宮城の農地再生へ技術支援 農村工学研、県と協定
6月9.10日と気仙沼、南三陸、名取市閖上、七ヶ浜などを回りました。北海道の知人が被災地を見たいとのことで、案内をしました。久しぶりの沿岸部訪問でした。感じたことは、津波による被災物の処理が進み、整地され、その上に草などが生えて、以前の街の姿を知っている人でない限り、被害状況がよく分からない地域が増えています。気仙沼の中心街は、道路のかさ上げが進行し、道路だけが50~100cm土盛りされています。その他は、被災住宅が取り壊されて、整理が進んでいます。
南三陸は復興村が新しく出来て、県外の方が、来店し、商品を購入していました。少し明るさが戻ってきた感じです。人の集まれる場所が出来た感じです。志津川病院の取り壊し工事が始まっていました。また、防災会館前が片付き、駐車場スペースが出来ていました。ここも県外車が多く来て、静かにお参りをしていました。回りの状況はまったく変わっていません。漁港には少ないながらも船が戻ってきています。少しずつ漁業者の仕事も復活してきているようです。そこで感じたことが農地の除塩作業、復旧作業が遅れているなと感じました。水路が地盤沈下で使えない、塩害を除去できないなどまだまだ、やらなければならないことが沢山、課題として残っています。
<宮城の農地再生へ技術支援 農村工学研、県と協定>
東日本大震災で被災した農地の再生を目指し、宮城県と農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所(茨城県つくば市)は13日、技術協力に関する連携協定を締結した。同研究所が被災県と協定を結ぶのは初めて。
協定書によると、県が進める農地・農村復旧事業に関し、同研究所が農業基盤整備など農業工学分野の技術支援を行う。塩害、地盤沈下対策として排水機能を向上させた農地整備や、大区画化に向けた農地の再編といった課題に県と連携して取り組む。
技術支援に加え、同研究所が蓄積した研究データと技術情報を県に提供する。県は研究場所の提供など業務環境の整備や調整に努める。
宮城県庁で同日あった協定締結式では、村井嘉浩知事と高橋順二所長が協定書に調印した。村井知事は「専門的観点から技術支援を受けることで、農地再生が大きく推進できる」と話した。
6月9.10日と気仙沼、南三陸、名取市閖上、七ヶ浜などを回りました。北海道の知人が被災地を見たいとのことで、案内をしました。久しぶりの沿岸部訪問でした。感じたことは、津波による被災物の処理が進み、整地され、その上に草などが生えて、以前の街の姿を知っている人でない限り、被害状況がよく分からない地域が増えています。気仙沼の中心街は、道路のかさ上げが進行し、道路だけが50~100cm土盛りされています。その他は、被災住宅が取り壊されて、整理が進んでいます。
南三陸は復興村が新しく出来て、県外の方が、来店し、商品を購入していました。少し明るさが戻ってきた感じです。人の集まれる場所が出来た感じです。志津川病院の取り壊し工事が始まっていました。また、防災会館前が片付き、駐車場スペースが出来ていました。ここも県外車が多く来て、静かにお参りをしていました。回りの状況はまったく変わっていません。漁港には少ないながらも船が戻ってきています。少しずつ漁業者の仕事も復活してきているようです。そこで感じたことが農地の除塩作業、復旧作業が遅れているなと感じました。水路が地盤沈下で使えない、塩害を除去できないなどまだまだ、やらなければならないことが沢山、課題として残っています。
<宮城の農地再生へ技術支援 農村工学研、県と協定>
東日本大震災で被災した農地の再生を目指し、宮城県と農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所(茨城県つくば市)は13日、技術協力に関する連携協定を締結した。同研究所が被災県と協定を結ぶのは初めて。
協定書によると、県が進める農地・農村復旧事業に関し、同研究所が農業基盤整備など農業工学分野の技術支援を行う。塩害、地盤沈下対策として排水機能を向上させた農地整備や、大区画化に向けた農地の再編といった課題に県と連携して取り組む。
技術支援に加え、同研究所が蓄積した研究データと技術情報を県に提供する。県は研究場所の提供など業務環境の整備や調整に努める。
宮城県庁で同日あった協定締結式では、村井嘉浩知事と高橋順二所長が協定書に調印した。村井知事は「専門的観点から技術支援を受けることで、農地再生が大きく推進できる」と話した。