ぱにぽん

徒然なる言いたい放題

ハイレゾってやっぱりいいです

2017年02月04日 22時57分07秒 | 音楽とAudio
今日はとりあえずメモ。

ここ1年ぐらい同じ曲の音源ソーズで、「通常」と「ハイレゾ」をとっかえひっかえして遊んでいる。


※えーっと、とりあえずここでは「通常」と「ハイレゾ」って言い分ける事にします。
基本プロファイルは以下のとおり。

通常:手持ちのCDを、FLACでRIPPINGしたもの。要はCDレベルの音源
サンプリング周波数 44.1kHz/量子化ビット数 16bit

ハイレゾ:ハイレゾ音源売っているサイトで買ったやつ。比較に使ったのは、
サンプリング周波数 96kHz  /量子化ビット数 24bit


<<ぱにぽんの結論>>


1.聴覚上の違いは確実にある
  多分誰でも違いを認識できるレベル、と思います。
  ブラインドテストしても、誰でも、かなり高い確率で聞き分けられる!、と思います。だってぱにぽんが違いわかるんだもの。

2.特にドラムで違いが顕著に思います。シンバル、ハイハットと、バスドラと、、、、つまり高音と低音の両極に行けば行くほど違いがわかりやすいと思います。あと、倍音が多いもの。トランペットとかサックスとか、、、ギターも結構。(あ、音源比較はしてないんだけど、パープシコードはハイレゾ音源すげかった。これは余談)

3.ただし、違いが顕著なのは、同じハイレゾ音源でも、ただ昔の音源をアップサンプリングしたものより、ハイレゾ用にレコーディング・マスタリングされたもの、のように感じます。

これはきっとその時代時代で再生環境などを想定したマスタリングがされている(と思う)ので、マスタリングした「時代」の差が出てしまうとかいう感じなんじゃないのかなぁ。

えーっと、

つまり、最近の、ハイレゾ再生前提にマスタリングされたハイレゾ音源データが一番いいと感じたと。

昔の音源のアップサンプリングは、通常音源(CD)よりはイイ場合が多い気がするんだけど、、、、よい再生環境があればLPレコードの方がいいんじゃねぇか?という感覚を持っている。

LPとハイレゾ音源をうまく比較をする環境がないのでこれはやってみないとわからないが、あまりやってみたいと思わない(笑)


という、もしかしてあたりまえの結論?


なるべく純粋に「音」の違いに集中して比較したつもりよ。。。まぁ音がいいと、音楽にのめり込みやすいんですけどね。



再生環境は、

「うちのネットワークオーディオ環境」のところにも掲載しているこれ↓な。



スピーカーは、Philips FB880 と mhi EVIDENCE MM01A をとっかえひっかえして比較した。


また、

SONY Walkman NW ZX100

でも、音源データとっかえひっかえしてみた。


うちのネットワークオーディオ環境

2016年01月30日 23時03分27秒 | 音楽とAudio


DLNAについてちょっと囓っておこうと、少なくともネットワークオーディオ環境に関連するところだけでも.....と、あちこちWebを巡回してみたのだけれど、まーなんてゆーか概してわかりにくいページが多いんだなぁ。それでもこのあたりを参考にしながら、ちょー簡単に概念をまとめてみた。というか、自宅の環境をベースに理解しようとしてみた。

いろいろ取っ払って基本概念はこれだ!(たぶん)

DMC:デジタルメディア・コントローラー
DMS:デジタルメディア・サーバー
DMR:デジタルメディア・レンダラー

基本はこの3つの機能だ。ほんとは DMP:デジタルメディア・プレイヤーという基本ファンクションもあるわけだけど、まだ腹に落ちていないので脇に除けて、とりあえず絵にしてみると。



DMCがDMRに、「DMSにあるこの曲を再生しろや」とリクエストを送ると、それを受けとったDMRが対象楽曲をDMSから受け取ってその後の再生処理をする、っと。それだけと言えばそれだけ。

