プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

BROKEBACK MOUNTAIN (ブロークバック・マウンテン)

2006年04月01日 18時54分45秒 | 本・DVD・音楽映画鑑賞

今日1日は映画が1,000円だ!! と、朝いきなり思い出し、
上映時間を確めた後、映画館へすっ飛んでいったMでした

予告編だけでウルウルしたので、泣き通しになることを覚悟して
ハンカチOK、ティッシュOK! かばんの中をゴソゴソしなくてもいいように
胸ポケットに突っ込んでスタンバイOK

……ん~~~……なるほどぉ…そうかぁ…
実際、もっと葛藤する胸の内が描かれているのかと思ってました。
いや…描かれていましたよ
…でもちょっと違ったかな。
なんというか…もっと純粋なものだと勝手に考えてたMが悪い。
ボキャ貧なのでうまく伝えられないのがもどかしい
要するに「ボクのもうひとつの愛の暮らし」というものに対して
もっと後ろめたさを出してくれたら思いっきり泣けたのになぁ…なんてね。
これはただ単にMの勝手でした

予告編を観た限りでは、優等生的な愛が描かれていると思ったのです。
片方の手で今の生活を守りながら、片方では本当の愛を追求というカンジで
主人公が大いに葛藤する場面を想像していました。
いえ、確かに大いに葛藤はしていましたが…
実際、禁断の愛っていうものに対する苦悩って(殆どは不倫ものですが)
いろんな映画でいろんな表現があったけど、今回の映画はすごく期待してたので
あぁ、そうきたかぁ…と

人間的…というか、我が儘…というか…。
『家族』を直視しない主人公に、腹を立てながら観てました
自分の愛ばかり追求して、他の人からの愛を拒んでしまう。
それなりの葛藤はありましたが、妻に対してはかなり不実だなぁ…とね。
結果、振り向けば……ひとり……みたいな…。
自分で望んでいるからこれまた仕方ない。
せめてもの救いは、娘が父親を愛していたことかなぁ…。

自分の求める真実の愛を追求する人としない人
自分に正直になると、他人を不幸にする場合がある…と。
今回のように同性だったり、出会ったのが遅すぎたり…とか、
いろいろありますけど…ね。
人間って、ないものねだりしますから…。
できれば、みんなが幸せになれる愛が一番いいけど……。
思ったとおりにならないのが人生ってことで

今年のアカデミー賞の監督賞を受賞した映画なんですよね。
皆さんも、だいたいのストーリーをご存知でしょうが…。
同性愛を描いた作品です。
壮大な自然と、のんびりとしたギターの音が印象的でした。

最後はね、やっぱり泣けるのよ。
ずるいよね…最後に泣かすなんて。
本編が始まる前にいっぱいCMやるけど、できれば後でやってほしいなぁ。
特に泣ける映画の場合は
グズグズになった顔のまま、明るい場所に出て行くのは酷よぉ…
せめて落ち着いた頃に出ていきたいMであった…。

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