<近詠>
その席にいるべき人がいる安堵
幸せをさがせばこんなところにも
鬱などは空にあずけて深呼吸
地酒の名たどり茶の間で旅をする
<課題句>
「氷」 （鈴木 かずお 選）
カクテルの氷が解けるまでの恋
「動く」 （飯田 怜子 選）
少しずつ動きひとつになった影
「時々」 （須崎 東山 選）
時々はいつもと道を変えてみる
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<近詠>
その席にいるべき人がいる安堵
幸せをさがせばこんなところにも
鬱などは空にあずけて深呼吸
地酒の名たどり茶の間で旅をする
<課題句>
「氷」 （鈴木 かずお 選）
カクテルの氷が解けるまでの恋
「動く」 （飯田 怜子 選）
少しずつ動きひとつになった影
「時々」 （須崎 東山 選）
時々はいつもと道を変えてみる
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<近詠>
あざやかにあの日の風を運ぶ文
友が逝くいつもとおなじはずの朝
一瞬の風が季節をぬりかえる
パンドラの箱に未練を閉じ込める
<課題句>
「縮む」 （河合 正秋 選）
縮んでもなお母の背は子を支え
「そろそろ」 （鈴木 順子 選）
リハビリの足そろそろと踏む大地
「偉い」（寺部 水川 選）は、選外でした。
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