ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

本日のDVD (恋する惑星)

2008年11月30日 22時02分22秒 | 本日のDVD
ウォン・カーウァイ "恋する惑星"

重慶森林 1994/香港/101分
【監督】ウォン・カーウァイ
【脚本】ウォン・カーウァイ
【出演】金城武/ブリジット・リン/フェイ・ウォン/トニー・レオン


どこの映画館で観たか思い出せませんが、当時(今もですが)かなり気に入った映画でした。観た後、モーレツに香港に行きたくなった記憶があります。(笑)気持ちを重ねやすい映画と感じます。


昨年「マイ・ブルーベリー・ナイツ」が売れたので、ボックスセットのDVDなんかも出ているようですね。


「天使の涙」「欲望の翼」とで、ウォン・カーウァイの三部作なんて言われ方をするようです。中身もいいんですが、邦題がいいですよね。邦題がいい、って結構珍しいと思うんですよね。「なんでこんな邦題つけたんだよ!」って方が多い。特にアメリカ産ラブロマンス系。 ま、いいですけど。


ウォン・カーウァイの監督作品一覧 ~WikiPediaから~

* 1988年 いますぐ抱きしめたい(旺角卡門)(監督/脚本)
* 1990年 欲望の翼(阿飛正傳)(監督/脚本)
* 1994年 恋する惑星(重慶森林)(監督/脚本)
* 1994年 楽園の瑕(東邪西毒)(監督/脚本)
* 1995年 天使の涙(墮落天使)(監督/脚本)
* 1997年 ブエノスアイレス(春光乍洩)(監督/脚本)
* 2000年 花様年華(監督/脚本)
* 2004年 2046(監督/脚本)
* 2004年 愛の神、エロス(愛神之手)(ミケランジェロ・アントニオーニ、スティーヴン・ソダーバーグとのオムニバス、監督/脚本)
* 2007年 マイ・ブルーベリー・ナイツ My Blueberry Nights (監督/脚本)
* 2007年 それぞれのシネマ To Each His Own Cinema (オムニバス、監督/脚本)


「ブエノスアイレス」は、ゲイの話なのでついて行けそうになくって食わず嫌いしていますが、、、、、気になる作品ではあります。。。。。





フロッキーシュー

2008年11月30日 14時19分05秒 | mobile blog

出張前のちょっとした買い物に出かけたら、ミスタードーナッツでいろいろキャンペーン中で、ついふらふらと。。。。。

11/1から新発売のフロッキーシューをお試し。






ポン・デ・リングの生地を少し柔らかくしたものをベースにカタチはフレンチクルーラー。味は、想像どおりです。なんというか、1+1=2というか。。。

ミスドのWebページでは、「外はカリっと、中はふわふわ」みたいな事を書いてありますが、微妙。

普通においしいけどね。




本日のCD (Evgeny Lebedev)

2008年11月26日 23時11分54秒 | 本日のCD
Evgeny Lebedev "fall"

新しい息吹を感じさせる独自の世界を持つピアニスト、ピアノトリオの話を、Helge lien Trio の時にしましたが、そういう若手がまだいました。ロシアのエフゲニー・レベデフ。1984年生まれですから、まだとても若い。←このリンク先にあるサイトに本人の写真がありますが、若い。

エストニアのトヌー・ナイソーの事を書いてて思い出しました(笑)


このアルバムは昨年のもの。ここ半年結構聞き込んじゃいました。


この人も独自のオリジナリティーを持っています。


ロシアのジャズというとなにか前衛的で、軟弱ジャズファンのわたくしとしては、「なんだかすごいらしいんですが、それでも誠にあいすみませんがわたくしにはよくわかりません」というのが多かったのですが、このエフゲニー・レベデフは独自の世界を持ちつつ決して難解ではありません。むしろ分かり易く、美しい。そして奥深さを持っている。このアルバムについていえば楽曲もいい。カバーもオリジナルよりもいいかも、と思わせる。


ぱにぽん結構手放しでべた褒め。実際のところかなりいいです。ピアノ・トリオになじみのあまりない方にもお勧めできます。とにかく質が高い。ロシア、やはり芸術については侮れません。エフゲニー・レベデフのピアノか、ロパートキナの白鳥か、ボリショイのサーカスか、って言うぐらいです。(ぱにぽん談)


最近新譜を出しましたが、まだ聴いてません.....。



これがなんなのか調べてませんが、このジャケットもインパクトあります。





本日のCD (Tonu Naissoo Trio)

2008年11月25日 23時16分34秒 | 本日のCD
Tonu Naissoo Trio "FOR NOW AND FOREVER"

エストニアのピアニストトヌー・ナイソーのアルバム。

久しぶりに澤野工房で一枚買ってみた、と。

とにかく耳馴染みのいいメロディ、柔和な音、気むずかしいような曲もなんだかアク抜きされてとても聴きやすくなる.....この人の人柄なんでしょうかね。気取らない演奏で飾らないメロディは、誰でも聴く度に惹かれていく、、、そんな印象でした。

