カキの実の収穫を頼まれました。
都内は下北沢近辺にありながら、
“森”状態になった 広ーーい庭がある 御宅。
今は友人が住んでいるのですが、
だいぶ旧家のよう。
庭には “茶花”も、
色々あるようです。
(茶花=お茶席の床の間に生けたりするのに使われる、山野草系の花)
ホトトギスが ぴょこぴょこ
ホトトギス(杜鵑草)
Tricyrtis hirta (Thunb.)
ユリ科ホトトギス属 多年草 日本原産(と推定)
英名:Toad-Lily (=“ヒキガエルのユリ” ←..なんか残念;)
特徴:花びらに紫色の斑点があります。(斑点が無い品種もあります。)
山道の、けっこう暗いところで出逢う印象があります。
*
さて
本日の主役:柿の木は、
建物の2階を超える 背の大きいものが、
3本もありました。
3年前くらいに「バッツリ強剪定」をやめ、実を採れるように、と
自然風の剪定に切り替えたら、
去年から わんさと採れるようになったとか。
樹は、剪定の仕方によって まったく別物。
*
高くなりすぎてるところの剪定をしながら(大胆かつ慎重に)
落とした枝から、どんどん収穫してもらいます。
*
すばらしい豊作っぷりでした。
ちょっと こすると
キレイに照ります。
照れば みごとに
赤橙の、
元気な あたたかい色。
秋の夕暮れの 赤い感じを象徴するような
照り輝く色です。
旧家独特の 渋い雰囲気のある玄関に ずらり
なんだか、満ちあふれています。
いろんなものが。
こけしとか
棚には 家の主が集めて来た いろんな工芸品たちが
びっしり。
なんだか、その“いっぱい・びっしり感”が 面白くて、
眺めていると 可笑しいのですけれど
そこには すごい愛着とか想いとか 長い時間が感じられて
なんでだか にぎやかなのに 落ち着く
なんでだか 愉しいのに 心静かになれる、
不思議な光景でした。
色んなものが、あまりにも、みちあふれている感じ。
なんだか、惹かれます。
自分の嗜好にも、かなり似通ったものが、間違いなく、あります。
*
友人は こんな実も 採っていました。
クチナシの実ですって。
あの、夏に漂う 素敵な香りの、白い花の。
(6月7日の クチナシの話>>***)
実は、初めて見た気がします。
ターメリックのように、料理の色づけに使われるそうな。
*
採れた。となると、
さて
どうやって食べようか、という話に。
サラダとか。ジャムとか。
ランチで行った近くのお店(無国籍料理)で、
柿をペースト状にして、ピーナッツバターと一緒にロールケーキに、
っていう、未知なるテクニックも教わりました。
自分では出来なさそう、、、、
ちなみに、このお店!
どれもこれもが 今まで体験したことの無い、初めての独特の味ばかりで、
しかも
凄い美味かった!!
「なにこれッ、、 .....!」
て、
料理で絶句 & 時が止まる & 意識が一瞬飛んでしまう っていう体験は、
かなりレアな現象です。
それが、起きた。
友人いわく:「複雑にたくさん階層があって、それがしかも、調和してる」的な
不思議なことが起っている、お料理なのでした。
16年やってらっしゃるそうな。
女性オーナーは、自分では普通だと思ってやっている味付けだそうなんですが
発想が、明らかにスーパーオリジナル。だって、他のどこでも、見たことも食べたこともない味。
“無国籍”というか、なんというのか、、。
うまく言えないんだけれど、
とにかく「衝撃的にオリジナル」なのです。
天才って、いるんだなーと、
感嘆しきりでした。
安易に「料理?まあ、出来ますけど。」なんて、もう絶対言えない、、。
生きてるうちに味わうべき味。
→「タケハーナ」@代沢(食べログのHP)
また来たい。恐ろしくおすすめです。
*
そんなこんなで
採りきれずに終わるほど、大豊作の柿。
おすそわけを頂きました。
超重量級。
とれたてのユズも!
夏ミカンも採れるし、野の花も樹木もたくさんあるし。
このお庭は、なにやら色々、奥が深そう。
庭を生業とする者にとっては もー、
欲しい!
なんて いい庭~~!うらやましい*
って
居ても立っても居られなくなる、内心大盛り上がりの 凄い庭です。
そうそう、
梨木香歩さんの『家守綺譚』という小説を連想しました。
(これ、お勧めの小説です!)
* * *
ずっしり抱えて 帰って、一息。
早速大家さんや隣人に おすそわけ。
「まだ硬いから、熟すのを待つかなー」
なんて思ってたら
「採れたて、めっちゃうまい!」と
友人から早速 歓喜のメールが。
なんか 本気でめっちゃうまそうな勢いだったので
食べてみた。
、、
なにこれッ
ほんとに めっちゃ うまい!!
甘い!甘さが濃い!
なんでこんなに!?
こんな美味い柿、たぶん食べたことなかった!
とにかく、濃い。
採れたてだから?この木だから?たまたま当りの実だったのか?日が経つと味が落ちるのか?
