"Glamorous Life" 大西順子
"Very Special" 大西順子
なんか気がついたら disk UNION から2枚同時に出てた。
なんかこう、「時を経て更に円熟した」とか「変わらない大西順子節に圧感」とかいろいろ絶賛されそうな内容。いや、そのとおりっちゃそのとおりで、相変わらずカッコイイしうまいし好きなんだけど、感じるのはなんというか、
自己肯定感。
吹っ切れたとかいうのとも違うんだよな。なんだろう。どこからそう感じるんだろう。
こうして並べて聴いてみると、今までと感じるもんがなんかちゃうなぁ、と。
あ、だんだん変わってきているのかもしれん。(ここ10年ぐらいで?)
この人、もともと繊細で気持ちが疲れやすいところがどこかにあるような気がする、誤解されやすい人のような気がするんだけど、そういうのが全くなくなって、力みも、屈折も、屈託もなく、素直に自分を表現している2枚、とか思うわ。
それがなぜかはわかんないし、全く的外れかもしれん。笑。 多分、ただの妄想。
直接お話しした事ないわけだし (←そらそうだわ)、オンガク聴いただけでそこまでわからんわ 笑
大西順子ファンの期待を裏切らない秀逸なアルバムだけど、
本人の心持ちが全く違う様子になっているんじゃまいか.......などと妄想しながら楽しんでいる。
妄想と言えば、もしもこの人があと数センチ大きい手を持っていたらどんなだったろうとかいう妄想も湧いて出る 笑。
50になってヤキがまわってきただけかもしれん。オレ。
大西さん本人は全く変わっていなくて、実はレコードエンジニアとか制作側のスタイルとかが、がらったと変わった、といった要素で音が違って聞こえるだけだったりして?
まぁいいや。
ジャケットは、今回のもいいけど、Musical Momentsのが一番好みです。
さて、ライブも増えたから行くか!
"SHAKE" TOKU
アーバンポップ・ジャズ、みたいな造語をつくりたくなる感じ。
TOKUのボーカルもフリューゲルホンもいいのだけれど、
ピアノの宮本さんもいつもどおり落ち着いたタッチでいぶし銀、
ボーカルのAISHAも、フレッシュで初々しくも、丁寧で好感が持てる、
オイシイところをいいとこ取りの、ジャンルにこだわらない人達が作った
上質なオンガクです。
"Fanfare For The Warriors", Art Ensemble Of Chicago
アート・アンサンブル・オブ・シカゴは中毒性がある。
フリーで、前衛的な分類にはいるジャズ。
アルバムをかけっぱで適当に流していると、ハマるときはハマる。
出会いは、中野の中古レコード屋でたまたまかかっていたから。
それはたぶんこれ。
アートアンサンブルオブシカゴに出会ったというより、レスター・ボーイにであった
と言った方が正確かな。
すごいトランペットの音と思った。
テクニックがすごいらしいが、そういうのはよくわからない。
でも、楽器を泣かせる、ってのはこういう事を言うんだろうな、とは思った。
Phineas Newborn Jr. "Harlem Blues"
フィニアス・ニューボーン・ジュニアは、自分的Jazz歴でははじめの方に出てくる。
ピアノトリオで買ったアルバムではこれが最初じゃないかと思う。
この人の場合、
「ピアノは音階の最も広い打楽器」
という感じ。
とても好きなんだけど、時々「ちょっと落ち着きたまえ」と言いたくなる事がある。
Phineas Newborn Jr.: Harlem Blues @ YouTube
Hank Mobley "Roll Call"
正直 Art Blakey & Jazz Messengers のアルバムと言われても、「おお!そうか!」と思う程、区別がつかない。
区別なんかまぁどうでもいい。
いいものはいい。
ハンク・モブレーって、酷評する人はほんと散々言うんだけど、いいものはいい、と思う。
ザ・ハードバップ!
ROLL CALL
HANK MOBLEY
Hank Mobley: Tenor Sax
Freddie Hubbard: Trumpet
Wynton Kelly: Piano
Paul Chambers: Bass
Art Blakey: Drums
1. Roll Call 10:33
2. My Groove Your Move 6:07
3. Take Your Pick 5:27
4. A Baptist Beat 8:54
5. The More I See You 6:47
6. The Breakdown 4:56
7. A Baptist Beat (Alternative Take) 9:42
Recorded on Nov. 13, 1960 at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.