この規格にこんな感じの”機能”があるわけなんだけど、世の中はいろんな”実装”があるので、結構混乱する。。。

えーっと、このあたりの話しも一旦脇に置いておいて、この絵に嵌めて、我が家の構成を図示してみると、こんな感じ。

※ 黒線がLANで、点線のところは WiFi。青線は、HDMIケーブル接続。


スマホのDMCアプリ(BubbleUPnPなど)で、NASに格納されている楽曲データをブラウズして、「再生」ボタンを押すと、そのリクエストが、OPPO BDP105に飛んで、OPPOのDMR機能がそれを受け取り、OPPOのDMP機能を起動して、NASからデータを受け取り、デコードしてアンプへ送出、、、、、というような流れ。


スマホのDMCのスクリーンショットだとこんな感じ。
上の方にあるRENDERERのところで、DMRを選択。(画面はうちのOPPO BEP-105が選択されている状態)

で、LIBRARYのところにNASが出てくるから、フォルダを辿っていってもいいし、GenreとかAlbumとか、PlayListを辿って、好きな曲を選択するだけ。




OPPO BDP-105は、DMCの機能も持っているのだけれど、操作は断然スマホアプリの方がよい。

古い、もう使っていないスマホを引っ張り出してきて、DMC専用機にしてます(笑)


実際の実装においては、DMR下部の機能はぜーんぶアンプに込み込みになっているものだったり、いろいろあるんですねぇ。このあたりはオーディオコンポーネントと一緒と言えば一緒かな。

もちろんDLNAサーバというか、DMS(NAS)機能はパソコンでもできます。業界標準的な実装はTwonkyってやつ。そのサーバソフトをパソコンに入れればいい。そうなるとDMC+DMSがPCってことになる。

うちは、パソコンの買い替えの度にデータをがちゃがちゃ移行したり統合したりってのが嫌だったので、DMS(NAS)は分離してある。

上の絵ではごちゃごちゃするのがいやだったので書いてないけど、DMSの実装のデファクトがTwonkyのようなので、Twonky対応(Twonkyサーバ機能入り?)NASを買って、DMSを構成しているってのがうちです。

そうするとね、HDDを外付けできる、アンプ+DMR機能+DMS機能ってな製品も、きっと企画はされていて、そろそろ出てくるかもね、、、、ってなるわけですよ。ノイズ対策が大変そうなので、音質的に高品位なものを作るのが大変そうだけど、意外にLINNあたりが本気で作るかもなぁと思っていたりする。

なぜならハイレゾ環境にクラシックファンが本格的に反応・移行しつつあるような雰囲気を感じるから。

まぁでもね、ハイレゾ音源の再生の仕方って、ネットワークオーディオ環境を作らなくても、ハイレゾ音源をネットで買って、それをUSBストレージに落として、USBストレージに対応したDACに突っ込めば再生はできるので、売り方含めてそっち方向で発展する可能性もあるとは思うけど。

どうなりますかね。うちはDLNA環境に舵を切ったけど。





我が家の構成図の中で、OPPO BDP-105とAVアンプはとりあえずHDMI接続をしているけれども、OPPOは、バランス端子も、RCA端子もあるので、ステレオ・ピュアオーディオ環境でいいなら、例えば管球プリアンプを接続する事もできる。


子供部屋にはONKYOのちょっといいパワードスピーカーを部屋に置いていて、iPhone(or walkman)とパワードスピーカーをつないだ再生環境。

iPhone にはアプリを入れればDMC+DMR機能を任せられるので、上記スクリーンショットで言うと、レンダラーに「LOCAL」を選べば、そのままで、まるでお手軽なネットワーク・ラジカセってな感じ。(ラジカセは死語か...この構成について時間があったら絵にします。。。。してみました。)




いちいちiPhoneやwalkmanにCDからRippingした楽曲を移さなくてもいいし、おやじにCD貸してって言わなくてもJazzとか手軽に聞けるし、便利、とのこと。



