goo blog サービス終了のお知らせ 

季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

ムヨウラン・エンシュウムヨウラン・ウスキムヨウラン

2021年05月19日 | 菌従属栄養植物

 

ムヨウラン(無葉蘭)・・・ラン科

菌従属栄養植物と言われていますが以前は腐生植物と言われていました。

すべてが開花している訳ではないので、どのポイントを撮ったら良いか悩みました。

最初に目についたムヨウラン

このように凄い数の株立ちがたくさんあります。

とにかく、ここは無駄に沢山住んでいるのではないかと思うくらいです。

そうは言いながら嬉しいのですけどね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)・・・ラン科

違う里山で咲いていました。

副愕の下のリングのような膨らみがエンシュウムヨウランの識別点です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ウスキムヨウラン(薄黄無葉蘭)の蕾 5月12日撮影

上と同じ株です。・・・開花していました。・・・5月18日撮影

唇弁が薄い紫色を帯びています。

 

 


季節は進む・木本の花②

2021年05月18日 | 樹木

 

ネジキ(捩木)・・・ツツジ科

白い花を下向きに、たくさん付けて咲いていました。

今までにも見た事はあるんだけど、ここは比較的近くの里山でした。・・これからは苦労して訪ねる苦労が無くなった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カキノキ(柿の木)・・・カキノキ科

里山に自生していましたが、どのような種類の柿の木かわかりません。・・渋柿でしょうが!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ジロウガキ(次郎柿)・・・カキノキ科

これは柿畑に植えられていた柿の花です。・・・甘い次郎柿と思われます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マルバウツギ(丸葉空木)・・・アジサイ科

ヒメウツギより後から咲きますね。ヒメウツギより葉が柔らかいですし花床に橙色が付いています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガマズミ(莢蒾)・・・ガマズミ科

ガマズミは毛が多く托葉はありません。コバノガマズミは托葉が識別点です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エゴノキ・・・エゴノキ科

足元に大量の白い花が落ちているのに気づきエゴノキと思いました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コゴメウツギ(小米空木)・・・バラ科

この木はバラ科なんですね、ウツギはアジサイ科、ツクバネウツギはスイカズラ科と良く分かりません。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

モチツツジ(黐躑躅・餅躑躅)・・・ツツジ科

触ると花や葉がネバネバします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

椎の仲間

ズダジイだと思うんだけど間違っているかも?

この椎の木の仲間が里山で大量に咲くと山が津波でも起きているのかと目だっています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トチノキ(栃の木)・・・ムクロジ科

花は終盤でした。栃の葉、朴の葉、泰山木の葉は大きく目立ちます。

 

 


季節は進む・木本の花①

2021年05月17日 | 樹木

 

コアジサイ(小紫陽花)・・・アジサイ科

日本原産の小さなアジサイ、装飾花は有りません。アジサイの中では1番好きな花かな? 花色の濃淡は個体差があります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハリエンジュ(針槐)ニセアカシア・・・マメ科

この木の花を猿が貪るように食べていたのを見た事があります。蜜が豊富で美味しいのかな?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミズキ(水木)・・・ミズキ科

とても良く似ている木にクマノミズキがありますが花期が1ヶ月くらい遅く葉は対生、ミズキは互生です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

テイカカズラ(定家葛)・・・キョウチクトウ科

ツル性常緑低木、有毒植物

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イボタノキ(水蝋樹)・・・モクセイ科

里山の山野に普通に生えています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マルバアオダモ(丸葉青梻)・・・モクセイ科

丸葉と言っても葉が丸い訳ではありません。鋸歯が無い或は少ない

花は遠くから見ても目立ちますが果実(翼果)になると、まったく目立たなく木の上にゴミでも着いているのかと感じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホウノキ(朴の木)・・・モクレン科

真っ白な花ではなくクリーム色っぽい大きな花です。香りは良い方だと思っています。

アングル的に撮り難い花の一つですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オオアリドオシ(大蟻通し)・・・アカネ科

葉っぱがアリドオシより明らかに大きかったですが、ただ棘の長さも長く感じたので識別に不安は有ります。

常緑の低木です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アリドオシ(蟻通し)・・・アカネ科

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カマツカ(鎌柄)・・・バラ科

花弁の先が丸く可愛い花です。・・落葉低木、丈夫で強靭な木だそうですが見た目はそのように見えないです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マユミ(真弓)・・・ニシキギ科

