Ligia Piro "Strange Fruits"
「どんな時に聞いても許せてしまう声」というのがいくつかあって、
それも変化していくのだけれど、
ここ6~7年ぐらい変わらず許せてしまうのが、Ligia Piro。
アルゼンチンの歌い手。
シルキーで、安心して音楽に身をゆだねられる声。
張り詰めてがんばっちゃう感じがまったくない。
疲れ切って頭のてっぺんまでしびれているような時には結局これをかけてしまう。
声楽とか詳しくないし、調べてみてもいないけど、きっとこの人は基本をみっちりやった人なんじゃないの?
と勝手に想像している。
そいういう安心感。
さらりと歌うので、一聴「さらりとしすぎていて深みに欠ける」的、通ぶった評価もできるだろう。
でも、この人の場合はタダの「さらり」ではないと、
実力に裏打ちされたある種の軽やかさなんだと思うんですよ。
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