オーディオ・デジタルライブラリ環境の構築

2016年01月07日 22時23分24秒 | 音楽とAudio
さて、OPPO BDP-105も導入した事なので、ある程度本腰入れてデジタルライブラリをつくるかという気になってきた。

以前から、あふれかえるCDをなんとかするにはこれしかないと思っていたんだが、めんどくさくてやってなかった。時間もなかなかとれないし、、、、何かをするには何かをやめなければならないときもある......故に年末は年賀状作業を今年は廃止してみることにしたのだった(笑)不義理で申し訳ない。

さて、大々的に不義理を決定したので、半端では済まされない(?)

まずはオーディオ用のNASの導入。候補はいろいろあって、
価格.comだとこのあたりのリストから選ぶことになるわけですよ。

BuffaloのLinkStation421D
BuffaloのDELA
QNAPの各種製品

あたりからさてどうしようかと迷いましたが、、、結局、BuffaloのLS421DEに。
当然DNLA対応だし、OPPOのページでもサポートが明示されていたし、DSDもいけるし、、、、、。

設置・設定自体はごく簡単。省略。
ついでに家庭内LANをGIGA対応に。HUBとケーブル入れ替えただけなんだけど。
カテゴリ7ケーブルをCD管内を引き回すのはまた後日にした。
そろそろルータと無線LAN設備も入れ替えないとな。。。。ま、それはまた今度。

さて、基盤(?)がある程度できたので、早速ライブラリ構築。

CODECは、今までがiPod Classicに合わせた環境( iTunes / ALAC)だったのだが、汎用性を考えるとやっぱりFLACにしておいた方がいいだろう。ALACが必要になったら、FLACからコンバートすればいいや、と。

うちはMacとWindows、iPhone/Android、iPod/Walkmanの混在環境だし。

さて、それらに対応したPC側のソフトウェアも重要なんだけど、Mac用はまずXLD一択。
Windowsは、長女が使っているSONYのMedia Go!でまぁいいか。割と不満はないし。

さて、これでパソコンでせっせとCDからデータを取込みNASへ格納する。
一週間で30枚をノルマにしてみると.....
30x50=1500/年
あう。。。うちのCD全部取り込もうとすると、3年かかるのか。。。。



後で整理するけど、関連URL

Codec
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88
http://aviutl.info/onnsei-codec/
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130729_609442.html

FLACをiTunesに取り込む方法
http://www.fonepaw.jp/tutorials/convert-play-flac-in-itunes.html
http://blog.livedoor.jp/jijijolno/archives/1015613555.html
http://ototoy.jp/feature/flac

OPPO
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20121207_577719.html


2015年12月04日 23時42分23秒 | 音楽とAudio
大西由希子って知らなかったけど、この人のSAXの音いいと思う。

↑この映像はまだ普通っぽいけど、他の映像見ると

着てる物や髪の色の趣味と、音楽とのギャップが凄いんだが、

この人の音楽センスはいいと思うわ。


少なくとも、矢○▼織とか、小林なんとかさんとは、比較するのが失礼なぐらい段違いに大西由希子の音がいい!!


OPPO BDP-105D JAPAN LIMITED

2015年11月28日 21時05分36秒 | 音楽とAudio

買っちゃったよ。OPPO BDP-105D JAPAN LIMITED

DIGAのBlu-rayが再生も録画もできなくなっちゃったんだよね。

HDD録画した番組をダビングする機能が必要なんだけど、DVDには書き込めるからまぁダビングよりも...とにかくBlu-ray Diskが再生できないとね。

あ、SACDもDVD-Audioも再生できないとね。

できれば、ビデオカメラも買ったことなので、AVCHDフォーマットも再生できるといいねぇ。

どうせなら、Ether接続して、NASからハイレゾ音源も再生できたらいいねぇ。

PCをUSBで直づけできる、USB-DAC機能もあるといいねぇ。

せっかくだから、画質も音質も高品位な方がもちろんいいよなぁ。。。。

うーん、そうするとコレになっちゃうんだよなぁ。

なんで日本のメーカーはこういうの出さないのかなぁ。

過渡期かな。



で、どうだって? いやはや期待以上の映像と音!!



