さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

友を偲んで

2016-08-31 | つれづれに
こちら に書きました。

川柳とは無関係の記事ですが、よかったらどうぞ読んでくださいね。


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ネット句会いろいろ

2016-08-27 | ネット句会

暑さも少しやわらぐと言われる処暑の頃となりましたが、
日中のひざしはまだまだ暑いですね。
暑さが何よりにがてなわたしは、
毎日をなんとかやっとこさで過ごしている感じです。

台風の動きも気になりますね。
荒れないといいのですが…

夏の疲れが出てくる時期ですが、みなさんおからだたいせつに。


<川柳塔おきなわ準備室・毎週WEB句会>
「自由吟」
 
  すきだった香り近頃なじまない (森山 文切 選・佳作)

  思惑は決してみせぬ鳳仙花 (森山 文切 選・地の句)

  さばさばと役目を終えた紙コップ (森山 文切 選・佳作)

  持ち歩く傘が重たいこともある (森山 文切 選・佳作)


<川柳塔おきなわ 50,000アクセス記念句会>
「誤り」

  距離感を誤りました苦い酒 (美馬 りゅうこ 選)(高瀬 霜石 選)

  正解でなくても欲しい部分点 (美馬 りゅうこ 選)


<川柳展望ネット句会・7月>
「聞く」

  耳ふたつ聞き流すためあるらしい (天根 夢草 選)


<豊前境川柳会・7月>
「尻尾」 

  捨てられたことを知らずに振る尻尾 (平松 由美江 選、柳 茂 選・佳句、互選56票)

  全体がよく見渡せる最後尾 (柳 茂 選、互選31票)



   
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第9回松江市川柳大会

2016-08-16 | 大会

欠席投句で参加させていただいたこの大会の発表誌が届きました。
ありがとうございます。

お題は「裸」(当日参加のかたのみ)と、「岸」「狂う」「祭り」「うさぎ」「鬼」

作者、選者のかたがたのお名前敬称略で失礼いたします。

わたしは「祭り」の2句だけ選んでいただけました。

  祭り好きさびしがりやの人でした (野島 全 選・佳作)

  祭りあと微熱を今も持てあます (野島 全 選)


大会での天位の句をご紹介いたします。

  裸木になっても父という巨木 (両川 無限)

  待てという右岸告白する左岸 (斉尾 くにこ)

  蛇行する濁流岸は食いしばる (斉尾 くにこ)

  発狂の一歩手前にある無言 (両川 洋々)

  お祭りぐらいあんぽんたんになりなされ (仲村 陽子)

  手料理と酒でうさぎにされている (新家 完司)

  ルビコンを渡れと鬼がそそのかす (斉尾 くにこ)


天位の句、どれもさすがですね。唸らされます。

ところで、おまけの一句を。

  バンダナを着けて徘徊してる鬼 (丸山 進)


松江川柳会会長である、海賊さんのことですよね。。。

参加した数すくない大会のひとつで、今年の春ご一緒させていただいたのでわかりました。
思わず笑いが♪

まじめな深い句もすきですが、遊びごころのある句にも大いに魅かれます。



   
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川柳すずか 272号(28年8月号)掲載句

2016-08-15 | 川柳すずか

黄色い、ひまわりの表紙絵のすずか8月号が届きました。

<すずか路>

 わたしの足はよく転びよく歩く

 弱いから強くなる余地たんとある

 お手入れでまだまだ動く中古品

 真夏日に涼風くれた文ひとつ

 ごきげんな酒で話がまた巡る


<課題句>

「過信」(吉崎 柳歩 選)

 いくさなどないと信じて疑わぬ

  
「刺す・刺さる」(共選)
 
 バラはバラらしくあるため棘を刺す (毎熊 伊佐男 選)


「自由吟」(橋倉 久美子 選)

  薄味の人だがだしは効いている


<誌上互選> 「自由」

  放されて途方に暮れる籠の鳥  (5点)

  ご自由に言われたとたん縛られる (4点)


<インターネット句会> 「滲む」

  行間に想いのいろがにじみ出る (濱山 哲也 選)

  恋ごころほんのりにじむロゼワイン (濱山 哲也 選)




   
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静岡たかね 2016年8月号・掲載句

2016-08-14 | 静岡たかね

<自由吟 富岳抄>

「料理」
 
  火加減がだいじ料理もジェラシーも
  
  飽きてきたおでんにカレールウを入れ
     
  すこしだけ愚痴も包んで揚げ餃子
     
  凝りすぎた料理に舌がなじめない


<6月句会>

「適当」 (増田 信一 選)

   ばあちゃんのどこか和風なオムライス


「雨」 (松田 タ介 選)

   逢える日は雨の音符も弾みだす(天位)   

「自由吟」 (互選)

   その歌を聴けば昭和がよみがえる (1)


<加藤 鰹 追悼誌上句会>

 (選者:高瀬 霜石、熊谷 岳朗、新家 完司、石田 一郎、
     赤松 ますみ、西 恵美子、鈴木 順子、真島 久美子、松田 タ介)

「跳ねる」

   ドに跳んでまたドに降りる人生譜 (西 恵美子・鈴木 順子・真島 久美子 選)

   跳ねすぎた毬がこの手にかえらない (石田 一郎・松田 タ介 選)

「追悼句・一人一句抄」

   風がゆくいつかわたしもおなじ風



選者の先生がたのお名前敬称略で失礼いたします。

鰹さんへの思いがこもるみなさんの句がたくさんつまった今月号です。



      
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豊橋番傘 平成28年8月号・掲載句

2016-08-03 | 豊橋番傘

<近詠>

 秘めてなどおけぬこんなに青い空
    
 年をとるだけじゃ大人になれません
    
 高齢者なれずに逝ったひともいる
    
 笑わせるとは泣かせるよりもむずかしい


<課題句>

「セーフ」 (藤原 緑郎 選)

 アドリブの台詞ピンチを切りぬける         


「ずるい」 (寺部 水川 選)

 こころだけ奪って逃げた春の風


<各・地・句・報> (森口 美羽 抄)

 直球を不意に投げられうろたえる
 


   
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川柳マガジン2016年8月号・掲載句&智頭線の旅のおまけ

2016-08-01 | 川柳マガジン
<川柳マガジン8月号 掲載句>

  皮下脂肪も非常袋の備品です
     (笑いのある川柳 西 美和子 選・佳作)

  いちにちの無事もりっぱな奇跡です
     (読者柳壇「雑詠」 たむら あきこ 選・佳作 間瀬田 紋章 選・佳作)


2句とも、なんだか
「オバチャンの主張!」みたいな言いまわしの句ですね。。。^^;


おまけ?で、
智頭で自分へのおみやげに買ったさかずきと
お酒(純米吟醸生原酒「満天星・袋吊りうすにごり」)の写真を添えておきます。





ほかにもほしいお酒がたくさんありましたが、
持ち帰るにも、予算にも問題が…
この次のお楽しみとします♪

このお酒のラベルと同じ絵柄のさかずきもあり、
そちらは、友人へのおみやげにしました。



   
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