せっかく織ったリネンの布がうまく仕立てられず、かなりへこんでしまっているスタッフ吉野です。
布が足りないとわかっているのに、無理に仕立てたのがまずかった。これをどう転じるか、途方に暮れております。。。
さてさて。
この3連休、さをりの森で手織技術検定 3級とA級の講習会&検定が開催されました。
3日とも参加の方は「森の宿り木」に宿泊しての受講となりました。
ブログでも時々登場する手織技術検定。
これは感性をあるがままに表現するための手織技術を広く一般に普及するためのものです。あらゆる技術は、私たち人間を助けるもので、人間が使いこなしてこその技術であり、逆に、技術に振り回させているようではなりません。そして合理的で効率的な技術こそ、万人が共有すべき財産です。そして技術の進歩にともない、それをお互いに分かち合うことを目指しています。(抜粋)
手織りに限らず、教わったことがいつの間にか我流になっているというのは、ありがちなことです。
よくわからないけど、やっているうちにできたからそうしている、というのもよくあります。
もしかしたら、もっと効率的に楽にできる方法があるかもしれない?自分がやっていることは無駄な動きをしていない?人に伝えるときに、間違って伝えていない?
と、心配に思っている方は是非、さをりの森HPの手織技術検定のページをご覧下さいね。
詳しくはこちら 手織技術検定概要
そして今回は3級(手織の基礎的な技術)、A級(バリアフリー用部品の使い方等の特殊技術)が行われました。
検定を目標においた講習会となると、皆さんの姿勢が違います。空いた時間もテキストを読み込み、積極的に質問をし、新しい情報を取り入れようととても真剣なまなざしで、私にまで緊張が伝わってきます。
基礎的なことでも「こうすれば楽にできたのね~」と、目からウロコだったとおっしゃる方もいらっしゃいました。
A級については、障害の度合いによっていろいろな方法、便利な道具があります。知識として、知っているのと知らないのとでは雲泥の差ということもあります。
今回の受検はみなさん無事に合格し、晴れやかな笑顔で帰路につきました今回の試検が今後のさをりライフに大きく役立つんだろうなぁと思うと、こちらまで嬉しくなりますね。
講習会は今後もございます。「目からウロコ」が体感できるかもしれません 講習会スケジュール
ご質問は手織技術検定協会(さをりの森 内)にお問い合わせくださいませ。