TAOC インシュレーター

2015年08月24日 23時17分39秒 | 音楽とAudio

スピーカーのセッティング時に使うインシュレーターは、なんだかんだ言ってもこれに戻ってくる。

TAOC TITE-46GP


石の上に置くだけで十分よかったり、木製のラックの方がよかったもするんだけど、

インシュレータ使うなら、これがいい場合が多い。

なんでだろうね。


正直、ブチルゴム系とかソルボセインとか、ゴムっぽい物とか、効くときはすごく効くんだけど......

総じて、オレと相性が悪いと思うぞ(笑)。



それにしてもこのインシュレーター、昔からこんな値段だったかな?

記憶より、倍ぐらいになっているような。。。。




Bi AMP

2015年08月11日 22時54分49秒 | 音楽とAudio

バイワイヤーでスピーカーとアンプを接続して、ケーブルで音色が大分変わるのをいろいろと楽しんでいたのだけれど、

そういえば、オレのAVアンプはバイアンプもできるじゃないか。

そういえば、オレってば、AVアンプを買った動機の一つもバイアンプだった。

買って数年それを忘れていたなんて。。。。



一応メモね。

バイワイヤー接続:以下の絵はPhileWebから拝借

バイワイヤーすると、比較的音の純度が上がるというか、すっきりするというか、響きがきれいになるというか、高音の伸びがよくなったように感じるというか、そういう印象を持っている。




バイアンプ接続:以下の絵はONKYOさんのサイトから拝借




ちなみにうちのAVアンプは、Pioneer の VSA-1020

FRONT用のSP出力と、SORROUND BACKのSPの出力が同じなのね。



で、聴いてみると.............


うわ.....結構な差がでるなぁ.....

バイアンプと、通常接続のA/B比較での聴覚上の印象で言うと

・音圧が増したように感じる

・特にウーハーが元気になる(笑)
  低音が少し早くなった気がする
  音像全体に奥行きが増した気がする

・弦ものやピアノの倍音がきれいに響く

そこで、スピーカーケーブルもちょっととっかえひっかえしてみた。
BELDEN/Ortofon/Pioneer/SAEC/Cardas/OYAIDE etc.etc.

結果、今のところ以下に落ちつています。

ツイーター側:SAEC(たぶんSPC-650。あれ?850?)

ウーハー側:Cardas(Quadlink-5c.....古いっw)



いやはや、早くやっとけばよかったよ、バイアンプ



ところで、ケーブルとっかえひっかえして気が付いたこと。というか、前から思っていたこともあるけど、メモ。

(1) 固いケーブルは、音の輪郭がはっきりする傾向にあると思った。逆にやわらかいケーブルは眠たい音になりがち。モンスターのNMCとか安めでやわらかくて取り回しが楽なんだけど、眠たい音。かといって、固けりゃいいってもんでもないんだけど、ある程度の目安にはなる気がしている。


(2) 芯材の純度の違いは、俺にはわからない。5N/6N/7Nなんてのは作りが同じなら聴覚上差がない気がする。「違いがわからない男」ってだけかもしれないけど、純度はオレの中ではプライオリティ低い。


(3) 同じ芯材でも、シールド材や芯材とシールドの間に挟まっているものでだいぶ音が違う気がする。(1)にも通じるところ。
だから、やわらかいケーブルは、何かかぶせて締め上げて固くすると音が変わるんだと思う。興味本位の実験してみたいけど、なんかいい方法はないかな?


まぁ心材だけじゃないところで音の差がでるからこそ、オーディオ用のスピーカーケーブルを作っているメーカさんは、いろんな独自の工夫して「自社の音」を作っているんだろうけど。

あたりまえっちゃ当たり前か.....



blackbird

2015年08月01日 22時16分06秒 | 音楽とAudio
様々な人にカバーされて、もはやスタンダードな曲になったポールマッカートニーの Blackbird.

