<第38回 ときせん賞・入選句>
散る日まで椿は椿父は父 (森中 惠美子、小島 蘭幸、矢沢 和女 選)
母を抱くわたしが母の母となり (徳永 政二 選・天位)
雑詠2句、
意識してそうしたわけではないのですが、
父と母を詠んだ句になりました。
以下、
ときせん賞の方々の句をご紹介いたします。
受賞おめでとうございます。
*ときせん賞
喪の庭の雪はあれから溶けぬまま (谷口 修平)
*準ときせん賞
それはもう隠しきれない春だもの (高浜 広川)
歩きましょうか笑顔のままでいたいから (坪井 篤子)
*佳作
AIにまったく関知しない月 (吉崎 柳歩)
味噌があるお醤油もある雪こんこ (梅沢 きく恵)
わたくしの指に止まっている夕陽 (太田 扶美代)
わたしにもある世界一らしきもの (月波 与生)
不純物混ぜてわたしは強くなる (もり ともみち)
もうずっと前からおばあさんでした (大久保 眞澄)
喪が明けて水がやさしい風がやさしい (平井 美智子)
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和女さんに「らしくない句ですね😁」といわれてます😞
らしいのは、スクランブル交差点やカフェモカの句などがそうなのでしょうか。
しゅんかんの交尾スクランブル交差点
似たような感覚を持ったことがあります。
けれど交尾という言葉は思いつかなかった…
衝撃的で、忘れられない句になりました。
わたしは与生さんの、こんな情緒的な句がすきです。
アイシテナイヒトもとてもいい匂い
ぼくらしい螺子を次の人に渡す
臨終にこの世の歌を歌い出す
与生さんおすすめの映画は、いつも観てみたいなあと思います。
今日は弘前公園の桜にあえるといいですね。
運転どうぞお気をつけて。
普段いっしょに川柳をしてる連中は、下ネタしか言わないおじいさんや、あびるほどビールを飲んで救急車で運ばれるおばちゃんとかなんで、こういうコメントは心が洗われます😆
今年は西へも行く予定ですので、大会でお会い出来るのを楽しみにしております。
盛りだくさんな連休を過ごされたのですね。
今年も弘前公園の桜にあえてよかったですね。
幻想的な夜桜や花筏、見てみたいなあと思いました。
カタクリの群生も。
青森でシャガール展があったのですね。
すきな画家さんです。
わたしも酒ぐせはよくないほうかも??知れません。
大会には、いまだ数えるほどしか参加したことがなく、
気後れもしてしまうのですが、機会にめぐまれたときには
と思っています。
わたしもおあいできる日を楽しみにしております。