楽曲もスタンダードと、オリジナルがほどよくブレンドされていて、バランスがよく感じます。



エストニアの位置が今ひとつわからなかったので地図帳なんか広げてみたら、首都のタリンはフィンランドの首都ヘルシンキとは海を挟んで60km程度、ロシアのサンクトペテルブルグの西300km弱。

ロシアから独立した国ですけど、ロシアのイメージよりも、多分北欧のイメージなのかなー、と勝手に想像。


1951年生まれ。6歳でクラシック・ピアノをはじめ、タリン音楽学校、タリン州立芸術学校を卒業後、米国バクリー音楽大学のスカラシップを受けているそうです。彼のホームページによると。デビューは1967年という事ですから、16,7歳ですよ。相当なキャリアですね。彼の父親もジャズ・ミュージシャンであり、音楽教育家のようで、エストニアじゃ知られたジャズ音楽一家という事なんでしょう。


まだ数回しか聴いてませんが、このアルバムは結構アタリなので、少しディスコグラフィーを追いかけてみようかな。






本日のDVD (ストレイト・ストーリー)

2008年11月24日 00時06分32秒 | 本日のDVD
ストレイト・ストーリー

スカパーのMovie Plusで録りダメしていた一枚。つまり買っていませんが、買ってもいいと思った一枚。

監督はデビット・リンチ。

デビット・リンチと言えば、

”エレファント・マン”
”マルホランド・ドライブ”
”ツイン・ピークス”
”デューン ~砂の惑星~”

などなど。

などなど、と言いながら、他の作品が思いつかないだけですが。


ロード・ムービーっていうんだろうか。アイオワからウィスコンシン。年老いて満足に歩くこともできない主人公アルヴィン・ストレイトが、車の免許もないし、他人に乗せてもらうのも嫌なので、自分で小型トラクターを約600km運転して、倒れた兄に会いに行く、という話。


アルヴィン、その気持ちわかるぜ。

約600kmって、都心から横手までの距離とだいたい同じなんだよね。(笑)


歩くのと同じぐらいのスピードのトラクターに見えますから、時速4kmで一日6時間運転して3週間。途中でトラクターが故障したり、いろいろあるからおおむね4週間の間の物語という事かな。



他の作品とはちょっと違って、淡々とした話の運びと、気持ちのいいアメリカの田舎の風景と、じわじわっと心の芯に沁みてくる主人公アルヴィン・ストレイトの静かな心の動き、ラストの星空にグッときました。


恐らく3年おきぐらいに観ると、その度に違うことを感じる映画だと思います。


"Brother .... is Brother...."


多分、次回観た時には心に残るセリフも違うんだろう。





本日のCD (Laurindo Almeida)

2008年11月23日 00時01分23秒 | 本日のCD ~夏の定盤~
LAURINDO ALMEIDA "GUITAR FROM IPANEMA"


THIS IS BOSSA NOVA!
あっという間にそこは夏の海辺であります。

LA4やQuartetのイメージのローリンド・アルメイダではないです。ボサノヴァのローリンド・アルメイダ。


以前ここで書いたローリンド・アルメイダのアルバムはこれ↓で、

Laurindo Almeida Quartet


それより以前にはこちら↓の、

アランフェス協奏曲


なんかも日記に出没しているんですが、それらの雰囲気とはちょっと違う、どっぷしボサノバ、な、アルバム。





本日のCD (HIGH FIVE)

2008年11月22日 18時29分08秒 | 本日のCD
HIGH FIVE "FIVE FOR FUN"


基本的にハードバップからジャズに入ったと言っても過言ではないわたくしであります。この人達の事を、爽やか系ハードバップ!と勝手に呼んでいます。

エネルギッシュでパワフル、Dirty, Oily, Smellyと言われたblackなhardbopも大好きなのですが、それらとは一線を画す現代風hardbopなのですな。


昨年ブルーノート東京にこの人達が来たのですが、結局なんやかんやで行けませんでした。泣く泣くチケットを他人に譲りました。うぅぅ。


上手くてノリがいいから、カッコイイ。あぁ、シンプルってステキ。



このジャケットも、とってもいい!サイコー!




