さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

鈴鹿ネット句会・12月

2019-12-25 | ネット句会

<鈴鹿インターネット句会・12月>

「畑」 (西山 竹里・青砥 たかこ 共選)

  菜の花畑この世の春のうつくしさ (西山 竹里、青砥 たかこ 選)

  過保護でも放置されても畑荒れ (青砥 たかこ 選)




   
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川柳すずか 312(元年12月)号掲載句

2019-12-17 | 川柳すずか

<すずか路>

  老犬のリズムに合わせうたう日々

  よくなれと祈っては刺す注射針

  いつか来る別れをひきのばすくすり

  もの言わず犬はすべてを受け容れる

  こころまで冷えこむ長い冬が来る


<課題句>

 「冷淡」 (橋倉 久美子 選)

  冷淡に思われがちな美人顔


 「住む」 (川喜多 正道、西垣 こゆき 共選)

  工夫して住みやすくするマイホーム (川喜多 正道 選)

  住み慣れた家で眠りについた父 (川喜多 正道 選)


<自由吟> (青砥 たかこ 選)

  距離置けばくっきり見えた点描画


<誌上互選>

 「狡い」

  できそうでなかなかできぬずる休み (11点)

  言い出していざという時もういない (8点)




   
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川柳マガジン 2019年12月号掲載句

2019-12-10 | 川柳マガジン
<川柳マガジン12月号 掲載句>

  なくならぬいじめ教師よあなたもか
     (時事川柳 菅沼 匠 選・佳作)

  おとなには見えないものが見えた頃
     (印象吟 富田 房成 選・佳作)

  一線を踏みとどまった橋がある
     (全国誌上句会「すれすれ」 徳永 政二 選・佳作)

  エプロンの中の翼が飛びたがる
     (マガジンクラブ誌上句会「翼」 佐藤 朗々 選・九客、佐瀬 貴子 選・七十秀)

  帰る場所あるから飛べる翼です
     (マガジンクラブ誌上句会「窓」 佐瀬 貴子 選・七十秀)

  

   
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豊橋番傘 令和元年12月号掲載句

2019-12-04 | 豊橋番傘

<好句往来> (10月号から・大島 都嗣子)

  夏の背を送る安堵とさびしさと


<推せん句> (10月号近詠より・鈴木 順子)

  降り過ぎる雨照り過ぎる日に泣かされる


<近詠>

  小春日のしあわせ老犬と歩く
    
  独白がふえてこころの冬ごもり
    
  別れの覚悟すこしずつまたすこしずつ
    
  いくつもさがすさびしさを埋めるもの


<課題句>

 「噂」「遅い」「頷く」は、投句できませんでした。


<各・地・句・報> (前中 知栄 抄)

  ていねいに包んで返す売り言葉




   
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静岡たかね 2019年12月号掲載句

2019-12-04 | 静岡たかね

<せんりゅう広場 富岳抄>

「冬支度」

  老いてゆく犬とわたしの冬支度

  愛犬の通院雨が気にかかる

  二度咲きを花は喜ぶのだろうか

  昔むかしがまるできのうのことのよう


<10月句会>

「穴」 (川村 洋未 選)

  埋まらない穴があっても生きている

  ペット服尻尾の穴は欠かせない


「アルバム」 (伏見 みかん 選)

  初恋をはがしたアルバムの青さ


「祭」 (望月 弘 選)

  お祭りに紛れ獣も踊りだす


「自由吟」 (互選)

  二割増し美人になれるいい笑顔 (4票)




      
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