<格差社会アメリカの真実>「小林由美氏」が書いた本があります。その中に、面白い記述があります。
アメリカ大統領に当選する人物は善良で、知識豊かで、高潔な人とはいえない。実際に、そういう人物が当選している。その大統領は自分がやりたいことを政権について実施する。その場合、その政策の正当性、有効性が理論的に立証されているわけではない。その政策を政治的、理論的に正しいと整理、理論化するのが御用学者であると記述しています。ミドルクラス出身の学者たちが権力に近づこうとしたら、権力者のニーズに近づくことが早道である。古今東西を問わない。様々な闘争を経て権力を握った人は、自らの権力を強化するような政策を作り出し(!!!)、実行に移してゆくわけだから、その政策を正当化・美化するサポートスタッフが欠かせない。そのニーズを満たせるのが、学者、有識者としてのバックグランドを持った「野心家」であり、彼らが政権追従のロジックを展開すれば、政策が美しく正当化される。(!!!!)
事実に忠実であることに責任と誇りを持つ純粋な学者イメージを、学者の顔をした「野心家」に重ね合わせるのは基本的には間違っているのだが、その違いを見極めるのは必ずしも容易ではない。問題は、彼らが出世し、世の中で評価されている期間に、社会がダメージをこうむること。そのダメージは取り返しがつかないことである。
1つの国がどのような知的、思想的指導者を持てるかは、教育配分や大学のマネジメントを通した、その国の選択の結果にもかかわっている。ガリレオやコペルニクスは、教会に所属して心理を追求する中で、教会の権威を否定する心理を発見した。スポンサーであった教会は、その研究を反逆とみなして、その成果を葬り去ろうとした。
日本でも小泉、竹中平蔵氏の関係が有名です。郵政民営化、規制緩和などでやりたい放題の悪政と社会保障制度の破壊、財政赤字の山を作りました。でも、表面的な「かっこよさ」(なんだか内実のない)、ヒトラーばりの「大言壮語」で選挙票を掠め取りました。堀江貴文氏、村上世彰氏もその時代の人物です。
アメリカ大統領に当選する人物は善良で、知識豊かで、高潔な人とはいえない。実際に、そういう人物が当選している。その大統領は自分がやりたいことを政権について実施する。その場合、その政策の正当性、有効性が理論的に立証されているわけではない。その政策を政治的、理論的に正しいと整理、理論化するのが御用学者であると記述しています。ミドルクラス出身の学者たちが権力に近づこうとしたら、権力者のニーズに近づくことが早道である。古今東西を問わない。様々な闘争を経て権力を握った人は、自らの権力を強化するような政策を作り出し(!!!)、実行に移してゆくわけだから、その政策を正当化・美化するサポートスタッフが欠かせない。そのニーズを満たせるのが、学者、有識者としてのバックグランドを持った「野心家」であり、彼らが政権追従のロジックを展開すれば、政策が美しく正当化される。(!!!!)
事実に忠実であることに責任と誇りを持つ純粋な学者イメージを、学者の顔をした「野心家」に重ね合わせるのは基本的には間違っているのだが、その違いを見極めるのは必ずしも容易ではない。問題は、彼らが出世し、世の中で評価されている期間に、社会がダメージをこうむること。そのダメージは取り返しがつかないことである。
1つの国がどのような知的、思想的指導者を持てるかは、教育配分や大学のマネジメントを通した、その国の選択の結果にもかかわっている。ガリレオやコペルニクスは、教会に所属して心理を追求する中で、教会の権威を否定する心理を発見した。スポンサーであった教会は、その研究を反逆とみなして、その成果を葬り去ろうとした。
日本でも小泉、竹中平蔵氏の関係が有名です。郵政民営化、規制緩和などでやりたい放題の悪政と社会保障制度の破壊、財政赤字の山を作りました。でも、表面的な「かっこよさ」(なんだか内実のない)、ヒトラーばりの「大言壮語」で選挙票を掠め取りました。堀江貴文氏、村上世彰氏もその時代の人物です。