色々なギモンも 怒濤のごとく溢れ出しつつ
超大量なので、近日中に会う人会う人、
どんどんおすそ分けしていきたいと思います。
都内は下北沢近辺にありながら、
“森”状態になった 広ーーい庭がある 御宅。
今は友人が住んでいるのですが、
だいぶ旧家のよう。
庭には “茶花”も、
色々あるようです。
(茶花=お茶席の床の間に生けたりするのに使われる、山野草系の花)
ホトトギスが ぴょこぴょこ
ホトトギス(杜鵑草)
Tricyrtis hirta (Thunb.)
ユリ科ホトトギス属 多年草 日本原産(と推定)
英名:Toad-Lily (=“ヒキガエルのユリ” ←..なんか残念;)
特徴:花びらに紫色の斑点があります。(斑点が無い品種もあります。)
山道の、けっこう暗いところで出逢う印象があります。
*
さて
本日の主役:柿の木は、
建物の2階を超える 背の大きいものが、
3本もありました。
3年前くらいに「バッツリ強剪定」をやめ、実を採れるように、と
自然風の剪定に切り替えたら、
去年から わんさと採れるようになったとか。
樹は、剪定の仕方によって まったく別物。
*
高くなりすぎてるところの剪定をしながら(大胆かつ慎重に)
落とした枝から、どんどん収穫してもらいます。
*
すばらしい豊作っぷりでした。
ちょっと こすると
キレイに照ります。
照れば みごとに
赤橙の、
元気な あたたかい色。
秋の夕暮れの 赤い感じを象徴するような
照り輝く色です。
旧家独特の 渋い雰囲気のある玄関に ずらり
なんだか、満ちあふれています。
いろんなものが。
こけしとか
棚には 家の主が集めて来た いろんな工芸品たちが
びっしり。
なんだか、その“いっぱい・びっしり感”が 面白くて、
眺めていると 可笑しいのですけれど
そこには すごい愛着とか想いとか 長い時間が感じられて
なんでだか にぎやかなのに 落ち着く
なんでだか 愉しいのに 心静かになれる、
不思議な光景でした。
色んなものが、あまりにも、みちあふれている感じ。
なんだか、惹かれます。
自分の嗜好にも、かなり似通ったものが、間違いなく、あります。
*
友人は こんな実も 採っていました。
クチナシの実ですって。
あの、夏に漂う 素敵な香りの、白い花の。
(6月7日の クチナシの話>>***)
実は、初めて見た気がします。
ターメリックのように、料理の色づけに使われるそうな。
*
採れた。となると、
さて
どうやって食べようか、という話に。
サラダとか。ジャムとか。
ランチで行った近くのお店(無国籍料理)で、
柿をペースト状にして、ピーナッツバターと一緒にロールケーキに、
っていう、未知なるテクニックも教わりました。
自分では出来なさそう、、、、
ちなみに、このお店!
どれもこれもが 今まで体験したことの無い、初めての独特の味ばかりで、
しかも
凄い美味かった!!
「なにこれッ、、 .....!」
て、
料理で絶句 & 時が止まる & 意識が一瞬飛んでしまう っていう体験は、
かなりレアな現象です。
それが、起きた。
友人いわく:「複雑にたくさん階層があって、それがしかも、調和してる」的な
不思議なことが起っている、お料理なのでした。
16年やってらっしゃるそうな。
女性オーナーは、自分では普通だと思ってやっている味付けだそうなんですが
発想が、明らかにスーパーオリジナル。だって、他のどこでも、見たことも食べたこともない味。
“無国籍”というか、なんというのか、、。
うまく言えないんだけれど、
とにかく「衝撃的にオリジナル」なのです。
天才って、いるんだなーと、
感嘆しきりでした。
安易に「料理?まあ、出来ますけど。」なんて、もう絶対言えない、、。
生きてるうちに味わうべき味。
→「タケハーナ」@代沢(食べログのHP)
また来たい。恐ろしくおすすめです。
*
そんなこんなで
採りきれずに終わるほど、大豊作の柿。
おすそわけを頂きました。
超重量級。
とれたてのユズも!
夏ミカンも採れるし、野の花も樹木もたくさんあるし。
このお庭は、なにやら色々、奥が深そう。
庭を生業とする者にとっては もー、
欲しい!
なんて いい庭~~!うらやましい*
って
居ても立っても居られなくなる、内心大盛り上がりの 凄い庭です。
そうそう、
梨木香歩さんの『家守綺譚』という小説を連想しました。
(これ、お勧めの小説です!)
* * *
ずっしり抱えて 帰って、一息。
早速大家さんや隣人に おすそわけ。
「まだ硬いから、熟すのを待つかなー」
なんて思ってたら
「採れたて、めっちゃうまい!」と
友人から早速 歓喜のメールが。
なんか 本気でめっちゃうまそうな勢いだったので
食べてみた。
、、
なにこれッ
ほんとに めっちゃ うまい!!
甘い!甘さが濃い!
なんでこんなに!?
こんな美味い柿、たぶん食べたことなかった!
とにかく、濃い。
採れたてだから?この木だから?たまたま当りの実だったのか?日が経つと味が落ちるのか?
色々なギモンも 怒濤のごとく溢れ出しつつ
超大量なので、近日中に会う人会う人、
どんどんおすそ分けしていきたいと思います。