生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
と、吉野弘氏の詩「祝婚歌」の一節を引いて、病床でもご自分の考えを書くことを諦めなかったY先生が、昨年の春に「生きていることのなつかしさ」に別れを告げられた、と知ったのは最近でした。
そして、今日、ポストに最終号の「炎」が入っていました。
皆さんの追悼文を読んでいたら、懐かしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。隣の机で笑っておられたY先生にお会いできたような気持ちになりました。
22年もの長い間、子どもとの向き合い方や授業の仕方など、たくさんのことを教えていただきました。
子ども達の先生であり、私の先生でもありました。
別れを告げられたのではなく、遠いところで今もまだ熱く授業をされているのではないですか…。