6月8日仙台市電力ビルホールで結成総会が開催されました。24団体、JA宮城、宮城県医師会、宮城県森林組合連合会、宮城県漁業共同組合、あいコープみやぎ、みやぎ生協、宮城県生活協同組合連合会など24団体が参加、ネットワークを結成しました。
この中で、情勢報告、TPPの持つ危険性などが説明されました。また、記念講演で、TPP協定の問題点、危険性などがカナダ、メキシコ、豪州、韓国の事例で具体的に指摘されました。それら各国でアメリカとの貿易協定をめぐって、政府と市民、国民、自治体との対立がたくさん起きていることも紹介されました。
個別の問題はありますが、このTPP協定がアメリカの大手企業、多国籍企業、大手金融機関(銀行、投資銀行、保険会社)などの相手国進出条件整備(地ならし)、利益追求の条件整備を目的としていることです。また、そのことで、自国経済に重大な影響、特に、雇用の減少、喪失が起きていることです。メキシコは100万人単位で雇用が奪われ、その人々がアメリカに不法入国していることなども紹介されました。また、矛盾しているのはアメリカ国内の就労人口も改善せず、2007年前(リーマンショック)と比較して500万人も減少しているとのことでした。
アメリカ国内の就労条件の改善もせず、相手国の経済破壊、失業者数増加、制度の改変を行うようなTPP協定とは誰のためのものなのでしょうか?国民、市民にとって有益なものではなくて、大手企業、輸出企業にとって必要な協定といえます。TPPに反対することはアメリカ国民の利害を守ることになるだということも分かりました。新自由主義、政治経済政策の矛盾と、本質が解決不能な状態にまで至っているさまを表しているのだと思います。野田がG20、エイペックで「参加表明しないように」しなければならないと思います。後でこんなはずはなかったと嘆かないためにも。また、学習の意義、効果も絶大であると思った結成総会でした。
この中で、情勢報告、TPPの持つ危険性などが説明されました。また、記念講演で、TPP協定の問題点、危険性などがカナダ、メキシコ、豪州、韓国の事例で具体的に指摘されました。それら各国でアメリカとの貿易協定をめぐって、政府と市民、国民、自治体との対立がたくさん起きていることも紹介されました。
個別の問題はありますが、このTPP協定がアメリカの大手企業、多国籍企業、大手金融機関(銀行、投資銀行、保険会社)などの相手国進出条件整備(地ならし)、利益追求の条件整備を目的としていることです。また、そのことで、自国経済に重大な影響、特に、雇用の減少、喪失が起きていることです。メキシコは100万人単位で雇用が奪われ、その人々がアメリカに不法入国していることなども紹介されました。また、矛盾しているのはアメリカ国内の就労人口も改善せず、2007年前(リーマンショック)と比較して500万人も減少しているとのことでした。
アメリカ国内の就労条件の改善もせず、相手国の経済破壊、失業者数増加、制度の改変を行うようなTPP協定とは誰のためのものなのでしょうか?国民、市民にとって有益なものではなくて、大手企業、輸出企業にとって必要な協定といえます。TPPに反対することはアメリカ国民の利害を守ることになるだということも分かりました。新自由主義、政治経済政策の矛盾と、本質が解決不能な状態にまで至っているさまを表しているのだと思います。野田がG20、エイペックで「参加表明しないように」しなければならないと思います。後でこんなはずはなかったと嘆かないためにも。また、学習の意義、効果も絶大であると思った結成総会でした。