今朝聞いた訃報が信じられなくて、K先生の転勤先の学校へ電話をしました。
「昨日がお通夜で、今日が御葬儀です」
それでも信じられなくて、御葬儀の会館へ向かいました。
入り口の正面にお名前が、その奥に笑顔の先生の写真が・・・
K先生は息子とTちゃんの高校時代の担任の先生でした。
入学式の日、教室で学級通信を配られて挨拶をされました。高校で学級通信!と思ったのと同時にとても安心しました。高校の数学の先生というイメージではなく、TVに出てきそうな素敵な女性だなというのが第一印象でした。
また、3年生でも担任をして頂きました。
仕事帰りにスーパーで買い物をしていたら、
「H君のお母さんですよね!」
と話しかけてくれて、お互いの子ども(その頃先生のお子さんは小学生でした)の話で盛り上がる、そんな気さくな先生でした。
大学生になっても、教育実習生としてK先生からたくさんの事を教えて頂きました。
そして、就職が決まり1年後、Tちゃんと結婚することになり、結婚式ではK先生に乾杯の音頭と暖かいお祝いの言葉を頂きました。
そしてその1年後、二人に子どもが産まれたときも病院までお祝いに来て下さいました。
いつも笑顔で元気な先生でした。
御葬儀でご主人が、
「妻が大好きでした。自慢の妻であり母でした。誇りに思っています・・・」
と。
穏やかに語られるご主人の両隣で息子さんお二人が、声をころして泣かれていました。
土曜日にご主人と映画を観に行かれ、その夜に急な病に襲われ、そのまま旅立たれたそうです。
K先生、今までありがとうございました。今日もたくさんの生徒さん達に囲まれてましたよ、K先生…
ご冥福をお祈りします。
2014年4月22日