“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

電力会社のモラル

2012年03月22日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
東京電力は破産会社なので、何を行って無無駄です。
しかし、事故後、1年で東京電力が国民税金2兆円近くを借りました。(返済が出来るかどうかも分かっていません)廃炉費用まで入れたら更に数兆円もの資金が必要になるといわれています。

事故収拾策は泥沼のような資金を吸い込んでいます。そのお金は全て国民、利用者の料金として上乗されることになります。それでも、東京電力以外の電力会社、経団連、大手製造業は「原子力発電所再稼動」を要求しています。本当に無責任で、理解に苦しむ、経営者たちです。そのくらい倫理観がかけている経営者ということになるのかもしれません。このような企業、経営者にきちんと説明し、行動を統制できない野田政権は統治能力を持っているとは言えないのだと思います。


 東京電力と原子力損害賠償支援機構は、福島第一原発事故の損害賠償のため、政府に7千億~9千億円程度の資金支援を追加で求める調整に入った。政府が示した新しい賠償指針に基づき、これからかかる賠償額を計算した。支援決定済み分と合わせ、賠償見込み額は2兆円を超える。政府の原子力損害賠償紛争審査会は政府が事故の避難区域を3区域に再編するのに伴い、精神的苦痛などへの新しい賠償指針を16日に決めた。東電は新指針で賠償額が膨らむのに対応して追加支援を求める。東電と機構が3月中につくる「総合特別事業計画」に申請内容を盛り込む。 新しい賠償指針では、例えば5年以上戻れない「帰還困難区域」の住民には、「1人600万円」を一括で支払い、住宅や土地は放射線の影響で資産価値がすべて失われたとみなして事故前の価値の全額を払うとした。3区域の地理上の線引きは政府が今後決めるが、東電は、避難区域の住民16万人のうち帰還困難区域は2万~3万人などと仮定して賠償見込み額を計算している。

笑ってしまうようなーーー東電値上げ説明

2012年03月22日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き

東京電力の「大口向け料金値上げの説明」をめぐって、いろいろな方が意見を提示しています。一番面白いのが、自民党河野太郎議員のブログでの主張です。河野議員の主張、意見を下記に添付します。読んで見ていただければと思います。インターネットでこれらの議論、意見が面白おかしく出回っています。そのことをめぐって、経済産業省枝野大臣がコメントする事態にもなっています。東京電力の対応姿勢、企業としての統治能力が問われるような話です。
個人向けには、このような話はなく、「料金の値上げをします」で済ますのでしょうが。―――東京電力の顧客に対する基本的な姿勢、企業向けの顔と個人向けの顔とはまったく違う。よく考えてみれば「そうか」ですが。個人が受け入れられないと「意思」表明した場合は電力供給をストップしてしまうのでしょうか?

<以下は河野太郎議員の主張>

東京電力が、4月1日から電力料金を上げたいという手紙を、契約者に送っている。具体的には、ビル・工場などの特別高圧(標準電圧20,000ボルト以上)および高圧(標準電圧6,000ボルト以上)で電気を契約している事業所が対象だ。受け取った企業もいると思うが、結論から言えば、これは断れる。
東京電力の支社が出した一通の「電力料金値上げのお願いにつきまして」という表題の手紙が私の目の前にある。
「昨年の当社原子力発電所の事故および放射性物質の放出により、お客さま、広く社会の皆さまには、大変なご迷惑とご心配を長期間に亘りおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます」という出だしで始まり、

「(中略)このため現在の状態が継続すれば遠からず燃料調達に支障をきたし、当社の使命である電気の安定供給に重大な影響を及ぼしかねず、誠に申し訳ございませんが、平成24年4月1日より自由化部門のお客さまの電気料金の値上げをお願いさせていただく次第です。」とある。

<開いた口ふさがらない…東電値上げ説明で枝野氏>

 枝野経済産業相は21日の閣議後の記者会見で、4月からの大口向け料金値上げの説明が不十分だとして、東京電力に対し、改善を指示したことを明らかにした。
 枝野氏は「契約途中での値上げには需要家の了承が必要なのに、東電は説明を徹底していなかった」として、東電に需要家へ改めて説明するよう求めた。
 4月1日以降に契約更改を迎える工場や事業者などの大口需要家は、平均17%の値上げについて了承しなければ、契約更改までの間は現行料金が据え置かれる。しかし、東電はその手続きについて説明せず、指摘を受けた場合だけ個別に対応していたという。
 枝野氏は記者会見で東電の対応について、「開いた口がふさがらない。東電は経営体質を抜本的に改めてほしい」と述べた。

鼠小僧次郎吉

2012年03月22日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、なぜか鼠小僧の話です。

1790年代後半から1832年にかけて、大名屋敷などばかりを狙った泥棒が鼠小僧次郎吉です。一説には、盗んだ金を貧乏人に配って回ったと伝えられています。

あれから200年近く経っている現在も、平成の鼠小僧が必要な位、貧困層が増えました。悪代官や自分達だけ儲かるように談合してきた商人やお武家様の仕業です。薄汚い小役人もたくさん居ます。

実際は、鼠小僧は盗んだ物品を博打や遊びに使っていたようですが・・・。それだけ町民は、そのような英雄を求めていたのでしょう。


両国の回向院のある鼠小僧次郎吉の墓


墓を削って持っていると博打に勝つかもという噂が江戸で持ちきりに

大阪に居る、維新の会の某は、決して町民の見方ではありませんよ。