青森駅近くのビジネスホテルを8時50分に出て、青森の西、車で20分の所に有る、
特別史跡三内丸山遺跡に向かいました。
三内丸山遺跡で一番見たかったのは縄文ポシェットです。
網代編みの小さめの袋状編みになっていて、
発見された時、割れたくるみが一個入っていました。
どんな人が作り、どんな風に使っていたのか思いが膨らみました。
残念ながら私達が行った日は、縄文ポシェットは展示されていませんでした。
大型板状土偶、発見された時、胴と首は90メートル離れていて、
首と胴がぴったり合った時は感激したでしょうね。
右側は5本の紐で編まれた組み紐で、きっちり編んでありました。
外に出てみると、広々した所に竪穴住居、大型竪穴住居、掘立柱建物跡(高床式の建物と考えられている)
が復元されていました。
階段のようです。
大型掘立柱建物跡、6本柱の長方形の建物と考えられ、柱穴は直径・深さとも役2mで、中に直径約1メートルの
クリの柱が残っていて、木柱の周りと底を焦がして腐らないように防腐処理がしてあったそうです。
大型竪穴住居を復元した中に入ってみました。
きっと夜は人が集まり酒盛りをしていたのかもしれませんね。
三内丸山遺跡を後にして、五所川原の太宰治記念館「斜陽館」に向かいました。
浪岡、五所川原、1時間走らせ斜陽館に着きました。
外から見ると、どっちりとした風格の豪邸です。
中に入ると、重厚感が漂い、太宰治はここでどのような子供時代を過ごしたのか、
思いを馳せました。
お腹が空いたので近くの食堂で、主人はしじみラーメン、私は煮干しラーメンを食べました。
13湖で取れたしじみラーメンです。
煮干しラーメン、さっぱりして、それと無く濃くもあり美味しかったです。
さぁ~、食べたら国道339号線で藤崎町~碇ヶ関に行き、国道7号線で遊佐町まで直行です。
途中で車を止めて日本海を眺めると、
荒々しい波しぶきが顔にかかってきました。
ふっと見ると、ハマナスが風に吹かれ、気丈に咲いていました。
走れメロスの心境で、なんとか夕日が沈むまでにホテルに着き、
6階の部屋のドアを開けると、
夕日のお出迎えでした。