スーパーで買って来たデコポン1個には私に訳ありです。
温州蜜柑は殆ど私が買って来ます。
昨年10月、未だ青い蜜柑を少しでも黄色く見せようと、赤い網の袋に入れられて・・
旬を迎えた富有柿も生協からも岐阜の弟からも届きますので、私に柿の買い物は有りません。
12月、団地も冬の季節を迎え外の物置の中も冷えて、もう蜜柑が黴る心配も薄れて来たので、愛媛伊方の小粒蜜柑5kgを送って貰い、これでお正月迄、近所で買う事は暫らく無くなります。
1月、伊方蜜柑5kgが美味しかったので、追加注文を頼もうと思っていたのですが、今度は産地が収穫が終わり蜜柑は品切れと相成り、又私の袋買いが始まりました。
甘いのや、皮が硬いのやと当たり外れも有るのですが、こんな買い物は大好き「コレ美味しいね~」と褒められれば気分が良いし「今度のは甘く無いね~」と言われれば「シマッタ、安いのを買ったからかな?」と次は美味しくて安い良い蜜柑・・産地、値段、見た目等、美味しい蜜柑を選ぶ楽しみも私の権利だと思い努力する、食いしん坊阿呆な爺なのです。
思えば、これ迄何十年も蜜柑の黴については、毎年同じ事を繰り返して来たので、今年ほど黴無く上手く美味しく食べられたのは初めてと言っていいでしょう。
一つは妻が蜜柑の購入は私に任せてくれたお蔭かと思いますが・・他の買い物では、私が邪魔ばかりしているので・・これからは柑橘以外は全て妻任せと言う事で・・いつまで続くかは保証出来ませんが・・
ともあれスーパーでは未だ静岡産三ケ日蜜柑の様にミカン農家が上手に保存をして、今も蜜柑売り場で頑張っていて、こんな蜜柑天国は日本ならではと思いますが、消費者の一人としては有り難いと思っています。
毎日朝一番に私だけ半分・・昼は後の半分を半分こして・・何しろ高級品ですから大事に美味しく戴くに越したことは有りません。今朝物置から最後の4個を取り出してテーブルに・・
この原稿の初めに乗せた大きいデコポン1個、今朝のデザートにして、せとかと食べ比べをしました。
「ウーン、そうね~?せとかはネットリした甘~い味、デコポンはサッパリしてこれも甘い・・」
「そうだな~、どちらも良いね~・・」妻の舌感覚に私も同感・・引き分けで今回は愛媛農協にデコポン5kgを・・幸い終売締め切りに間に合ったようで・・残りのせとかで凌いでいれば、やがて美味しいデコポンが届くことでしょう。
そうそう昨日お千葉産大蕪ですが、早速、今日昼の味噌汁に使って呉れていました。