昨日の朝、妻が同じ団地棟に住む知り合いで、一人暮らしのお婆ちゃんとバッタリ会ったのです。
「お早うございます・・」・・見ると、お婆ちゃんの手の平に小さなフキノトウらしいものが・・
お婆ちゃんは「ゴメンナサイ・・およそのフキノトウだけど戴いちゃったわ・・」妻に見つかってバツが悪そうなお婆ちゃんです。
「食べられるの?どうやって?・・」
「天ぷらよ、私フキノトウの天婦羅大好きなの・・」お婆ちゃんの手の中に乗っていた3つの小さいフキノトウ・・
「それ良いね~・・ヤッパリ天ぷらが一番美味しそう・・」私は妻が良い会話をお婆ちゃんにしてくれたので嬉しくて・・
実を言うと、先日もここに幾つかのフキノトウを見掛けて、私がデジカメに撮って妻に見せたのです。
「どう?フキノトウだよ・」「へ~でも、とても取って食べる気がしない、だって周りが汚くて猫がオシッコしたんじゃないかって・・」「そうだよな~・・」・・ですからこそ嬉しい返事をなさったと・・
このフキ畑?ず~っと前に1階にいた住人が植えたらしく、1時はドンドン増えて成長すると大きな葉っぱで見事な蕗の畑になった頃も有ったのです。
その後、そもそもの主が亡くなって、最近は親子4人の若い夫婦が入居したころから、フキ畑を手入れする人も無くなり、夏ごろには虫食いだらけの無惨な姿に変わって秋口には自然に荒れ放題の儘、雑草も混じって・・誰も見向きもしない‥冬を迎えれば、ここがフキ畑とは言えない有様で只の荒れ地で冬を越すのです。
然し、その後春になると、この一角だけは小さなフキが葉を付けて、葉の間には幾つかのフキノトウが顔を出して・・
お婆ちゃんの手の平に乗っていたのは私が目にしたフキノトウなのでしょう。
昨日、料理屋関宿に、この季節フキノトウの天婦羅の写真が貼ってありましたが、・・
三つ程で700円の価格が・・「流石、関宿の価格だね~、美味しいだろうな~・」「そうね~」
然し、お婆ちゃんの揚げたフキノトウの天婦羅も、きっと美味しかったに違い有りません。
「そうよ卵焼き、卵4つ、もやしとシラスと玉葱、ネギ・・」「フーン旨いな~・・」
いつも美味しいのだけど一言褒めるのは無駄では無いと食いしん坊は計算もしているのです。
ゴチソウサマ
そうそう忘れるとこだった・・昨日のタンブラー&鉢の数。