泊まったホテルから鳥海山が見えます。
鳥海山から昇る朝日を撮ろうと4時過ぎから待っていましたが、
日の出が見えたのが5時15分でした。
ここのホテルからは、日本海の夕日と鳥海山からの朝日が見る事が出来ました。
料理も美味しく、従業員も親切で心に残るホテルになりました。
ホテルを9時に出て、坂田市の本間家旧本邸に向かいました。
「本間様には及びもせぬが、せめてなりたやお殿様」
日本一の大地主だったとの事です。
9時30分からの開館を待って中に入ると、係りの人の説明を聞きながら見学する事ができました。
幕府の巡見使一行を迎えるため本陣宿として1768年に新築して、
庄内藩主酒井家に献上して、巡見使一行が江戸に戻ると屋敷は酒井家から拝領し
商家造りの方で昭和20年まで住んでいたとの事です。
本間家旧本邸に、この花台が売られていて「竹筏」と書かれ、
東北旅行の思い出に購入しました。
次に向かったのは山居倉庫、大きな倉庫が川沿いに連なって米処を彷彿とさせてくれます。
それから鶴岡市に行き、庄内藩酒井家が250年来居住としていた鶴ヶ岡城址公園を散策して来ました。
お堀や石垣、樹齢数百年の老杉が城の名残を感じさせてくれ、
桜の木も多く、満開の頃は素晴らしいだろうなぁ~と思いました。
庄内神社前に建つ、藤沢周平記念館にも寄ってきました。
記念館前のエゴの花がお出迎えです。
さてさてゆっくりできません。
これから宇都宮に帰る前に、
羽黒山に行き、東北最古の五重塔に行かなければなりません。
車を出羽三山神社社務所に停めて、歩いて五重塔に向かいました。
うっそうと茂る杉林の中に現れました。
風雪を耐えた素木造りが長い年月を感じさせ、
長い軒先が優美で美しいく、迫力も有り見応えの有る五重塔です。
その後、急な石段を登り出羽三山神社まで行こうとしましたが、
途中で諦めて、車で羽黒山頂上に行き、三神合祭殿をお参りして、
帰路に着きました。
東北を旅行していて、このウツギの花を目にする事が有りました。
寒い冬に耐えて、可憐に咲いて東北人の心のような花だと思いました。
今回の旅行は、栃木県宇都宮の家を出て、福島県、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県を巡り、
車で走った距離は1756キロ、3泊4日ちょっと厳しい旅行になってしまいました。