心が弱っている時に聞くと、涙腺が緩む。


Blackbird (The Beatles)

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

Blackbird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
All your life
You were only waiting for this moment to be free

Blackbird fly, blackbird fly
Into the light of the dark black night

Blackbird fly, blackbird fly
Into the light of the dark black night

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

mhi Evidence MM01

2015年07月10日 01時09分28秒 | 音楽とAudio

mhi Evidence MM01 買っちゃいました。




上の白い、ちっこい方ね。

形式:2ウェイ2スピーカー
ユニット:ピュアアルミリボンツィーター、4.5インチ 紙コーンウーハー
クロスオーバー周波数:10KHz
インピーダンス:4Ω
入力感度:90dB(2.83V/1m)
許容入力:75W
周波数特性:65Hz~120KHz
外形寸法:152(W)×247(H)×229(D)(接続端子を含む)
重量:4.0kg

スピーカースタンド状態なのは、うちのメインスピーカー PHILIPS FB880。
スペック(笑)




ずっと欲しかったんだよね。

お店の在庫処分市で、40,000円、定価の約半額で出ているのをネットで発見。

気がついたら発注してましたとさ。



実質フルレンジ一発に、10KHz以上はツイーター足しましたという雰囲気。

このウーハーはなかなかがんばっていると思う。

素晴らしくバランスがいい。



おいらは、フラットで自然な音が好き。

mhiもPHILIPSも、どちらも傾向はいっしょで、フラット志向。


ボーカルが真ん中にすっくと立ち上がる。定位がいいって言うのよね?


比べれば、ウーハーがでかいぶんだけPHILIPSの方が深みのある音。

でも女性ボーカルはmhiも素晴らしい。

やっぱり高音がすっきりと伸びるのは気持ちがいいよ。

解像度も全く問題ない。



高解像度でフラットで自然な響き。


この手のサイズのスピーカーにありがちな、

「ニアフィールドだと素晴らしいけど、普通に距離を取るとちょっと....」

というのもない。

自然に、普通に鳴る!



そりゃ、でかいウーハーのシステムには低音負けますけど。


端子は、しっかりしたバイワイヤリング用のがついてる。

そういう意味でもいろいろ遊べる(笑)

このサイズなので、あちこち持ち込んでいろいろ遊べる。八ヶ岳とか。(笑)


