団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の54年 今年の朝顔

2019-09-06 16:57:37 | 夫婦

我が家のベランダ朝顔は毎年5月頃苗を買って来て植えるのですが花の種類では無くて蔓が延びて葉が茂ればそれで良しとしますので・・去年の様に夏の間一つの花も見ることなく朝顔の一生を終えたような事もありました。

特に今年は園芸店で育ち過ぎて、既に沢山の蕾を付けて、伸びすぎて互いに絡んだ蔓を一鉢毎に解きほぐして植えたプランターの苗は根っこの生育が追い付かず・・

花は次々と咲いたのですが、日除けの役目には程遠く・・

遂に手術と称して根っこをほぐして植え替えたモノの大失敗・・一つは見事に枯れてしまいました。

再度枯れた朝顔の後は初めての夕顔に挑戦して・・

と言うより、もう園芸店にも夕顔しか残っていなかったのです・・

かくて西洋朝顔、日本朝顔、夕顔と三つのプランターで夫々の今年の夏を迎て・・

早く言えば今年も何とか日陰を作る事には成功したのですが・・

此のところ毎朝大きな緑の葉が一つ二つと下側から黄色くなっていきます。

「部屋が薄暗くて新聞も読めない・・」と奥様は愚痴りますが・・

うす暗いのは先日来の曇ったお天気のせいで、朝顔の手前、私は一向に苦にしないのですが・・

昨日ですか、妻が久し振りに古い団地住まいで一人暮らしのお友達と道であったそうです。

「50年以上団地に住んでる人は、只で(無料?)畳を取り替えてくれるんで、新しくなった畳の上で今快適に暮らしている・・公団(UR?)も新しい県営住宅の方が家賃が格安なので・・皆そっちへ引っ越しちゃうから大変そう云々・・」と立ち話の末に・・

「偶には話しないと駄目ね~・・一人だから何かと大変よ~・・お宅は旦那さんがいて(私の事らしい)良いわね~・・いつも見てるんだけどベランダの朝顔良いわね~、誰が?・・」

「勿論主人よ私が出来るもんですか・・」

「でしょうね~・・二人共元気でなきゃ・・いつまでも・・じゃ~又・・」

年取って女の独り暮らしも大変らしいが、これだけ喋れれば満足か、話相手はサッサと別れて向こうへ行ってしまったらしい・・

妻は妻で、自分がヒョイと自宅を出ていたので「鍵は持って来なかったし、留守の間に、お父さんに出掛けられたら家には入れないし、話が長くて、気が気じゃ無くて・・ヨカッタ家に居て呉れて・・」

「亭主、元気で留守が良い」の逆も有るんですね。

でも自分が褒められるより朝顔を褒められたのが嬉しくて・・

「外から眺めてくれる人もいるんだ・・そうか~・・」

又来年も元気なら「ヤルッキャナイ!」

 汗も出る暑さですが、空気は乾いていて、爽やかな風がベランダから部屋の中へサラッと入って来る今日の団地です。

二人で西友スーパーのヤマダ電器へ・・その話は又今度に・・

今日は金曜日です、丁度お昼、思い付いて「サイゼリアへ行こう」・・

お店はお客様で満席に近い位賑わっていました。

初めてのランチは最高です、値段的に、味、ボリュームも・・

 二人で千円ポッキリ・・「お弁当買って帰るよりいいね~・・」ゴチソウサマ