団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

終戦記念日に秋の気配

2014-08-15 10:07:04 | 日記
今日8月15日終戦記念日、早朝涼しい風を頬に感じて目が覚める。毎年1度だけ、誰より早く(自分ではそう思っている)秋の兆しを感じる気持ちの好い瞬間である。今年の夏も暑かった、女房も「気持ちが悪くなる程暑い!」と何度かため息とも、うめき声に近いセリフを吐く(毎年繰り返すのだが・・)日が多かった夏では有ったが・・前にも書いたが、我が家では夏を通して昼夜共殆んどクーラーを使わない、10日程前、女房がクーラーのリモコンをテストしたら「クーラーが動かない」と言うので調べたら電池が錆びついていた・・何と5年間リモコンの乾電池を入れっ放しの儘だった。今は大枚5千円余りで新しいリモコンが来たので、夏が終われば電池は外す事が解りました。クーラー使わない非常識が常識を忘れさせた訳で・・然し今年も風邪を引かない冬を過ごせそうだと使わないクーラーに感謝して、今度は電池を外して、来年の夏、電池、リモコン、そして6年目のクーラーも私達と共に元気で夏を迎えられるよう、ベランダの朝顔にも今少し頑張って貰おうとセッセと水やりの毎日です。終戦の日の玉音放送は東京の焼け野原、高田馬場で近所のバラック家に一台有ったラジオから昭和天皇の声を10人程の大人達の後ろで頭を垂れて聞いてた自分の姿を今も覚えています。東京は暑かった様ですが子供だった私には暑かった記憶は有りません。悲しい思い出ですが、この日から日本の平和が始まった訳で、戦後の飢餓の時代を超えて80歳まで生き延びて来ました。今の子供達が、年々暑くなる日本の夏を冷房の要らない楽しく快適な夏休みが過ごせる日々はもう来ないのかも知れないと思うと、自分たちの少年時代の夏休みは本当に幸せだったのだと思います。