プラスアルファ

今の日本はおかしい。
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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

めぐみちゃん!

2006年04月29日 19時55分55秒 | 辛辣うだうだ放題

今日、横田滋さんの写真展に行ってきた。
会場に着いたのは11時15分。
もう既に長蛇の列だった。

ふつう、Mは絶対列には並ばない。
開店したばかりの人気飲食店で、並んで待っている人がいるけど
それを横目に見て「気の長い人ってたくさん居るんだなぁ…」と素通りするタイプ。
コンサート会場へ入場するときも、人がいなくなった頃を見計らって入る。
とにかく列に並んで待つのは嫌い。

でも今日の写真展はそういう次元ではないので、おとなしく最後尾についた。
途中で「めぐみちゃんと家族のメッセージ」という立派な冊子をいただいたので
読みながら移動していたが、Mの後ろにも次々と人が並び、
更に長蛇の列となっていった。

   いただいた冊子の一部

「めぐみさん 家族と過ごした13年」と題したこの冊子が哀しい。
今では家族と過ごした月日よりも、北朝鮮に居る期間のほうが長くなってしまった。
めぐみちゃん……の年はMとさほど変わらない。
そして拉致された時の年齢は、Mの娘の今の年とだいたい同じ。
複雑な気持ちだった……。

やっと中に入ることができ、パネルに貼ってある写真を見ると、
ごく一般の…普通の家族の姿がそこにあるだけだった。
何気ない家族の幸せが笑顔で表現されている。
いま「普通に」日本で暮らしている私たちと同じように。

そう、彼女が拉致される前までは。

めぐみちゃんの家族は激流の中に放り込まれた…と感じた。
横田夫妻は、激流に逆らって力の限り泳いでいるように見えて仕方ない。
拉致だと分かった時点から、がんばって政府に訴えかけ
何年もかけてやっと突破口を見つけ出し、
救出される日を心待ちにしているのに、国家間のかけひきに使われ、道具にされ、
さんざん焦らされて今にいたっている。
あのとんでもない国のせいで、孫の世代まで運命を狂わされてしまった。
もちろん、めぐみちゃんの他にもたくさんの拉致被害者がいる。
昨日めぐみちゃんのお母さんは、アメリカの大統領に会えたという。
すごいことだ……。

Mが会場に着いたときはロビーに列を作っていたのに、
全部見終えて帰るときには人がいなくなっていたので、ピークは過ぎたのかな?
…と思って外に出ると、実は、人数が増えて屋内で対応できなくなったらしく、
今度は建物に沿って外で列を作っていた。

どんなに長い間並んでも、見なければいけない…と、みんなが思っている。
それだけ拉致問題は関心が高いということだ。
日本の政府も今のままではダメだということを
国民が行動をもって突きつけるいいチャンスだと思った。
こういう写真展は、もっといろいろな場所で開催するべきだ… 
今日は何人くらい会場に足を運んだだろう……。

同じ日本人として、一日も早く拉致された人たちを取り戻したい。
そう願いながら会場を後にしたのは、約1時間後だった。


その後いい天気に誘われ、散歩がてら近くにある道庁の中庭を通ってみた。


こちらは道庁の赤レンガ。
これからが北海道観光のいい季節。今日も観光客が大勢いた。
桜も、もうそろそろ咲くはず。
一瞬、ほのぼのとしたのだが………

よせばいいのに、忘れてかけていたこんなものを見てしまった…



日本って国は、自国民を北朝鮮から取り戻すことが出来ないだけじゃなく、
日本固有の領土は崩壊した国に取り上げられたまま
更に無人島を隣国に取られようとして
日本海も名前を変えられようとし、
海底資源まで持って行かれそうになって……
一体、この力のなさは何???

完璧に日本はナメられているとしか思えない…。

今までの日本政府の見極めの甘さ、……腹が立って仕方がない。
まともな仕事もしないで私腹ばかり肥やしたんだろう。
歴代の国会議員の資産ってすごいし…。
その息子だの、孫だのって当然のように国会議員してるけど、
財産いっぱい持ってるってことはそういうことだと思う。
国会議員だけじゃなく、官僚なんかも資産家が多いし。

今の全ての問題は、うやむやにした当時の政府関係者に解決してもらおうじゃないの。
まずは財産没収だ

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