“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

原子力発電と危機管理の貧困

2012年06月10日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
笑ってしまいたくなるような現実の話です。このことを、どう考えるかが重要だと思います。事故と危機管理のレベルが原子力産業の場合は、他の事故、災害とはまったく異なっていることを示しています。訓練は一定程度自治体では計画作成、実施されているとしても現実の事故に直面したときには、コントロールできないような激しい、放射性物質による汚染、混乱、恐怖に誰でも、戸惑い、逃げ惑うことが危機管理のあり方に反映されるのだと思います。
原子力事故は絶対に起こしてはならない。絶対に可能性としてあってはならないものなのだとしか言いようがないものです。地震で冷却機能が喪失、電源が取れなくなる。などは、あってはならない産業なのだと思います。


<原子力発電と危機管理の貧困>

新潟県内の市町村長らでつくる「原子力安全研究会」が9日、長岡市であり、講師に招かれた福島市の瀬戸孝則市長が東電福島第一原発事故後の対応について、「テレビの情報だけで判断した場面も多かった」と述べ、情報不足の問題点を指摘した。
 瀬戸市長は「放射能災害について国に法律がなく、地方自治体に経験も財源もなく、国民には放射能の知識がなかった」と総括したうえで、「事故発生直後のガソリン不足は盲点だった。ライフラインは水道、ガスと思っていたが、放射能を恐れ、ガソリンを運ぶトラックが福島に来ないとは思わなかった」と述べた。
 さらに、「福島市の29万人が一斉に避難することは不可能」として、渋滞対策や高齢者の避難の難しさを説き、「核シェルターを持つことも必要かもしれない」と話した。






飯舘村議会、避難区域再編

2012年06月10日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
野田政権が大飯原発再稼動を了解しましたが、福島県飯舘村は三分割です。自治体が自治体として機能するためには、一体的な活動、居住環境が保証されない限り、飯館村としての機能は折り戻すことが出来ないのだと思います。村に帰りたいとの村民の希望、要望との折り合いをどこでつけるかが問われることとなります。帰ることが出来る地域の村民と、帰還できない区域に大別すれば2つに分かれることとなります。

ここでも村の地理的、生活面での分断が起きています。自治体、住民が自ら招いたものではありません。しかし、汚染度、放射線量との関係で、地域を分断しなければならない。これが現実です。電力が必要、電気料金が上がる、企業の操業短縮が問題などとーーー言い訳はいろいろあります。しかし、東京電力、政府、経済産業省はこのような、飯館村自治体、住民にどのような責任が取れるのでしょうか。言葉で「責任を取る」ということがどれくらい無責任で、軽いかが理解できない政治家、政権には“あきれる”ばかりです。


 福島第1原発事故の避難区域の見直しで、福島県飯舘村議会は7日、災害復興対策特別委員会を開き、村を帰還困難(年間放射線量50ミリシーベルト超)、居住制限(20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下)、避難指示解除準備(20ミリシーベルト以下)の3区域に分ける案を受け入れた。
 案は地図の通りで、行政区単位で分ける。帰還困難区域は、村内で最も線量の高い長泥地区(74世帯276人)。居住制限区域は中心部の飯樋など15地区(1662世帯5262人)、解除準備区域は村北部の大蔵など4地区(208世帯795人)を指定する。村は週明けにも政府に同意の意思を伝える。政府は村の意向を尊重する方針で、区域見直しが確定する。菅野典雄村長は「7月中に(新区域指定を)実行したい」と話した。

100円ショップ

2012年06月10日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、100円ショップの話です。

何かを買いたいわけではありませんが100円ショップを覗いてみました。すごいですね、あれも、これも、みんな百円。かつては300円も500円もするような物が、みんな100円です。

100円では無理な物は、200円だったり500円(税抜き)します。iPadのカバーだって500 円でうっていました。ちょっと安っぽい素材でしたが機能は十分です。

日本では傘が一年間で一億三千万本売れているそうです。日本の人口以上の傘が毎年売れているのです。そのうち八千万本が透明な傘です。ほとんどが百円~三百円位のものでしょう。自慢ではありませんが私は使い捨てのような傘は買ったことがありません。しかし我が家には透明な華奢な安物の傘がたくさんあります。最盛期には十本以上ありましたが、全て娘が買ったものです。もったいないから、時々私も使っていました。これでは、買っているのと同じですね。

向い風にあおられると、瞬間でメチャメチャになる安物の傘で、もう五本位は私が壊しました。

ところで100円ショップだけで無く、衣料品なども本当に安くなりました。40年前より安いのではないかと思う物もあります。ジーパンなんか完全にこれです。自転車も信じられない位の安さです。

日本人は便利な物を安く使っていますが、100円ショップの商品はほとんどが中国をはじめとした輸入品です。輸入することで日本国内の産業が通用しなくなり、働き口が無くなり給料が下がり、安い物が欲しくなり、、、、

なんか、たこが自分の足を食べているような感じです。

傘でも直径1・4メートルもあるものがあります。お墓での法事にお坊さんが雨に濡れない様に使われたりしているそうです。一本で14500円もするそうです。

わけのわからない、独り言でした。