2011年のライブ初めは、
重松壮一郎氏の、ピアノライブ。
となりました。
旅するピアニスト。
昨夜、七日のこと。
国分寺にある「カフェスロー」にて。
*
カフェスローの、毎週金曜日に催されているライブイベント:
「暗闇カフェ」。
電気を全部消して、
キャンドルの灯だけにして。
静かな暗がりの中で、
ゆっくり、集中して、
聞き入る。
パフォーマーは、「暗闇演出人」。

やわらかな暗闇の深みを味わうライブでした。
*
重松さんと出会ったのは「森のテラス」でしたが、
やはり同じ「森」で出会った友人と、この夜、再会。
森番として一緒に働いた、本業=パン職人の、アヤコンタ。
あいも変わらずに明るくて、快活で、楽しそうにニコニコしてる。今は、パン屋を辞めたばかりで、ハローワーク中だって。
かつて森で共に働いた仲間たちは、
思えば、今やみなそれぞれに、
別の場所で、
それぞれに、頑張っている。
ひととき
同じ時間と空間と
苦楽を共有しながら、
みなそれぞれの流れで、やがて森を離れて、
みなそれぞれの道へ。
みなそれぞれに、忙しく。
それでいて、
また久しぶりに集まれば
「昨日も会ってた」みたいに、すんなりと、馴染む。
その人の今を象る、とりまく空気は
明らかに新しくなっているから、
雰囲気も、なんとなくだけど、変わる。
けれど、
共にまた、ひとたび、ひとところに集う時。
お互いにちょうどよいような、
懐かしいようなあの温度感をつくるコツは、どうやら自然に蘇るようで、
総じて、
「変わらないねー。」って、なる。
「変わったねー。」って、わかっていて、そう想っても、
やっぱり「変わらない」ものがあって。
それが、「仲」というものかな。
人と人の中にある、仲。向かい合う互いのあいだに生まれる、見えない空気感。
森で生まれた「仲」は、
自然さながらにゆるやかで、
それでいて長くて、
なんか、落ち着く。
もちろん、そういう「仲」は、森に限らず。
それぞれにふさわしい「しっくり」加減で、
それぞれに、在る。
*
ライブ開演まで、しばしの間。
ベジな食事(野菜カレーを食べた)のかたわらに、
オーガニックワインも頂きつつ、
近況うかがいしつつ、
胸がキュンキュンする話で盛り上がりったりしつつ。
ひとしきり笑ったりして、一息つかないうち、
やおら、
ゆるやかなキャンドルの明かりだけが残された、静かな暗闇になった。
おもむろに
開演。
*
重松さんのピアノ。

単純な「癒し系」ということばにあてはまるものではない。
「やさしい」とか「エコ」とか「静けさ」とか、
そういうお手柔らかなものでもない。
なにしろ、
あふれんばかりの超絶技巧。即興的で、ミスタッチも無い、凄い鍛練と集中力を感じる。
でも、
聞いてるほうは、湖の底に沈むくらいに、安らかに、まったりできる。
そして、
色々な、自然の、きれいな風景を
想い出す。
今日想ったのは、春の海の波 だとか
ピンク色の夕焼けに染まる海の凪
だとか
川辺のさざれ波の黄金のキラキラ
だとか
ちいさな草をなでる ふっとした川風の ひゅうと過ぎゆく感じ
だとか
河の滔々という、光陰織り交ぜたうねり
だとか、
、あと、
今まではあまり感じたことなかった、
嵐のどす黒紫の雲の、雨まじりの気流の揺らぎとかも。