LIVE! 徒然

2014年02月02日 22時52分21秒 | 音楽とAudio

ここのところ1ヶ月おきぐらいに大坂昌彦のライブに行っている。

大阪出張した夜にたまたまロイヤルホースであったライブとか、お茶の水のNARUでのLeader Liveとか。

ライブに行くと、「やっぱりJazzはライブなんだよな」と、思う。

どの楽器もマイク--スピーカーを通してない、この小さな箱(ライブハウス)の中での「生音」はCDには決して写し取れないのだろうと思う。

ハイハットの上下の間にある空気が押し出されて音が出る感じとか、

トランペットやサックスのベルがこっち向いた時にすっ飛んでくる音の感じとか。

「空気」の振動を全部そのまま写し取れないのだな。


もちろんAudioを通した音楽を否定している訳ではなくて、同じ音楽でも「違う」ものだという事。

ライブに比べてずっとお手軽に音楽を楽しめるAudioの良さは代えがたいものだし、

ライブとは別の音楽の楽しみ方があるしね。



ただ、ライブの「生音の音楽」を知った方が、ライブそのものもAudioも楽しめると思うのだな。



首都圏の良さはそういう機会が比較的たくさんある事。

「行こう!」と思った時や、「今日は行ける!」ってなった時に、どこかでなにかやっているところ。

会社でちょっといい事があった予定のない金曜日の20:00過ぎに、ふと思い立って銀座のno birdへ行ったことがあった。

そんな事ができるのは、改めてよく考えると幸せだな、と。

雨の日のYouTube

2013年03月31日 09時02分00秒 | 音楽とAudio

雨の日は自転車に乗らない。

まぁ、家で YouTubeでも見ながらだらだらするかと。

先日、中東のジャズミュージシャンのアルバムを聞いてから、なんとなく民族音楽っぽいのをつまみ食いしている。


中東からいきなり欧州にくるんだけど、地中海のコルシカ島。ここも死ぬまでには一度行っておきたいところ。

フランス領なんだな。ずっとイタリアだと思っていたけど。ナポレオンはイタリアで生まれたと思い込んでいたけれど、フランスで生まれていたんだ......

"A Filetta -Sumiglia"


「コルシカ語」で歌われるコルシカン・ポリフォニー。

生活の一部となっている習慣のようで、日常的にいろいろなところで歌が歌われているらしい。

「男性のみ」の多声合唱。メロディーが割と独特。中東~東欧の民謡に通じる旋律があるように感じる。

基本アカペラ。 コルシカ「島唄」だねぇ。YouTubeでは教会で歌われているものが多い。一番歌われる機会が多いんだろう。


この旋律や合唱の雰囲気はなんとなくブルガリアを想起させる。

Малка Мома - Нели Андреева

奇跡のブルガリアン・ボイスw

これはひところCMに使われたのであまりにも有名。

この独特のしゃくり具合っていうか、旋律は中東から中央アジアとその近隣にわりと通じるもののように感じる。


トルコあたりだとこんな風 

Classical Turkish Song, Françoise Atlan - Üsküdar'a Gider İken


トルコから中東、東欧、欧州の南北を経てスペインまでジプシーによってスペンまで運ばれるとフラメンコ。
// ほんとにそうかは知らないけれど、そんな感じ、ではあるんだろう。


現代風の聞きやすい方からね。

flamenco arabe....gipsy200 Sanakay


でも、セビリアで聞いた歌はもっとこんな風に叩き付けるように歌っていた。。。

Spanish Gypsy flamenco song


さて、欧州の南西のはじっこアンダルシアまではこんな風に伝わった。

これが北へ伝わっていくと.......とか、キューバから南米へ伝わると......とか、


そういう話はまたの機会に気が向いたら。

ヘッドホン(AKG K702)

2012年12月27日 22時13分59秒 | 音楽とAudio
使い始めて3年(あれ?4年?)。やっぱりいいね。

性能とコストのバランスがいいと思ったので買ったが、ちまたでは

「けいおん!」のみおちゃんが使っているやつの廉価版(廉価版じゃない方は7~8万)だとか、アニオタ御用達だとか言われているらしい。

そんな事はどうでもいい。

いいものはいい。

バランスが大変よろしい。

価格以上の音であるとぱにぽんは評価する。



=====

AKG
K702

=====
■タイプ:ダイナミック、オープン型
■インピーダンス:62 ohms
■再生周波数特性:10~39,800Hz
■許容入力 200mW
■感度 105dB/V
■ケーブル長:約3 m single-sided (99,9% oxygen-free)
■ケーブル着脱式
■プラグ:6.3mm/3.5mm ステレオプラグ (ストレート)
■入力変換プラグ(3.5mm→6.3mm)付属
■重量 235g (with out cable)
■発売 2008年6月
■定価 オープン
■購入価格 \26,000


 ↓ これはその前に使っていたやつ。
   これはこれで開放的な音とかけごこちで疲れなくて、「詰め切っていない音」って感じはあるんだけど、普段使いする上では気楽で疲れないヘッドフォンとして重宝していたんだけどね。
=====

SENNHEISER
HD495
=====
■型式 ダイナミック型オープンエアタイプ
■振動板
■インピーダンス 32Ω
■再生周波数帯域 17-23,000Hz
■許容入力 100mW
■感度 106dB/mW
■コード 3mOFC ステレオ3.5/6.3mmプラグ
■重量 120g
■発売 1999年1月
■販売終了
■定価 \18,000
■購入価格 \6,000