人間としての基本的資質、常識があるのかどうかが問われているのだと思います。昨年、あれだけの事故被害を発生させて、一回も福島県、地域自治体(代表者たち)に行かなかった企業経営者、トップがいたことが信じられません。勝俣氏は、その意味ではもともと非人間的、非常識な人物であったということです。極悪非道の経営者と歴史に刻まれるだけです。このような人物が電力会社、業界に君臨していたかと思うだけでも電力会社の異常さ、非常識さが証明、理解できることと思います。
経営者としての役割は、一職員と同じではありません。企業の社会的責任、役割を自覚し、企業統治を行うことこそがその最大の役割です。野村證券が公開前情報を漏らしてインサイダー取引に加担し、自粛するとの報道がされています。昔は「株屋」といわれ、一段下に見下しされていました。AIJ社長も投資会社上がりでした。新自由主義の行き着く先、醜さと、非常識さだけが浮き出ています。「儲かればいいのだ」との彼らの思考、論理はいかに、腐れ、不正義かが問われているのだと思います。彼らのこのような行為が彼ら自身の立場、組織を破壊していることを自覚すべきです。勝俣氏をはじめとして、法に触れた企業経営者の社会的責任を追及し、刑事責任を問うことが必要です。
<東電新旧トップ 「事故対応課題残した」 福島知事を訪問>
東京電力の下河辺和彦会長と広瀬直己社長、西沢俊夫前社長が28日、就退任のあいさつで福島県庁を訪れ、佐藤雄平知事に福島第1原発事故について謝罪した。広瀬社長は20日に最終報告書を公表した社内事故調査委員会とは別に、今後も事故原因を検証する考えを明らかにした。
広瀬社長は「これまで(常務として)賠償を担当してきたが、至らない点が多かった。社長としてしっかり対応する」と強調した。事故後の昨年6月から社長を務めた西沢前社長は「多くの課題を残し、申し訳なく思う」と陳謝した。
佐藤知事は(1)事故の完全収束(2)県内の原発の全基廃炉(3)全ての被害者が生活や事業を再建するまでの確実な賠償-などを求める要望書を出した。
その上で「本店の記者会見を見ると(東電を)遠くに感じる。福島の実情を本当に承知しているのか。会長と社長には毎日、福島県から通ってもらいたいくらいだ」と語気を強めた。
広瀬社長らは斎藤健治県議会議長にも面会した。斎藤議長は勝俣恒久前会長が事故後一度も福島入りせずに27日に退任したことに触れ、「前会長とは事故前は何度も会ったが、どういう訳か事故後は全く来ない」と苦言を呈した。
広瀬社長は記者会見し、社内事故調の最終報告書に対し「自己弁護」「事実誤認」との批判があることについて、「最終報告書が全ての事実ではない。今後、新事実が出てくることが予想されるため、継続的に検証できる形をつくる必要がある」と述べた。
下河辺会長と広瀬社長は29日~7月3日、集団避難が続く双葉郡8町村や隣接の4市町村、いわき市を訪問する。
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経営者としての役割は、一職員と同じではありません。企業の社会的責任、役割を自覚し、企業統治を行うことこそがその最大の役割です。野村證券が公開前情報を漏らしてインサイダー取引に加担し、自粛するとの報道がされています。昔は「株屋」といわれ、一段下に見下しされていました。AIJ社長も投資会社上がりでした。新自由主義の行き着く先、醜さと、非常識さだけが浮き出ています。「儲かればいいのだ」との彼らの思考、論理はいかに、腐れ、不正義かが問われているのだと思います。彼らのこのような行為が彼ら自身の立場、組織を破壊していることを自覚すべきです。勝俣氏をはじめとして、法に触れた企業経営者の社会的責任を追及し、刑事責任を問うことが必要です。
<東電新旧トップ 「事故対応課題残した」 福島知事を訪問>
東京電力の下河辺和彦会長と広瀬直己社長、西沢俊夫前社長が28日、就退任のあいさつで福島県庁を訪れ、佐藤雄平知事に福島第1原発事故について謝罪した。広瀬社長は20日に最終報告書を公表した社内事故調査委員会とは別に、今後も事故原因を検証する考えを明らかにした。
広瀬社長は「これまで(常務として)賠償を担当してきたが、至らない点が多かった。社長としてしっかり対応する」と強調した。事故後の昨年6月から社長を務めた西沢前社長は「多くの課題を残し、申し訳なく思う」と陳謝した。
佐藤知事は(1)事故の完全収束(2)県内の原発の全基廃炉(3)全ての被害者が生活や事業を再建するまでの確実な賠償-などを求める要望書を出した。
その上で「本店の記者会見を見ると(東電を)遠くに感じる。福島の実情を本当に承知しているのか。会長と社長には毎日、福島県から通ってもらいたいくらいだ」と語気を強めた。
広瀬社長らは斎藤健治県議会議長にも面会した。斎藤議長は勝俣恒久前会長が事故後一度も福島入りせずに27日に退任したことに触れ、「前会長とは事故前は何度も会ったが、どういう訳か事故後は全く来ない」と苦言を呈した。
広瀬社長は記者会見し、社内事故調の最終報告書に対し「自己弁護」「事実誤認」との批判があることについて、「最終報告書が全ての事実ではない。今後、新事実が出てくることが予想されるため、継続的に検証できる形をつくる必要がある」と述べた。
下河辺会長と広瀬社長は29日~7月3日、集団避難が続く双葉郡8町村や隣接の4市町村、いわき市を訪問する。
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