いつも「河」を想う。
いつも、光る河のように、きらきらと流れゆくものを想うのだけど、
その河の水の厚み(3D感?)が増して、
そのぶん、そこに含まれる光のきらきら成分とか、
影の深み成分とかが、より立体的に、まるく、ふくらんだような。三次元的に、明らかに増えたような。
感覚的に言うと、そんな感じがした。ような。
音のイメージや解釈は人それぞれだし、説明はどうやっても微妙なずれを生じるものだから、
ぜひ、直に、聞いて欲しいと思います。ライブは、年間通して、全国各地でたくさんやってらっしゃるので。
ああ、そういえば、
去年長崎でやったライブに、森の元同僚が、来てくれたって、言ってた。
森を辞めて、長崎で働いてる、元同期のガール。
去年、湯布院のお菓子を送ってくれた。本物の花が入った煎餅。
あと、
京都で陶芸をしている、森で知り合った友人も、
「この前重松さんのライヴに行きました」って、年賀状に書いてあった。
旅する一人のピアニストさんのおかげで、各地に散らばるみんなが、繋がって。
直接にはなかなか会えないけど、
そんな繋がりの便りが伝わってきただけで、
少しだけ、会えたような。
*
ちなみに、
重松さんのベイビィ(生後半年)も拝みました。
ほっぺが真っ赤で、ぽてぽてに垂れて、まるまるしてて、可愛かった*
ちなみに、
年賀状、頂いております、ありがとうございます。
で、
自分あのー、、まだ、
オールクリア、白紙でございますすすすいません;
去年も遅くて、調べたら書いたの5日だったんだけど、、。それを上回る、、、。いやー、、、。
ポストから年賀口が消えてしまった頃に、しらじらしく、明けましておめでとうございますというハガキが、届いたり届かなかったりすることになろうかと思います…;;
*
今日は、熊谷とかつくばに出張中。車はさすがにあれなので、電車にしました。こっちのが、速いし疲れないし、危なくない。
今乗ってるのは、つくばエクスプレス。つくばエクスプレスは高い。
電車内に注ぐのは、うららかな、冬の陽。
雲ひとつない。

*
重松壮一郎氏の、ピアノライブ。
となりました。
旅するピアニスト。
昨夜、七日のこと。
国分寺にある「カフェスロー」にて。
*
カフェスローの、毎週金曜日に催されているライブイベント:
「暗闇カフェ」。
電気を全部消して、
キャンドルの灯だけにして。
静かな暗がりの中で、
ゆっくり、集中して、
聞き入る。
パフォーマーは、「暗闇演出人」。

やわらかな暗闇の深みを味わうライブでした。
*
重松さんと出会ったのは「森のテラス」でしたが、
やはり同じ「森」で出会った友人と、この夜、再会。
森番として一緒に働いた、本業=パン職人の、アヤコンタ。
あいも変わらずに明るくて、快活で、楽しそうにニコニコしてる。今は、パン屋を辞めたばかりで、ハローワーク中だって。
かつて森で共に働いた仲間たちは、
思えば、今やみなそれぞれに、
別の場所で、
それぞれに、頑張っている。
ひととき
同じ時間と空間と
苦楽を共有しながら、
みなそれぞれの流れで、やがて森を離れて、
みなそれぞれの道へ。
みなそれぞれに、忙しく。
それでいて、
また久しぶりに集まれば
「昨日も会ってた」みたいに、すんなりと、馴染む。
その人の今を象る、とりまく空気は
明らかに新しくなっているから、
雰囲気も、なんとなくだけど、変わる。
けれど、
共にまた、ひとたび、ひとところに集う時。
お互いにちょうどよいような、
懐かしいようなあの温度感をつくるコツは、どうやら自然に蘇るようで、
総じて、
「変わらないねー。」って、なる。
「変わったねー。」って、わかっていて、そう想っても、
やっぱり「変わらない」ものがあって。
それが、「仲」というものかな。
人と人の中にある、仲。向かい合う互いのあいだに生まれる、見えない空気感。
森で生まれた「仲」は、
自然さながらにゆるやかで、
それでいて長くて、
なんか、落ち着く。
もちろん、そういう「仲」は、森に限らず。
それぞれにふさわしい「しっくり」加減で、
それぞれに、在る。
*
ライブ開演まで、しばしの間。
ベジな食事(野菜カレーを食べた)のかたわらに、
オーガニックワインも頂きつつ、
近況うかがいしつつ、
胸がキュンキュンする話で盛り上がりったりしつつ。
ひとしきり笑ったりして、一息つかないうち、
やおら、
ゆるやかなキャンドルの明かりだけが残された、静かな暗闇になった。
おもむろに
開演。
*
重松さんのピアノ。