花も終わりかけで、物凄い数です。赤い果実になったら見事でしょうね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イタチハギ(鼬萩)・・・マメ科

山野の法面などに植えられている事が多いです。・・・帰化植物

 

 


富士山>北麓・忍野方面

2021年05月16日 | 山野草(草本・木本・果実)

 

ギンラン(銀蘭)・・・ラン科

比較的何処でも見る事が出来る蘭です。・・距があるので解りやすいですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヤビツギンラン(矢櫃銀蘭)・・・ラン科

余り聞いた事のないランの名前です。

距がありません、同じく距の無いクゲヌマランと識別が難しいです。ヤビツは唇弁や側弁が同じくらいの

大きさですが花弁をほぐして大きさを見ないと判らない所があります。クゲヌマランは花の中を覗き込むと

特徴の有る小さな白いポツポツが見えます。見た目が子供の乳歯のようだと表現する方もいます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サナギイチゴ(猿投苺)・・・バラ科

地面を這うように生えていました。キイチゴの仲間ですがピンクの色に特徴がありました。・どんな味がするのでしょうか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コナラの虫こぶ

初めて見ました。虫こぶですがピンポン玉を一回り小さくしたくらいの大きさで虫こぶとしては相当大きい、

ピンポン玉以上に大きくなる物もあるとか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カラマツ(唐松)の新芽

黄葉も綺麗ですが新芽の時のカラマツも綺麗です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フデリンドウ(筆竜胆)・・・リンドウ科

とても小さいリンドウだったけど萼片が反り返っていないのでコケリンドウとは違うと判断しました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ワチガイソウ(輪違草)・・・ナデシコ科

ワダソウを見て見たい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヤブウツギ?(藪空木)・・・スイカズラ科

ウツギの仲間も種類が多く識別に苦労しますが、ヤブで良いのだろうか?

 

 


富士山>山麓・南麓の花々

2021年05月15日 | 富士山の植物

 

ツルキンバイ(蔓金梅)・・・バラ科

道路際に群生していて見事なのですが、似ているミツバツチグリも同時に咲いている事もあるので厄介です。

ツルキンバイは花弁の基部がオレンジ色っぽく見えますし葉の質が柔らかいかな?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イチリンソウ(1輪草)・・・キンポウゲ科

萼片の裏側を見ると薄桃色がとても綺麗です。・・・陽が当たったりすると、更に魅力が増すかな?

プチ群生地、そろそろ終わり気味でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コテングクワガタ(小天狗鍬形)・・・オオバコ科

道端や芝生などで見つかっている多年生の帰化植物、数年前に初めて見付けましたが

とても小さく良く気が付いたと思っています。

標高の高い所に住んでいるテングクワガタと言う種もあるようですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ツクバネソウ(衝羽根草)・・・シュロソウ科

葉は4枚輪生で柄は無し、外花被片4枚、黄色い雄しべ8本と4裂した柱頭、変わった花で群生している所も有ります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イヌガラシ(犬芥子)・・・アブラナ科

このように固まってたくさん咲いていましたが、今まで見た株はこんなに群生していなかったので識別が不安です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キクムグラ(菊葎)・・・アカネ科

ヨツバムグラと似ています。画像では解り難いが花の基部に披針形の1個の目立つ苞があるのでキクムグラとしました。

葉は4枚輪生

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ラショウモンカズラ(羅生門葛)・・・シソ科

蔓性で地面を這って伸びる。 茎の断面は四角形、沢沿いの明るい林の下や道端に生えている多年草でシソ科としては大きい花

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ツクバネウツギ(衝羽根空木)・・・スイカズラ科

ツクバネウツギ、萼片が5個、昨年はもう少し色が濃い気がしたが?

 

???

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ナツトウダイ(夏燈台)・・・トウダイグサ科

腺体は尖った三日月形とか蟹のハサミに似ています。・・・蜜を出すそうです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハナイカダ(花筏)・・・ハナイカダ科

変わった所に花を咲かせる、雌雄異株、雌花は一つ雄花は複数葉の上に有るそうです。