日曜日朝の内、我が家から見た物置に変化は無い・・
物置に預かった物は、その内、取りに来るだろう・・急ぐ事は無い、今日は昨日タクシーで運んだ荷物の片付けで忙しい筈だから・・
どうも三姉妹の引っ越しが気になってお隣の様子を見に行ったら・・
思わずギョッと・・
昨日と同じ?いやもっと多いかも・・入り口の脇に積まれたガラクタ?失礼・・
然し捨てるゴミと思えない品物が大半のようだ・・
我が家の物置に残った荷物を預かったのに・・
思い切って4階迄登っていくことにした・・
我が家は2階だから4階迄上がる事は滅多に無い・・
まして、団地内でもお隣の4階に上るのは初めての事・・
ひと気の無い階段を恐る恐る2階3階と登って行くと・・
ジグザクした階段の3階を過ぎた辺りから階段の左右にガラクタ?の袋や箱が積まれているでは有りませんか・・
そして荷物を横目に4階のTさんの表札の前に辛うじて足を踏み入れて・・
同じ4階のTさんのお向かいの部屋は?表札に名前が無い所を見ると、若しかしたらこっちは空き家かも知れない・・
3階以上の階段通路の左右が荷物で一杯でも苦情が出ないのがこれで理解出来たのですが・・
Tさんの部屋のブザーを鳴らしましたが・・反応は無し・・辺りはシーンとして・・
勿論不在「そうか昨日で部屋は明け渡しているんだから不在な訳だ・」と一人ガッテンして下へ降りた・・
一旦帰宅して「何か今日も沢山表にも中にも荷物がイッパイだよ・・オカシイな~?・・」
午後3時頃、ガソリンを入れに近所のGスタンドへ・・
空に近いメーターでも20Lで満タンに・・ウイングロードの時は30~40L軽くオーバーしたのに・・
気を良くしてGスタンドを後にしたら妻から携帯に電話が・・
「Tさん達、帰って来たみたいよ・・」
「そうか・・お母さんも出て来い・・こうゆうのは女同士の方が良い・・」
又、遠慮されるのが辛い私は思い切る事を決心しました。
軽自動車から降りた私は、丁度入り口前で何やら相談?している三人姉妹の前にツカツカと歩み寄ると・・
「遠慮しないで下さい・・もうタクシー呼んだの?・・」
「いや、未だこれから・・」
「そんなら、私の軽を使って、手伝わして、遠慮は無しに、良いですね、直ぐに車に積んで、助手席に一人乗って貰って案内してくれんと・・」
流石に有無を言う事も有りません・・駆けつけた妻も「そうよ、そうそう手伝わして・・」
遂に決まりました、久し振りに私の軽自動車が役に立つ嬉しさで、気持ちは一遍に前向きに、何か嬉しくてワクワクして・・
タクシーと違って小さい車ですがスズキのワゴンRは荷物も積めますし、私愛用の台車も有ります。
又、ワゴン車で結構大きな物も積めるので、4階付近で今回はゴミとして出そうと諦めていた品物も幾つか「未だ使いたい・・」と末の妹さんが頑張って・・出て来る出て来る宝もの・・使えるものは何でも使い切るべし・・勿体ない・・
ほゞ一杯にして都合2回の往復で積むのは5人で、降ろすのは二人でも新マンション(URの建物ですが)の入り口まで台車を使って・・アッと言う間に今日のお手伝いは終わりました・・気持ち良かった、マンションの前で又デッカイ藪っ蚊に刺されて参りましたが・・
車の中で、一番上の姉さんと会話が弾みます
「おじさん?お幾つ?・・」
「えーっと・・歳は言わない事にしているのですが・・84才です・・」
「あらっ私は83才、一つ下ね~」
「ハイお若くていらっしゃる・・」
「やっぱり車が有ると良いですわね~・・私昔ニッサンに勤めていたんですよ・・」
「じゃチョっと前まで、私はお客さんだったね~、ウイングロードで39万キロも乗っていて・・」
「今度の部屋は6階でエレベータは有るんだけれど・・狭くて・・家賃が高くて・・その内又新しいとこ探して移るかも・・今3人元気だけど・・誰かが倒れたらって不安も有るし・・」
階段のガラクタは捨てるゴミなのですが、団地は曜日で分別するので、又3番目の妹さんが後日片付けに来るそうです。
今度こそ本当に引っ越しを終わって、3姉妹も私達夫婦もホッとして立ち話に花が咲いているようですが「お先に失礼を・・」・・
通り過ぎて・・チラッと耳に入りました「兎に角オジサン仕事が速くてビックリ??元気ね~‥」勿論悪い気はしません・・良い気持ちです・・快い疲れが残って・・・
妻は帰宅して「お手伝い出来て良かった・・又団地内のどっかで会えるんだから・・くれぐれもお返しなど無用って念を押しといたわ・・」「ウンその通りだ・・お手伝い出来て良かったな~」
日曜日の夜はサイゼリアです・・
二人共、ジョッキで生ビールを・・お疲れ様で乾杯!・・話題は今日の引っ越し3姉妹でお料理の写真は有りませんが・・ゴチソウサマ
そうそう今日はURで団地4階お部屋の査定があるそうです。団地の引っ越しって後も大変なんです。