単純な「癒し系」ということばにあてはまるものではない。
「やさしい」とか「エコ」とか「静けさ」とか、
そういうお手柔らかなものでもない。
なにしろ、
あふれんばかりの超絶技巧。即興的で、ミスタッチも無い、凄い鍛練と集中力を感じる。
でも、
聞いてるほうは、湖の底に沈むくらいに、安らかに、まったりできる。
そして、
色々な、自然の、きれいな風景を
想い出す。
今日想ったのは、春の海の波 だとか
ピンク色の夕焼けに染まる海の凪
だとか
川辺のさざれ波の黄金のキラキラ
だとか
ちいさな草をなでる ふっとした川風の ひゅうと過ぎゆく感じ
だとか
河の滔々という、光陰織り交ぜたうねり
だとか、
、あと、
今まではあまり感じたことなかった、
嵐のどす黒紫の雲の、雨まじりの気流の揺らぎとかも。

いつも「河」を想う。
いつも、光る河のように、きらきらと流れゆくものを想うのだけど、
その河の水の厚み(3D感?)が増して、
そのぶん、そこに含まれる光のきらきら成分とか、
影の深み成分とかが、より立体的に、まるく、ふくらんだような。三次元的に、明らかに増えたような。
感覚的に言うと、そんな感じがした。ような。
音のイメージや解釈は人それぞれだし、説明はどうやっても微妙なずれを生じるものだから、
ぜひ、直に、聞いて欲しいと思います。ライブは、年間通して、全国各地でたくさんやってらっしゃるので。
ああ、そういえば、
去年長崎でやったライブに、森の元同僚が、来てくれたって、言ってた。
森を辞めて、長崎で働いてる、元同期のガール。
去年、湯布院のお菓子を送ってくれた。本物の花が入った煎餅。
あと、
京都で陶芸をしている、森で知り合った友人も、
「この前重松さんのライヴに行きました」って、年賀状に書いてあった。
旅する一人のピアニストさんのおかげで、各地に散らばるみんなが、繋がって。
直接にはなかなか会えないけど、
そんな繋がりの便りが伝わってきただけで、
少しだけ、会えたような。
*
ちなみに、
重松さんのベイビィ(生後半年)も拝みました。
ほっぺが真っ赤で、ぽてぽてに垂れて、まるまるしてて、可愛かった*
ちなみに、
年賀状、頂いております、ありがとうございます。
で、
自分あのー、、まだ、
オールクリア、白紙でございますすすすいません;
去年も遅くて、調べたら書いたの5日だったんだけど、、。それを上回る、、、。いやー、、、。
ポストから年賀口が消えてしまった頃に、しらじらしく、明けましておめでとうございますというハガキが、届いたり届かなかったりすることになろうかと思います…;;
*
今日は、熊谷とかつくばに出張中。車はさすがにあれなので、電車にしました。こっちのが、速いし疲れないし、危なくない。
今乗ってるのは、つくばエクスプレス。つくばエクスプレスは高い。
電車内に注ぐのは、うららかな、冬の陽。
雲ひとつない。

*
寒いのはきらいだしあったかいハワイイ大好きだけど、冬のぴしっとした冷たい空気がちょっとだけ恋しいわぁ
つくばエクスプレスで流山を通り過ぎたのね。
ぴしっとした冬しか知らない身としてはあまり実感もわかないけど、悪くはないよね。冬の、研ぎ澄まされる感じ。
流山、通過したよーーー。流山なんとか公園的ななんとかセンター的な駅もあった気がする。
今年こそハワイイ行けるかなー。まずバリに行きたいんだ。