2002 Digital Remaster
Curtis Fuller "Blues Ette"
今更ながらのカーティスフラー。
最近ずっと「管」づいてます。
このアルバムが名作なのは、日本刀のように研ぎ澄まされた音だからだ、と思うようになったのよ。
無駄な音が一つもないというか。
それと、このアルバムは、とりわけ、CDよりもLPの方が音が良いと如実に感じる一枚でもある。
なぜだー
リマスタリングされたCDあるいはSACDが出るようなら買い直すか、と思っている。
Emma Kirkby "The pure voice of Emma Kirkby"
これは DECCA の名盤のひとつと思っていたけれど。
確信に変わりました。
BDP-105DJL で再生し、感動を新たにした。
プラシーボでもなんでもいい。
こんなふうに感動できるなら。価値はある。
AL COHN/ZOOT SIMS SEXTET "from A to Z"
これも SONY Musicの Jazz collectin 1000 シリーズの1000円CD。
オリジナルジャケットでの再プレス。この10月に再発。
四ッ谷のいーぐるでよく聞いた気がする。
Jan 23,24 1956 at N.Y
MONO
Al Cohn-Zoot Sims Sextet
From A to Z
Al Cohn (ts)
Zoot Sims (ts)
Dick Sherman (tp)
Hank Jones (p)
Dave McKenna (p)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson(ds)
1. Mediolistic (3:30)
2. Crimea River (3:09)
3. A New Moan (3:52)
4. A Moments Notice (3:19)
5. My Blues (3:14)
6. Sandy's Swing (3:23)
7. Somebody Loves Me (2:51)
8. More Bread (3:05)
9. Sherm's Terms (2:59)
10. From A To Z (2:58)
11. East Of The Sun (4:19)
12. Tenor For Two Please, Jack (4:26)
13. My Blues (Alternate Take) (3:17)
14. More Bread (Alternate Take) (3:10)
15. Tenor For Two Please, Jack (Alternate Take) (4:19)
16. Somebody Loves Me (Alternate Take) (3:06)
これも SONY Musicの Jazz collectin 1000 シリーズの1000円CD。
オリジナルジャケットでの再プレス。この10月に再発。
四ッ谷のいーぐるでよく聞いた気がする。
Jan 23,24 1956 at N.Y
MONO
Al Cohn-Zoot Sims Sextet
From A to Z
Al Cohn (ts)
Zoot Sims (ts)
Dick Sherman (tp)
Hank Jones (p)
Dave McKenna (p)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson(ds)
1. Mediolistic (3:30)
2. Crimea River (3:09)
3. A New Moan (3:52)
4. A Moments Notice (3:19)
5. My Blues (3:14)
6. Sandy's Swing (3:23)
7. Somebody Loves Me (2:51)
8. More Bread (3:05)
9. Sherm's Terms (2:59)
10. From A To Z (2:58)
11. East Of The Sun (4:19)
12. Tenor For Two Please, Jack (4:26)
13. My Blues (Alternate Take) (3:17)
14. More Bread (Alternate Take) (3:10)
15. Tenor For Two Please, Jack (Alternate Take) (4:19)
16. Somebody Loves Me (Alternate Take) (3:06)
モントル-・ジャズ・フェスティバルの渡辺貞夫
いやぁ改めても改めて、なんで今更このアルバムを?
ってなもんですが、これが久しぶりに聞いたらいいんですよ。
破綻寸前で一旦踏みとどまって、そこから突き抜けた感じというか。
1. ROUND RIP: GOING AND COMING(23:31)
2. LAMENT(12:26)
3. TOKYO SUITE:SUNSET(12:22)
4. PASTORAL -THEME-(2:34)
Sadao Watanabe (as, fl &sn)
Yoshiaki Masuo (g)
Yoshio Suzuki (b)
Hiro Tsunoda (ds)
Recording Date: June 18, 1970
Casino de Montreux, Switzerland
SONY Musicの jazz collection 1000. だいぶお世話になってます。
このアルバムは2000年のDSDリマスタリング盤とのことらしい。
The J.J.Johnson Quintet "Dial J.J.5"
J.J.ジョンソンのトロンボーン絶好調!
トロンボーンのスライド音が聞こえないのが不思議なぐらいの超絶。
実はエルヴィンジョーンズのドラムの名演盤でもあると、密かに思っている。。。
J.J.Johnson, trombone
Bobby Jasper, saxophone, flute
Tommy Franagan, piano
Wilbar Little, bass
Elvin Jones, drums
1. Tea Pot (J.J.Johnson) 5:27
2. Barbados (C.Parker) 4:33
3. In a Little Provincial Town (B.Jasper) 4:17
4. Cette Chose (B.Jasper) 3:15
5. Blue Haze (M.Davis) 5:08
6. Love Is Here to Stay (I.Gershwin, G.Gershwin) 2:42
7. So Sorry Please (B.Powell) 4:14
8. It Could Happen to You (J.Burke, J.Van Heusen) 3:47
9. Bird Song (T.Jones) 5:36
10. Old Devil Moon (B.Lane, E.Y.Harburg) 6:43
Recording
29 Jan 1957 (Tracks5,6,8,9)
31 Jan 1957 (Tracks2,3,4)
14 May 1957 (Tracks1,7,10)
at N.Y
J.J.ジョンソンのトロンボーン絶好調!
