ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

本日のCD (Charlie Haden)

2007年09月01日 23時00分40秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
Charlie Haden "Nocturn"

私の夏の超定番。チャーリー・ヘイデンのノクターン。

美しく穏やかに響くベースとラテンのパーカッションがキューバへ連れて行ってくれます。


ラム酒の買い置きはないので、ラム・レーズンのアイスクリームを食べながら聞きます。(笑)


本日のCD (Os Tres Brasileiros)

2007年07月28日 17時28分49秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
Os Tres Brasileiros "Brazil:LXIX"

ジャケットはいまいちですが、中にはボサノバというかブラジルポップスの雰囲気たっぷりなコーラスが詰まっています。1969年のアルバム。2003年の再発盤。

サウンドは電子オルガン(?)と、ラテンなパーカッションが絡み合った、ブラジリアン・フィーリングですが、なんだか汗臭くないというか、洗練された印象。「シャバダ、ディンダ、シャバ、シャバ~♪」とすがすがしいスキャットは、このジャケットの印象と相まって、70年代のブラジルに連れて行かれるようです。



本日のCD (Laurindo Almeida)

2007年07月27日 23時44分57秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
LAURINDO ALMEIDA quartet featuring BUD SHANK

私が持っているのは2002年東芝EMIのリマスタ盤ですが、今年に入ってまた再発盤が出たようですね。それだけ意義のあるアルバムであり、人気のあるアルバムなんでしょうね。

ローリンド・アルメイダはサンパウロ出身のギタリストで、1947年ごろからロサンゼルスを活動の中心に置いていたようですので、いわゆるウエストコーストジャズのまっただ中にいた人ですね。

ちょっと帯の文句を引用します。

「バド・シャンクを加えたグループによって、ブラジルのナンバーを中心に演奏した本アルバムは、当時の西海岸のジャズ・シーンに大きな話題を投げかけたものだった。ボサノヴァが生まれるずっと前に行われた、ジャズとブラジル音楽の融合という試みが見事な成果を上げていることに、率直に感動を覚える。」

いや、ホント。ボサノヴァの誕生は1950年代末みたいですから、その5年ほど前にこのアルバムが生まれているんですね。このアルバムが与えた影響はかなり大きかったのではないかと想像します。

なんと言っても、ローリンド・アルメイダのギターの何か静かな、クラシックの雰囲気を漂わせる上品な、優しいギターの音と、バド・シャンクのほのぼのとした暖かみのあるサックスのトーンが、ゆらゆらと絡み合って、音楽の譜系を語る以前に、音楽そのものとして実にきもちいい。

ちょっとノイズが乗った録音なんですが、そんなの気になりません。



本日のCD (Sergio Mendess)

2007年07月14日 11時23分20秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
最近すっかりブラジリアン。

そうでなくても、これは夏の定番であり定盤。

Sergio Mendes "Brasileiro"

最初の数曲はとにかく!サンバ!。後半はいつもの(?)セルジオ・メンデスのブラジリアンAOR風。

とにかく最初の一曲目で一気にリオかサン・パウロあたりまで連れて行かれます。

カーニバルのサンバ。

このひと言であなたがイメージしたサンバのパーカッションが、一曲目で炸裂するアルバムです。夏のドライブのお供に買って損はないと思います。


本日のCD (Marcia Lopes)

2007年07月12日 01時00分21秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
いや、もうどうにでもしてくれ、ってぐらいの暑さになってくると、やっぱり軽やかで涼やかなマルシア・ロペスの声で涼みたいと思うのです。

Marcia Lopes "LP"

この2003年のデビューアルバム時で40歳。今、43~44歳って事ですか。この声を聞いていると、「齢を重ねるというのはいいものですね」とでも言いたくなります。


本日のCD (Sergio Mendess)

2007年06月22日 00時40分15秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
sergio mendes "timeless"

熱を出して以来(?)、最高気温が連日26度以上を超えるようになって以来(?)、
とにかく最近すっかりブラジル方面の音楽ばかり聴いている気がします。

このあたりで打ち止めにしておくかなぁ。いや、でも気まぐれなのでわからんですね。。。

昨年、梅が咲く前に買った気がするこのアルバム。ドライブのお供に連れて行く事が多いです。懐かしのブラジル・ポップス(?)のカバーやリメイクがちりばめられていて、誰もが「あ、これ聞いたことある」と思うような楽曲が一つはあるんじゃないかと思います。

R&B、HipHop、、、、言い出すといろいろときりがない(話題に事欠かない(?))このアルバムですが、まぁ今の気分は理屈抜きにこの気分のよい音楽が身をゆだねたいキモチ。

ブラジリアン・ポップス(そんな風に言うっけ?)の入門にも良いかもしれません。


本日のCD (Marcia Lopes)

2007年06月16日 22時24分57秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
Marcia Lopes "Bonita"

こないだ、ベベウ・ジルベルトの事を書いたときに「ボサノバの好ましい進化形」みたいな事を言いましたが、その言葉の連想から、そういえばマルシア・ロペスがいるじゃないか、と思い出したのでした。

以下、amazon.co.jpの『このCDについて』から引用。

「カエターノ・ヴェローゾをして「知る限りもっとも美しい声の1人」と言わしめた、サンパウロの宝石マルシア・ロペス。そのクール&ビューティー度はさらに深みを増し、ブラジル音楽における洗練 良質 という言葉をこれほど体現する作品は貴重。
ボサノヴァ、サンバ、ジャズ、ポップスが高度に融合した、アコースティックな手触りの楽曲群に、ピアノやストリングスの優美な響きが加わり、マルシアの1級品のボーカルが滑らな旋律を奏でる。レパートリーはジョビン、シコ・ブアルキなどブラジルの名曲群から「ムーン・リヴァー」などポピュラー・スタンダード、さらにはビートルズの「シーズ・リーヴィング・ホーム」のカヴァーまで注目曲揃い!


