしまいそうなボタン
    
 指示なしで動けぬヒトのロボット化
    
 足りぬのは一歩踏みだす勇気だけ
    
 人なかにいてこそ光りだす個性


<課題句>

「逃げる」 (小松 くみ子 選)

 自分から逃げても道はひらけない

 また酒に逃げております今日の憂さ         


「味方」 (郡山 弘子 選)

 ほんとうの味方は陰で支えてる


「はらはら」 (須崎 東山 選)

 ぬくい手に触れて花びらこぼれだす
 



   
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