本日のCD (Helge Lien Trio)

2008年11月21日 23時47分39秒 | 本日のCD
Helge Lien Trio "Hello Troll"

お気に入りのピアノトリオ、ヘルゲ・リエン・トリオの今年の新譜。

本当にトロールが出てきそうな深い森の苔生した地面を、単焦点レンズで思いっきりボケ味を生かして撮影したジャケット。

今回は全編オリジナル。いかにもヘルゲ・リエン・トリオのアルバム。


「音」が気持ちいい。

ピアノトリオは、音数(おとかず)が少なめなので、その演奏や、各パートのインプロビゼーションの緊張感などにキモチが向いてしまう事が少なくないです。


でも不思議なことにこの人たちのアルバムは、トリオとしての演奏そのものより、そこからふわりと離陸して、音からイメージする世界に浮遊してしまう感じ。



お気に入りのピアノトリオと言えば、e.s.tがありますが、リーダーのエスビョルン・スヴェンソンの他界で、もうe.s.tとしてのアルバムはでないんだろうな....。享年44歳。非常に残念です。


同じ北欧出身で、日本で売れ始めた時期が結構重なっていたこの二つのピアノトリオですが、ぞれぞれ独自の世界を築いています。

e.s.tは少しエレクトリカルなエフェクトを使って独自の世界を、ヘルゲ・リエンはその現代的なオリジナル曲と演奏で独自の世界を。

でもなにか「定石を破った!でも、決して難解じゃない!」感というか、「ジャンルの枠にとらわれないJazz」というか、「とにかく、アルバム丸々そのコンセプトに賛同!」感のあるトリオ、というか、いつもながら上手く言えないですが、音楽界における立ち位置みたいな、大きな意味での方向性としてはなにか似ているような印象を持っているトリオ、と思っています。


雑誌の紹介記事のように、全部ひっくるめて「北欧っぽい透明感」とか言ってしまっては、これはもうなんともミもフタもないのですが、、かと言って自分もうまく言える訳でもなく。






本日のDVD (踊れトスカーナ)

2008年11月20日 23時50分06秒 | 本日のDVD


DVDと言っても、持っているのは録画DVDですが。
今日じゃなくて先々週、体調が悪くて寝込んでいた週末に見ていました。

久々にみていいなぁと。

数年前、2年間ぐらい、ワールドカップ・スキー全戦を見たくてスカパーに加入していたことがあります。その時に映画やアニメをDVDに撮り溜めしていたのが結構大量にあって、その中の一枚。

イタリアの田舎町に、スペインからフラメンコダンサーが公演ツアーに来るのですが、予約していたホテルが手違いで取れていなくて、、、ひょんな事からその町の会計士の実家(農家)に泊まる事になるんですが、会計士がダンサーに恋をして、、、、、というところから始まるお話。

レズの妹、ちょっとイっちゃてる弟、調子にのってハッパでラりる陽気な親父。離れにひっそり住んで姿を見せないおじいちゃんとは、いつも道ばたから家に向かって怒鳴って会話している。。。。なかなか個性的ながらも割とありそうで、なんだか親しみの湧く家族。

そこにフラメンコダンサーのツアーが絡むのですが、、、、特に何か物語りがあるかと言うと、あまりありません。ストーリーにヒネリも緊張感も、なにもないのですが、イタリアの田舎町+ひまわり畑の風景+フラメンコ(チックな)ダンスで、結構満足。

好みははっきり分かれる映画でしょうね。基本的に、世の中からは「駄作」に近い評価を受けているんじゃないかと、勝手に想像してますが。わたしはこの映画の気楽さ加減は好きですね。


この映画以外でどんなものに出ているかはわかりませんが、主演女優のロレーナ・フォルテーザは、いかにも、なラテン美人で、スタイルもとても綺麗。本格的なフラメンコダンスは期待できませんが、雰囲気はとてもいいです。


最後も、happy ending。これが結構好きなんだな。

~~


僕の父の父であるジーノ・クァリーニは

孫が生まれた日に死んだ

祖父はひとりで生きることを望み

ある朝独りでこの世を去った

スペインへ発つ前の彼の一言が忘れられない


「ジーノ!明日スペインへ行くよ!」


彼はたったひと言こう叫んだ


「オーレー!!」




このシーンで、ちょっと、グっと来ました。爽やかな後味です。


奇妙なジンクス(?)

2008年11月12日 21時44分00秒 | 家族の肖像
小学生の娘と話ししていると、小学生特有の奇妙な風習やジンクスに出会います。

未だに言い争いはなぜか言葉が改まって「ですます調」になる事が少なくないようですね。

この間びっくりしたのは、

「会話の中でハモると、ハモった文字数の倍の数だけ、ロシア人とブラジル人が死ぬ。」

というもので、なかなかこの突拍子もない荒唐無稽さ加減はなかなかすばらしい。

思いついた奴ぁどんなやつなんだろうなぁ。



本日のCD (高中 正義)

2008年11月08日 16時43分06秒 | 本日のCD

高中正義 "虹伝説"


なんとなく入ったHARDOFFで目に入ったのでつい買っちゃいました。

高中正義のDISCOGRAPHYはこちらからどうぞ。

高中は中学から高校とよく聴きました。KittyRecords時代のレコードしかもってなかった、というか、Kitty時代のレコードは全部あるので、移籍してから聴かなくなったんだなぁ。


今日はぐずついた空模様。風邪もなかなか全快しないので虹伝説でも聴きながら引きこもり。