珍しく全く同感です。

なじみやすい楽曲、アコースティックでシンプルなとにかく懲りすぎない音作り、マルシアの美しい声。

涼めます。



本日のCD (Bebel Gilberto)

2007年06月15日 22時54分32秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
最近の暑さのせいか、手が伸びるのはボサノバをはじめとするブラジル方面のアルバムが多くなりました。

ほんと、いきなり暑いです。なにもかもが暑さのせいなのです。あの失敗も、この失態も、実はみんな暑さのせいなんですよ、コノヤロー.....などと逆ギレしてしまいがちですが、おっと、いけない、すみません。


それにしても梅雨入りしたんですかね。梅雨前線はどこにいるんでしょうか。だんだん日本から「梅雨」という季節は無くなっていくのかもしれません。


環境の破壊とか、温暖化とか、そういうものは、じわじわと真綿で首を絞められるようなもので、気がついたときにはもう手遅れ、となるのかもしれません。「わかっちゃいるけど、やめられない」のか。。。。。このままだったら、人間は滅びるべくして滅ぶ種なのかもね。あらゆる種を道連れにして。




Bebel Gilberto


さて、ジョアン・ジルベルトの娘、ベベウ・ジルベルトの、2作目(かな?)で、実によく売れたアルバムじゃないかと思います。洗練された音づくりで、なんだかブラジル味は薄め。でもなんだかそれ以外の各国のテイスト(?)が混じり合い、味わいは濃厚。(各国ってどこだよ、ってつっこみはしないでー。なんだかちょっとユニバーサルな感じがするって事を言いたいのかな?>オレ)

個人的には好ましいボサノバの発展形じゃないかと思うわけです。

んんー、そういうのとは別に、延髄に直接クるというか、理屈抜きで聴かせる力に引き込まれるというか、、、スモーキーなベベウのアルトは、生の声をなるべく近くで聴きたいー、と思わせるのです。できる事なら耳元でうたって欲しいのでした。



本日のCD (RENATO MOTHA E PATRICIA LABATO)

2007年05月30日 23時57分49秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
RENATO MOTHA E PATRICIA LABATO "planos"

まぁ理屈抜きに、こういうボサノバ...いや、こういうシンプルなアレンジにのせた素直なボーカルが好きなのです。

ゆったりと座って、ちょっとだけ大きめの音量で、こういうボーカルに浸ると、ゆるゆると肩や頭のてっぺんあたりから力が抜けて行くのです。


本日のCD (Nara Leao)

2007年05月24日 23時55分30秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
ナラ・レオン "美しきボサノバのミューズ"

最初にボサノバをボサノバとして意識して聴いたのは、きっとナラ・レオンじゃないかと思います。 ナラ・レオン → 小野リサ→ アストラッド・ジルベルトという順番かなぁ。

今を去ること23~4年も昔の話しか。

田舎の人気のない、魚臭い漁港のとなりの海水浴場でも、ナラ・レオンの歌声は妙にその雰囲気になじむのでした。



本日のCD (Antonio Carlos Jobim)

2007年05月20日 10時55分55秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
Antonio Carlos Jobim "WAVE"

自分と同い年のアルバム。

アントニオ・カルロス・ジョビンと言えばボサノバの盟主であり、銘酒みたいな人ですし、ジョビンと言えば「イパネマの娘」であり、「イパネマの娘」と言えばGetz/Gilbertoあたりが皆さんの耳に恐らく一番触れている「イパネマの娘」じゃないかと思うわけで、そういうところからボサノバと言えば、Getz/Gilbertoのような編成だったり、ギター一本にボーカルだったりというのが、ボサノバの結構定着しているイメージの一面なんじゃないかと思ったりするわけです。

しかし、このアルバムは全編 with Strings というかオーケストラ伴奏で、ブラジル歌謡曲としてのボサノバ、インストゥルメンタル特集、とでもいうべき構成になってまして、先のイメージからすると異なります。

ただ、このアルバムが良質なボサノバである事には変わりない訳でして、どの曲も
、暑い夏の午後に、日々緊張している自律神経のネジをゆるめて涼しげな気分でぼんやりしたいような時にはもってこいな訳です。


えぇ、まだ初夏ですが、暑がりなもんで........。



それにしても、このアルバムの一曲目を聞いても、ジルベルトの歌声を聞いても思うのは、「へたうま」って絶妙なんだよなーっ、って事だったりします。





本日のCD (fabian)

2006年12月16日 01時02分34秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
 
fabian "Paradiso"

 入社間もない頃を思い出す一枚。

 寮生活。

 うだるような暑さの真夏の夜、効きの悪いクーラーも切れてしまう夜中に、ベットの上で死んだ魚のようになって、寝るに寝れずに次の週に予定している西伊豆でのキャンプを思いながら、このアルバムを聴いていた..........................................なんて事をつらつらと思い出す。