歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

黄昏の海へ行く

2015年08月16日 | 遊興 -pleasure-
これを書いている今、お盆休みも終わろうとしていますが・・・。

断続連載中のイギリス旅日記(2013夏)にて「次回は海へ行きます。」という流れになったところで、
現実の時間軸(2015夏)でも、海へ行ってきました。
奇遇にも、絶妙なタイミングで。

お盆休み間近の、8月9日(日)。

江ノ島の隣、鵠沼(くげぬま)海岸へ。



波が高め。サーファーがいっぱいです。


夕方、大学時代の友人の演奏するイベントが、海の家で催されたのです。



ライブが始まるまでの、黄昏時。

同じ学部メイトの友人+そのベイビーたちと、波打ち際で戯れました。




ちっちゃい時は海を怖がってギャン泣きだったというこの子も、



もう平気。



1年ぶりに会った。

いつのまにやら、もう5歳だって。



元気、元気。





子どもって、どんどん成長して、みるみる変貌していく。
会うたびに、ぎょっとします。

「え!?前会った時から、そんなに時間が経ったっけ!?」って。




一方、
我々=30代中盤はもう、自分の年齢もわからなくなる(orどうでもよくなる)くらい、ほとんど変化しなくなった。
40とかいう、アカラサマな節目ぐらいになってやっと、「あれ!?」って気づくんだろうな。




この前正月だったと思ったら、もうとっくに半分以上終わってるっていうし。
1年は、気づかぬうちにサラサラ流れて行く。





寄す波・引く波と、追いかけっこに興じる子。




待って、



追われて、



見送って、




また駆け寄って。

エンドレス。


きゃあきゃあ楽しんでる姿は、破裂するほど微笑ましくて。
見てて飽きない。

どの瞬間も面白くて、写真撮りすぎました。




一方、去年会った時はポカ〜ンとした赤ちゃんだった子も、



海に浸けられて、ギャン泣きするかと思いきや、

最初だけポロッポロ、透明の大粒の涙を目いっぱいに溢れさせていたけど、



あっけなく、全然平気になったみたいで、

キャッキャ。積極的に波へ向かって行く。



よちよち歩きが可愛い。

まだろくにしゃべれないのがまた、可愛い。


そして、
物怖じせずに、押し寄せる波に とことことーっと走って行くので、ヒヤヒヤドキドキ。




パパもあっという間にずぶ濡れ。



こちらもパパと一緒に。



空も渚も、全部が全部、美しい海の夕暮れ時。



何度も、何度も。

二度と同じ波は無い、大波小波に向かって、
繰り返し、繰り返し。





海へ向かって行く。






暮れ泥(なず)むまで。

海はどの瞬間も全て漏れなく、美しい。





なぜかあっという間に懐いてくれて、砂掛けあって遊んだり。




クラゲ発見。



お盆を過ぎると、海にはクラゲが出る(刺されて腫れた経験あり)ので、
海に入れるのも、案外短い。

夏は案外、短いのです。





久しぶりの潮騒と、

可愛い子どもたちに すっかり癒されて、
トロトロに溶かされました。




そして、お盆休み本番は、山へ“修行”に行ってきたのですが、、、

それはまた、別のお話ということで。









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