数日前午前の事です。 日経新聞の少ないスポーツ欄に目を通している私の時間です。
「お父さん、洗濯機が駄目みたい・・・ドライバー貸して・・」傍らに有った私の工具箱の中からドライバーを取り出して洗濯機の有るベランダへ戻る妻です・・
TVを初め、我が家で日頃使っている電気製品は調子が悪い時は、殆ど私が修理します。
然し洗濯機は違うようです。私が洗濯機と聞いて、直ぐ腰を上げようとしたのを、無視するようにドライバーを手にベランダへ戻っていく妻の背に・・
「何処が悪いの?」「解っているの・全自動のスイッチが入らないの」「フーン・・」
どうやら私の出番は無いような雰囲気なので・・
この洗濯機は娘が独身の時に、買って新所帯を持った後に旦那の転勤で名古屋へ引っ越す時に冷蔵庫と共に我が家へ呉れた代物・・妻にとっては娘からのプレゼントで・・
以来大事に、重宝している記念品・・
簡単に買い替える考えも無し、自分自身で修理に拘るのも解るのですが・・
それから20分余り、洗濯機の蓋を開けて色々手を尽くしたらしいのだが・・
しょんぼりと部屋へ戻って来た妻・・「如何した?直ったか?・・」「駄目のよう・・原因は解かっているのだけど・・直らない・・」・・
「お父さん、直して・・」とは言わないけれど内心凄く悔しいらしいのを察した私ですが・・・
毎日使われている冷蔵庫も連日のように酷使されている洗濯機も、もう寿命かも知れません・・チラシを見ながら、考えていた私でしたが・・
独り言のように「どうせダメ元なら・・どれどれ私にも見せて・・」妻も今度は何も言いませんでした。
洗濯機は何種類かスイッチが付いてる下の部分をドライバーで外したら、止めてあったネジが外れかかって、中のスイッチボタン迄届いていない状態である事が解ったので、厚さ1㎜程のパッキングを着けたて正確に元の位置に戻して、きつくネジを締めて蓋をして・・スイッチオン!・・バッチリ洗濯機は完全に全自動開始です・・内心はこれで妻のご機嫌が直ると言う・・
その間TVを見ていた妻は、私が工具箱にドライバーを仕舞うのを見て・・
「直ったの??・・」「ウン・・」「やってみて・・」
ベランダからニコニコ笑顔で戻って来た妻は「凄い!直ったみたい・・」「そうか、パッキングを挟んだだけだ・・」内心は鼻高々なのですが・・・
先日西友テックランドで買って来た扇風機も未だ1度も回していませんし、当分の間、我が家の電化製品はチラシの品々に目が行くことも無さそうです。
喜多方のラーメン屋さんの誰にも教えたくない冷やし中華だそうですが・・
「ならば売らなきゃ良いのにね」「味が薄くて・・黒酢掛けると丁度良いかも・・」と妻が・・
「でも麺は歯ごたえが有って、麺王(南柏のラーメン屋さん)並みだな・・」と私・・
料亭からしと刻み海苔を振りかければ本格冷やし中華そばです。ゴチソウサマ