フエのホテルで朝食を摂って、バスでホイアンに行きました。
かつて海上交易で栄えた古の港町で、
戦争の被害もなく、昔の面影を今も残していました。
天秤棒を肩に担いだ、行商のおばさんが古の町並みにとけこんでいました。
あちらこちらにブーゲンビリアの花が咲き誇っていました。
シクロと言って、自転車の人力車に乗り、街を一回りして、
レトロな街並みが美しかったです。
16世紀から17世紀の朱印船貿易時代には、日本からやってきた商人が住み、
日本人町が形成されていたと言われ、旧市街には、1593年に日本人によって架けられた屋根付きの、
来遠橋(日本人橋)が有りました。
日本人の町と中国人の町が有り、橋で繋がれていたようです。
橋の入り口には犬が祭られて、出口には猿が祭られていました。
こちら犬で、
こちらは猿です。
ホイアンはランタンが有名でお店もたくさん有りました。
夜になるとランタンの灯が灯り、昼とは違って幻想的な雰囲気になり、
トゥボン川の橋の上から、灯籠に火を点けて、棒で下ろして願い事をして流しました。
ホイアンはノスタルジックな町で、旅人を魅了してくれました。