義理姉が女郎花と吾亦紅とたくだんのエゾ菊を持って来てくれました。
エゾ菊はお仏壇に供えて、
吾亦紅と女郎花は玄関に飾りました。
早速絵手紙に描いてみました。
ワレモコウの花言葉は、「移ろいゆく日々」だそうです。
吾亦紅の歌は哀愁帯びて好きです。
この歌を聴くと母の事を思い出します。
母は働き物で、他人に愛想が振る舞えず、不器用な人でした。
苦労が身に着いた母で、子供達には厳しかったですが、
でも歳を取ると、優しくなりました。
20年前、私の運転で、足の弱い父と、痴呆症の母を連れて3人で日光中禅寺に泊まりに行った事がありました。
母とジャグジーお風呂に入り、母の背中を流してやり、母はニコニコしていました。
旅館の前の紅葉が真赤に紅葉していて、父が喜んでいたのを思い出しました。
次の日は、中禅寺湖の遊覧船に乗り、船から紅葉を見ました。
あれが両親との最後の旅行で、忘れられない旅行になりました。