我が家では何十年も新聞は日経しか取ってない・・
若い頃、実弟がY紙関係に勤めていた頃の１時期Y紙と日経と２紙になった事があるが・・
それも数か月で、又日経１紙になってしまった・・
これ迄株式は持った事も無いし、日経の株式欄も全く見ないし・・
NHKのニュースで株が上がったと言えば儲けた人を羨ましいと思うし、下がったと報じられれば「何で下がったんだろう？」と思ったりはしますが・・一喜一憂しない自分が幸せだと思っているくらいです・・
強いて日経を取り始めた理由と云えば、就職難の時代に小さな会社に就職して、いきなり営業に回されて・・
私が会社を幾つか変わった・・と云うより会社自体が苦しくて名前が変わったり、吸収されたり・・
従って、給料も余り上がらず、それでも妻は文句を言いながらもに６０年間付き合ってくれたのには・・只々感謝しか有りません。
私は営業で妻も同じ小さな会社の経理を・・職場結婚ですが今と異なり結婚、即、女は退職と・・当時それが常識のようになっていましたから・・
所帯を持った時から日経新聞を購読するようになったのです。
只でさえ安い給料で二人が生活していくのは大変でしたが・・若かったのですね～・・
今時の若い人達のベンチャーと違って・・その後、会社都合のような形で、自らは独立せざるを得なかったのです・・小遣い欲しさに朝刊の新聞配達も考えた事も有りました。
独立して４０年コツコツと営業を続けて、お金は最後まで溜らなかったのですが、どうやら信用だけが残ったと言えるのでしょうか、お客様の会社が時代に取り残されて減っていくのは仕方ないとして、現在も細々注文だけは入ってくる・・そんな二人の生活が今も続いているのです。
話が愚痴っぽくなって御免んなさい・・
先日ポストに日経の、こんなチラシが入ってきました。
妻が、毎月集金に来る女の人に「日経からこんな知らせ案内が来てるけど・・」
「ウーン困ったわね～・・私の仕事が又減っちゃうのよ・・」従業員さんだったのですね～・・
デジタルとか、カードとか、こんな所にも人減らしのしわ寄せがひたひたと押し寄せてきているのようです・・
変な話ですが、メジャーリーグで選手たちがベンチで散らかすゴミ・・日本のプロ野球のベンチに比べて汚い事・・
「選手にゴミを散らかさない様注意したら良いのに」と思っていたら、ゴミを片付ける仕事は立派な収入になるのだとか・・「ウーン？？」
勿論、現在の若い人達が優秀で仕事が出来る事で高額の報酬を得ることは当然な事ですが・・
何だか、就職難の昔、仕事に追われ、仕事を追いかけて夢中だった私が幸せな日々を過ごしたような気がしてきました・・
奥様は切れない？包丁を上手に使ってグレープフルーツを・・１０年後はロボットが奥様の代わりに？そんな悪夢は見たくない私です・・
私はホークで口に放り込むだけです・・ゴチソウサマ