“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

沖縄県議会議員選挙結果

2012年06月11日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
沖縄県議選挙結果が出ました。その結果、知事与党の議席は伸びず、過半数を割ったままでした。沖縄の軍事基地は、沖縄の問題というよりも、日本人、全日本人の問題です。軍事同盟の結果、アメリカ軍、軍事基地を容認している国の問題であると思います。個人的には軍事基地撤去、軍事同盟は有害と思っているのですが。

仙台空港を整備したときに、「トモダチ作戦」なる米軍の演習をかねた、震災支援がありました。感情的に、米軍はよくやった、友達だーーなどの意見、声などもあります。しかし、軍隊、軍人の第一義的目的は「軍事作戦の遂行」、国家間の軍事衝突、軍事侵攻に備えた行動を常に行っています。ここはきちんと理解し、自覚した上で、考えないといけないと思います。沖縄の県民の苦しみを知り、理解し、寄り添う行動が必要と思います。軍事基地に依存しない沖縄経済、沖縄県政を実現してほしいと心から願っています。

<沖縄県会議員選挙の結果>
 
 投票率は52.49%で前回を5.33%下回り、過去最低だった。
 獲得議席数は知事与党側が自民13、公明3、無所属が5。野党・中立派の非与党側は社民6、共産5、沖縄社会大衆3、民主1、国民新1、無所属など11。政権与党の民主は3人立候補したが、1議席にとどまった。
 普天間移設問題では大半の候補者が「県外」や「国外」を訴え、大きな争点にならなかった。焦点は知事与党側が4年前の前回選挙で失った過半数を奪回するかどうかだったが、及ばなかった。
 仲井真知事は普天間の県外移設を求めているものの、自公政権時代は辺野古移設を容認しており、政府は知事の“軟化”に期待している。だが、県内移設に強く反対する社民、共産、沖縄社会大衆党など野党側が県議会の主導権を握る結果となり、知事が辺野古容認に転ずれば、県議会との対立が深まり県政運営が滞るのは必至。知事が政府に妥協することは極めて困難となった。
 改選前勢力は、知事与党側が21議席、野党・中立派の非与党側が26議席、欠員1。知事与党側は28人、非与党側は35人が立候補した。


「原発発祥の地」東海村 村長が反原発 廃炉求める署名17万人超す

2012年06月11日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
大飯原発と東海村の判断の違いが際立っています。立地自治体の首長、議員の知見、判断でこのような差が出ています。
大飯原発は関西電力、関西電力の原子力発電依存度の高さなどが、自治体への資金提供、地元企業への仕事斡旋を通じての雇用、企業利益などを使って、経済的つながりを強化しています。そのことで自治体は、原発依存度を強め、そのくびきから抜け出せないようになっています。その自治体の判断が、原発再稼動の根拠になる矛盾を考えなければならないと思います。そこを政府、経済産業省は利用しています。
一方で、東海村のような判断、行動を自治体の首長、議員自らが行う自治体が出ています。日本で最初の立地自治体の判断としては、重たい価値があると考えられます。このような判断、自治体の存在、行動は、3.11福島第一原発事故の結果もたらされたものです。歴史の進歩を感じることのできる現象です。事実を受け止め、考えることこそが、歴史の進歩を促す事例だと思います。
<「原発発祥の地」東海村 村長が反原発 廃炉求める署名17万人超す>

 1957年、国内で最初に「原子の火」がともった茨城県東海村。多くの原子力施設が集積し、全国の原発立地自治体のモデルになってきた。しかし東日本大震災後、村上達也村長(69)が「脱原発」を打ち出し、日本原子力発電の東海第2原子力発電所の再稼働中止・廃炉を求める署名が17万人を超えた。「原発発祥の地」。
■JCO事故から募る不信感
 「東海第2原発も危機一髪、あわや福島の二の舞いだった」。村上村長は5月26日、都内での講演で訴えた。あの日、同原発にも想定を超える高さ5.4メートルの津波が押し寄せて、3台ある非常用発電機のうちの1台が使えなくなり、原子炉の冷温停止まで3日半かかった。高さ6.1メートルの防護壁が完成したのは震災の2日前。工事が終わっていなければ、被害はさらに広がるおそれがあった。
 村上村長は1999年、作業員2人が死亡、約670人が被曝(ひばく)したジェー・シー・オー(JCO)東海事業所の臨界事故に直面し、国の判断を待たずに住民避難を指示した経験を持つ。JCO事故後、原子力災害対策特別措置法や経済産業省原子力・安全保安院、オフサイトセンターなどの法制度・組織が整備された。それでも村長の国の原子力政策に対する不信感は消えなかった。
 そして起こった東京電力の福島第1原発事故。「この国は原発を持つ資格も能力もない」と東海第2原発の廃炉要求に踏み切った。4月に64市区町村長が賛同して結成された「脱原発をめざす首長会議」に、原発立地自治体で唯一参加。5月には長年務めてきた全国原子力発電所所在市町村協議会の副会長も辞任し、脱原発を訴えて全国を飛び回る。
 だが村長の行動は、村内では表向き大きな話題になっていない。原子力は地域経済に深く入り込んでいる。55年に2つの農村が合併して誕生した東海村は、原子力施設の集積とともに人口が3倍の3万8000人に急増。村民の3人に1人が原子力関連の仕事に就いているとされる。

国後島(くなしりとう)

2012年06月11日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、国後島(くなしりとう)の話です。

だいぶ前になりましたが北海道に出張に行きました。


別海町の夜明けです。

朝モヤがとてもきれいです。前日に泊まった紋別市とは風景が違います。紋別市の夜明けの写真を再掲しますね。



別海町にも海があります。レンタカーで少し走ると、なんと「北方領土」の国後島が見えました。



良く見えないのでカメラでアップにしてみました。


国後島は、どう見たって日本ですね。


別海町での北海道らしい写真をもう一枚。



今日は、これでおしまい。