トロンボーンのスライド音が聞こえないのが不思議なぐらいの超絶。
実はエルヴィンジョーンズのドラムの名演盤でもあると、密かに思っている。。。
J.J.Johnson, trombone
Bobby Jasper, saxophone, flute
Tommy Franagan, piano
Wilbar Little, bass
Elvin Jones, drums
1. Tea Pot (J.J.Johnson) 5:27
2. Barbados (C.Parker) 4:33
3. In a Little Provincial Town (B.Jasper) 4:17
4. Cette Chose (B.Jasper) 3:15
5. Blue Haze (M.Davis) 5:08
6. Love Is Here to Stay (I.Gershwin, G.Gershwin) 2:42
7. So Sorry Please (B.Powell) 4:14
8. It Could Happen to You (J.Burke, J.Van Heusen) 3:47
9. Bird Song (T.Jones) 5:36
10. Old Devil Moon (B.Lane, E.Y.Harburg) 6:43
Recording
29 Jan 1957 (Tracks5,6,8,9)
31 Jan 1957 (Tracks2,3,4)
14 May 1957 (Tracks1,7,10)
at N.Y
Hank Mobley "WORKOUT"
ハンク・モブレーの、1ホーンもの。
グラント・グリーンのギターとの絡み。
メンバーが豪華。というか、ぱにぽん好みメンバー。
必要以上の緊張感や圧迫感はなく、かといってリラックスしすぎた緩みもなく、
どこか頑張りすぎたような熱や気負いもなく、
プロっぽく、
さらっと、「さぁやろうぜ」
って感じ。
かっこいい。
WORKOUT (BLUE NOTE 37771)
HANK MOBLEY
HANK MOBLEY, tenor sax :
GRANT GREEN, guitar :
WYNTON KELLY, piano :
PAUL CHAMBERS, bass :
PHILLY JOE JONES, drums.
1. WORKOUT 10:00
2. UH HUH 10:45
3. SMOKIN' 7:28
4. THE BEST THINGS IN ILFE ARE FREE 5:16
5. GREASIN' EASY 6:59
6. THREE COINS IN A FOUNTAIN 5:26 *
* BONUS TRACK, NOT PART OF ORIGINAL LP
Originally recorded on March 26, 1961 at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.
Remasterd in 2005 by Rudy Van Gelder.
Tracks 1-5 originally issued in 1962 as BST 84080
Track 6 originally issued in 1985 on BST 84431
Hank Mobley "WORKOUT" on Youtube
Nicole Zuraitis "PARIAH ANTHEM"
なんで買ったかちょと思い出せなかったアルバム(笑)
多分、立ち読みした雑誌で、割と気が合う音楽評論家的な人が勧めていた記事があったのだと思う。
ジャケ買いでない事は確かだ。なぜならこのパターンは危険(?)なんだ。
美しいジャケットだけど、このパターンの実体は、結構体格のりっぱなおばちゃんである、という事案例多数。(当社比)
// 確認のためのgoogle画像検索は、敢えてしない。世の中には知っておくべき事の方が多いのだけれど、中には知らなくていい、知らない方がいい、という事もまた、それなりにあるものなのだよ。
と、ふざけてみたけど、正味、見た目はどうでもいい。
あの評論家の評価がいいという事ならば、伸びがある声で地力がある印象って事だ。
予想通り、そのとおり。
結構よい。
サウンドはオーソドックス。シンガーソングライター・サウンドっていうか。
Mongo Santamaria "Mr.Watermelon Man"
パーカッションの天才、モンゴ・サンタマリアのウォーターメロンマンがCDででてたので買った。
CDでは見たことがなかった。
まだ若手だったハービーハンコックが曲をモンゴ・サンタマリアに提供。
ファンキー×ラテン×ジャズ !! このパターンは結構好き。
彼も後でwatermelon manが入ったアルバム出してますよねー。
Herbie Hancock "Headunters"
ガツガツした感じなものを聴きたくなって、今日は Fall Out Boy "Where did the party go?"
踊れる....っていうか、ボーカルの独特のエッジが効いた声が楽曲とよく合っている。
ついつい口ずさんじゃうねぇ。
ハードコア・パンクが原点なの?この人達?
でもいろんなのが心地よく混じり合ってる。
まぁ型に嵌めて分かろうとしなくてもえぇのじゃ。
この感じは悪くない。
Fall Out Boy "SAVE ROCK AND ROLL"