23/5/24 「ニッポン樫鳥の謎」📚エラリー・クイーン 2023-05-24 | 本・映画・能楽・美術館など 1937年に刊行。日本では「国名シリーズ」の最後の作品としている。古本のような黄ばみで字が見えにくく、訳が古めかしく読みづらかったですが、内容は古さを感じませんでした。新訳で読みたかったです。犯人はまったく予想がつかないまま。最後の謎解きを読んで、予想できないはずだ、と思いました。日本の文化、風習、日本(人)に対する当時の偏見などが盛り込まれた、興味深い1冊でした。一部カシドリと異名を持つカササギは光り物が好きな野鳥。